平成16年度 第3回 静岡市自治基本条例等検討懇話会 会議録 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日

平成16年度 第3回 静岡市自治基本条例等検討懇話会 会議録

1 日 時  平成16年5月12日(水) 午後3時~5時

2 場 所  静岡市役所 静岡総合事務所9階 特別会議室

3 出席者  (委 員)篠﨑座長、田中委員、石光委員、川口委員、高木委員、手崎委員、鍋倉委員、日詰委員、稲葉委員、小長谷委員、長澤委員、松浦委員、三浦委員、荒田委員

※欠席 劔持委員、菊島委員、

(事務局)松村総務部長、都築総務課長、山村行政改革推進室長、加藤主幹

4 開 会  篠﨑座長

 5 議 事  (仮称)静岡市自治基本条例素案について

<第7章 住民投票について> 

 篠﨑座長   前回は第6章までご検討をいただきましたので、本日は残りの第7章及び第8章の検討をお願いします。

それでは、第7章の検討をお願いします。住民投票を規定するに際して、政策法務課から三点ほど懇話会としての考え方をまとめて欲しいという要望が出されていますので、懇話会としての考え方をまとめたいと思います。まず、1点目の「代表制民主主義(議会)との関係」についてはいかがでしょうか。

小長谷委員 (政策法務課の要望を補足説明)

鍋倉委員   選挙で争点になっていなかった政策や事項について、市民の声を反映する意味で住民投票は重要と考えます。また、市民がどれだけ主体的にかかわれるかがという観点でも住民投票は必要と考えます。

稲葉委員   代表制民主主義を補完するという観点から住民投票は必要と考えます。したがって、現在の法体系のもとで規定したいと思います。

三浦委員   私も、代表制民主主義を補完するものと考えています。また、住民の関心をその事項に注目させる意味でも重要です。ただし、実施に当たっては十分な情報公開が前提であり、投票結果に拘束力は持たせるべきではないと考えます。

松浦委員   まちづくりに参画しているという意思表示が市民自治によるまちづくりにつながるものと考えます。市の決定に反対の意思表示をすることも、協働によるまちづくりと考えます。投票者の年齢要件は緩和したいと考えます。

川口委員   補完するという意味がよくわかりません。市民は、選挙に際して総合的な判断で投票するが、個別の政策に対して市民の声を反映させる制度が保障されていないので、住民投票制度が必要と考えます。私は、投票結果に拘束力を持たせるべきだと考えます。

篠﨑座長   補完するとは、議会が意思決定する際に、その結果を尊重するということではないでしょうか。

高木委員   市民の意思表示の一つのツールとして必要と考えます。また、拘束力がないとやる意味がないと考えます。実施に当たっては十分な情報公開や資料提供がないと正確な判断ができません。

石光委員   議会と市民の意識が乖離している場合に必要だと思います。また、市民の意思表示が保障される制度が必要だと考えます。私は、常設型の規定がよいと思いますが、一方で市民が感情に流されずに冷静になって判断できなければ怖いものと思っています。市民も勉強しなければならないと思います。

日詰委員   投票結果に拘束力を持たせるには、長と議会の姿勢と市民の成熟度が必要です。したがって、私は、今の段階で拘束力を持たせることは反対です。また、実施に当たって経費もかかることも考慮しなければなりません。いろいろ検討し、慎重にやったほうがよいと考えます。

篠﨑座長   住民投票の必要性については大体意見も出そろったと思います。代表制民主主義を補完するもの、市民の意思表示や市民の声を反映するもの、自治意識を向上させ市民参画を推進するものというご意見に集約されると思います。それでは、2点目の「対象事項」の検討をお願いします。

荒田委員   本市の場合、合併とか大きな公共施設の建設ぐらいしかないと思います。経費もかかることなので、住民投票の規定そのものにあまり意義がないと考えます。

川口委員   これからは、受益と負担という観点からきびしい選択を迫られる時期が来ると考えています。特に、本市の場合は、川とか海岸の保全といった環境面での負担が考えられます。従来は国負担だったものが、地方負担になり、さらに目的税の創設といった市民負担の時代になるのではないでしょうか。そういった市民負担が必要となる事項が対象になるのではないでしょうか。

