平成18年度 第3回 静岡市市民自治推進審議会 会議録 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日

平成18年度 第3回 静岡市市民自治推進審議会 会議録

 

 

1 開催日時  平成18年7月14日(金)午後3時~午後5時

 

2 開催場所  駿河区役所3階 大会議室2

 

3 出席者  【委員】

小野寺委員、木村委員、坂野委員、佐野委員、祖父江委員、

田中委員、日詰委員、前山委員、森委員

        〔欠席〕

        守屋委員

       【市側】

       (事務局)

        大石参事、山口副主幹、野田主査、古荘主査、鈴木主査

       (市民参画推進条例庁内プロジェクトチーム)

        望月主査、吉井主幹、深澤統括主幹、

 

4 開 会   事務局(大石参事)

 

5 議 事

日詰会長     では、さっそく議事に入ります。

         議事1の「(仮称)静岡市市民参画推進条例素案(答申案)」について、事務局より説明願います。

事務局(大石)    議事1について、資料1-1~1-4に基づき説明

日詰会長     議事の進行については、資料1-1の条例素案に沿って進めて参りたいと思います。それでは、条例素案の第1章総則について、ご意見はありますか。

佐野委員     4(市民参画の基本原則)での「べし」の活用に関して前回意見を述べましたが、「べし」が強調の意味で一貫して使われているならば、それは意味のある表現になると思います。

田中委員     4の別案と比較すると判定は難しいところですが、語気としては別案の方が弱いが、文章としてみると、意味合いは別案の方が強くなるように思えます。

木村委員     現在は素案ということで、文体は「です・ます調」(以下、口語調という。)になっていますが、一般的には、最終的な条例では「である調」(以下、文語調という。)になると思うのですが、これには法令での決まりがあるのですか。

日詰会長     これまでの条例の作り方の体系は、文語調となっています。ただ、前文で口語調が使われるケースはあります。

木村委員     口語調の方が市民から見れば親しみやすいと思います。法制上のルールが伝統や慣習に基づくものであっても、これからの市民社会のあり方を考えると、個人的にはこの点も改善できればと思います。

日詰会長     自治基本条例が文語調であることから、現時点では、この条例でも法制のルールに沿って条例化することになるかと思います。

深澤統括主幹   全国的にみると、理念型の条例について、いくつか口語調のものが出てきています。しかし、この条例のように市民の権利などに及ぶものについては、表現が曖昧になることは望ましくありません。条例は、時代に左右されない普遍性も要求されます。今後、口語調の文体を検討していくには、言葉のルール化を厳正に検討する必要があります。現時点では、この条例の内容を考えると、これまでの法制ルールに従って制定作業をすることになろうかと思います。しかし、当審議会からこのようなご意見があったということは、真摯に受け止めたいと思います。

日詰会長     確かに今後において、この点の変革の可能性も出てくるのではないでしょうか。

木村委員     自治基本条例では、パンフレットを作成し分かりやすくPRをしていますが、同様にこのような方法により周知していくことで、この点を補うことも重要であると思います。また、誤解は生じないと思いますが、条例素案2(2)のまちづくりの定義では、主語がないことに違和感を覚えます。

事務局(大石)   この定義は、自治基本条例にある定義をそのまま引用しています。自治基本条例との整合を図る上では、法制上この条例においても同様の定義を用いる必要があります。

木村委員     条例素案5、6の表現については、市民参画における市民と市の対等の責任性という観点から同様の表現がとられるべきだと思います。

日詰会長     事務局にて、市民と市の責務に関しては、同じレベルで扱うよう表現について検討してください。

小野寺委員    5(4)、(5)で市民意向の的確な把握や市民参画の継続的な発展について規定されており、これとの関係において、第2章における第1節の市民参画手続による意見、第2節の市民参画手続を経ずに提出された市民の意見、第3節の市民意向の把握による意見の3つの意見の区分については、資料1-3により把握できますが、これらをどのように5(4)、(5)の考え方に基づいて関係づけられるかが具体的にみえないような気がします。

日詰会長     整理してみますと、第2章第2節や第3節による市民意見や市民ニーズをさらに市民参画手続にフィードバックさせていくようなことも必要であるため、5(4)、(5)でこのことを読めるかどうかということですね。

事務局(野田)   その点に関しては、条例素案17で今まで議論をしてきた行政マーケティングという考え方で3つの意見をすべて施策立案時の検討の対象とし、新たな市民参画手続に繋げていくという仕組みを体系づけていると思います。ただ、時系列に並べてはいない点で具体的なイメージは一見つきにくいかもしれませんが、考え方としては、第2章では、17で具体的に明記していることになります。

前山委員     総則においても、5(4)の「広い市民の意向を的確に把握して」というところで、この点は解釈できるものと思います。

田中委員     市民参画手続を経ないで出てきた意見の市民参画手続への発展性に関しては、例えば5(3)の「市民参画の機会の積極的な提供」という規定にて読むことができるかと思います。つまり、ここでは積極的に市民参画の機会を設けることで市民参画のチャンスは1回だけではないということを示していると思うのです。

日詰会長     5(3)、(4)、(5)でこの辺りの点については、包括的に解釈できるのではないでしょうか。また、総則的事項の具体的な施策への反映は、条例の運用に当たって第4章にある当審議会の役割において担保していくことが必要であると思います。

木村委員     5、6の市民と市の責務規定については、義務規定と努力義務規定を明確に区分する必要があると思います。個人的には、すべて語尾の表現としては「~しなければならない。」で統一した方がよいとは思うのですが。

小野寺委員    自治基本条例との表現上での整合を図るとすれば、4については、「べし」の方がよいと思います。

日詰会長     それでは、条例素案の第2章について、ご意見はありますか。

小野寺委員    資料1-2の市民意見提出手続の2(3)において、意見の提出方法が規定されていますが、例えば目に不自由のある方が意見を表明する際の口頭による手段は「その他」に含まれるのですか。

事務局(大石)   含まれます。運用において、配慮されるべき事項であると考えます。

前山委員     資料1-2の内容は、条例、規則などの法形式においては、どこで規定していくことになるのですか。

事務局(大石)   規則を念頭においているのですが、他の条例等との関係において、答申後に精査する作業があります。

木村委員     資料1-2の各方法の規定の中に、事前公表に関するものがありますが、ここで具体的に公表する時期について、具体的に定めることは考えていないのですか。

事務局(大石)   当然、常識的な時期の設定が前提となります。また、施策や手法によっては、妥当な時期に差異が出てくることも考えられので、この点を踏まえ検討いたします。

木村委員     資料1-2にある「会議・討議型」に2つの手法がありますが、ここでは、これらの2つに限定されるのですか。

事務局(大石)   2つの手法とも、これに類する手法にもある程度対応できるよう、その設計には幅を持たせています。

日詰会長     現段階で普及している有力な手法ということになるかと思います。外国では、他の手法も取り入れているところもあるのですが、他の自治体を参考にしてみても、現段階ではこの2つは有力な手法になってくるものと思います。今後においては、新しい手法が取り込まれる可能性もあると思います。

事務局(野田)   新しい手法の開発、研究に関する事項は、答申に当たっての附帯意見として盛り込んでいただけたらと思います。また、「会議・討議型」にある手法も幅を持たせたつくりになっており、審議会等においては、構成員の全部を公募とする市民会議の類も含む内容となっています。

祖父江委員    条例素案の12(対象施策以外への市民参画手続の活用)は7の規定の中に含めた方が分かりやすくなると思います。

日詰委員     この点については、事務局にて検討していただきたいと思います。

木村委員     条例素案の15の見出しは「自発的」という言葉が使われ、本文においては、「率直に」という言葉が使われていますが、この条文は自発的という意味合いが強いところになるので、本文にも「自発的」という言葉を盛り込んだ方がよいと思います。

日詰会長     それでは、条例素案第3章、第4章について、ご意見はありますか。

木村委員     資料1-2における審議会等の会議の公開等に関する規定の中に非公開とする場合の規定がありますが、この決定をする権限はどこに属するのですか。

深澤統括主幹   通常、この点については、審議会等の設置条例で規定することになります。また、会議の公開等の決定についても、原則としては個人情報保護条例や情報公開条例に照らし、委員に諮った上での決定になろうかと思います。

前山委員     非公開の決定は、特殊なケースに該当するのではないでしょうか。

日詰会長     それでは、全体を通してのご意見もいただけますでしょうか。

小野寺委員    「対話型」の手法に含まれるかもしれませんが、施策について、専門知識のある市民に意見を聴くというヒアリング形式も有効であると思います。

事務局(野田)   有効であることは間違いありませんが、市民参画がすべての市民を対象とする観点から、ある特定の層の市民の意見を聴取する性格の手法を、他の手法と同列に市民参画手続として扱うことは、条例の構成上合理性を欠くことにもなります。したがって、市民参画手続を補完する手法として位置づける必要があるかと思います。

田中委員     以前、静清合併の協議の中で、アンケートをとることになりましたけれども、その中でアンケートでは見えてこない行間部分をヒアリングで補うよう要望した経緯があります。このように、補完的な位置づけであれば有意義だと思うのですが、事務局の説明にもあるように他の市民参画手続の手法と同列に扱うと行政の恣意性が働く可能性も出てくるのではないでしょうか。

木村委員     審議会等の「等」にあたる部分は具体的に名称を出して規定していくのでしょうか。

日詰会長     現況、市ではどういう基準で名称を使い分けているのでしょうか。

深澤統括主幹   地方自治法では、審議会、審査会等の名称を挙げているため、市が任意に要綱等で設置する審議会等については、できるだけ名称が紛らわしくならないよう配慮しています。

事務局(野田)   条例では、代表的な名称を先に示すような資料1-2にある規定例のようになるかと思います。

木村委員     条例素案20において、この条例による当審議会の役割が規定されていますが、これを見ますと市長から意見を求められた場合に、意見を述べる形となっています。市長からの諮問がない場合には、審議会からは意見を表明できないということになるのですか。そうであれば、受身的である感が否めません。

前山委員     この条例で、別の審議会等を設置することでこの点をクリアーすることもひとつの考え方ですね。

祖父江委員    当審議会は、自治基本条例第27条の規定により諮問機関として位置づけられるため、この枠の中で当審議会の機能を考えた場合、条例素案20のような規定になるのではないでしょうか。

日詰会長     自治基本条例で当審議会の役割、機能が規定されていることから、これとの整合を図る必要がありますね。

事務局(野田)   形式的には諮問、答申の形をとりますが、運用により審議会への意見の求め方を工夫することで、実質的には能動的な意見を市に表明することが可能になるかと思います。限定的な問いかけ方だけでなく、包括的な問いかけ方をすれば、実質的に能動的な審議に基づく答申(意見表明)が可能になるのではないでしょうか。

深澤統括主幹   祖父江委員や事務局からの説明のとおり、今回の条例素案20の考え方は、自治基本条例で規定されている枠の中での当審議会の役割、機能をベースにしています。しかし、あくまで同じ条例という形式での規定になりますので、この条例で新たに機能を付加することも検討する余地は残されています。ただし、審議会の乱立は、一方では、行政効率を妨げる要因にもなりますので、その点も踏まえ次回までに検討したいと思います。

日詰会長     それでは、時間も過ぎていますので、議事2「これまでの審議事項の論点整理」について、事務局より説明をしていただき、意見等がある場合には、個別に事務局までお願いしたいと思います。

事務局(大石)   資料2に基づき説明。

日詰会長     資料2のこれまでの審議事項の論点については、答申における附帯意見のベースになりますのでご承知ください。

事務局(大石)   会長からのご説明のとおり、この論点は答申における附帯意見のベースとなりますので、ご意見がある場合には、事務局までお願いいたします。次回の審議会が答申前の最後の会議になりますので、このご意見等を踏まえ事前に案を送付しますので、次にはこれに対するご意見もメール等手段は問いませんので、事務局まで頂けますようお願いいたします。次回審議会は答申案の最終合意の場となり、厳しい日程となりますが、ご検討、ご協力をよろしくお願いいたします。

日詰会長     事務局からの説明のとおり、次回が答申前の最後の審議会となりますので、委員の皆様にはお忙しい中での作業になるかと思いますが、ご検討をよろしくお願い申し上げます。

         それでは、時間も過ぎておりますので、本日の議事を終了いたします。

 

 

6 閉 会   事務局(大石参事)

 

 署 名

 静岡市市民自治推進審議会 会長 日詰 一幸

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