田中委員   もらった資料にも、ふさわしくない事項として高度に専門的な事項が挙げられていますが、市民生活に重要な結果を及ぼす事項であれば住民投票が必要だと考えます。専門的なことでも市民が理解できるように説明する責任が市にあるのではないでしょうか。

篠﨑座長   他にどうでしょうか。現時点で考えられる事項は、今各委員から発言があった事項ぐらいではないでしょうか。3点目の「静岡市において住民投票を規定する必要性」については、いままでのご意見そのものと思います。

       それでは、今までの議論を踏まえ、条文の検討に移ります。政策法務課からは、住民の直接請求の規定や議員発議の規定は、自治法に規定されていることなので外すべきとの指摘がありますがどうでしょうか。

鍋倉委員   自治法と重複しても、市民の立場からは規定して欲しいと思います。

稲葉委員   この会で当初に、市民主権とかの重要なことは重複しても規定しようということを約束しました。この手続き規定はそれには該当しないので、外すべきと考えます。手続き規定は、市民参画条例で規定すればどうでしょうか。

長澤委員   市には、説明責任がこの条例で規定されています。したがって、手続き的なものは規定する必要がないと思います。

日詰委員   条例を制定する背景も考慮すべきだと考えます。市民の思いや立場を尊重したいと考えます。

三浦委員   1/50の署名が適切なのか疑問もあるので、外すべきと考えます。

小長谷委員  条例の解説書に請求手続きなどを記載すれば、あえて規定する必要もないと考えます。

鍋倉委員   重要な事項は市民からの発議が重要なので、必要だと考えます。

高木委員   これからはいろんな分野で市民からの提案型の住民投票が多くなると思います。したがって、どう請求したらよいかを、市民がこの条例を見れば分かるようにしておくべきです。違法でない限り入れて欲しいと思います。

長澤委員   住民投票は最後の手段です。その前にこの条例の規定に従い協働・参画を進めることが大事です。そのような規定に比べると、住民投票の条文に比重を置きすぎだと思います。

日詰委員   最後の切り札なので、抜かせ方も必要となると考えます。

石光委員   市民に分かりやすい条例であって欲しいと思います。

手崎委員   自治法と同じ規定であれば、必要ないと考えます。市民は本当に必要と考え実行に移すとなれば、いろいろ調べます。

篠﨑座長   意見が二分したように思われますが、今後、タウンミーティングなどで広く意見を聞いた上で最終判断をすることとし、現時点では一応入れておくこととします。 

 

<第8章 まちづくり推進審議会について>

篠﨑座長   次に、第8章の検討をお願いします。

       政策法務課からは、この機関を「この条例に基づいたまちづくりの実施状況を監視する機関」と位置付けるより、「この条例を守り育てる機関」と位置付けたらどうかという意見が出されていますが、どうでしょうか。

また、第2項第3号の「市民の不利益に関すること」については、まちづくりにおいて市民参画や協働が阻害されているケースでは、第1号及び第2号によって審議されるべきで、行政の行為によって市民の不利益を受けた場合は、現行の法制度で対応すべきとの指摘ですが、どうでしょうか。

鍋倉委員   現行の法制度で対応すべきとは、訴訟なりを起こせということでしょうか。相談窓口機能としてこうゆうものがあれば、市民にとって便利で手軽くなると思うのですが。

高木委員   この条例に反する市民の不利益に関することとはどのようなことが予定されているのでしょうか。

事務局(加藤)市民からの提案を掲載したもので、事務局も高木委員同様にこの条例に反する市民の不利益に関することとは何なんだという疑問があります。まちづくりにおいて市民参画や協働が阻害されているケースでは、政策法務課の意見にあるように、第1号及び第2号によって審議されるべきであるし、行政の行為によって市民が不利益を受けた場合、例えば行政に申請書類を出したのに破棄されたとかのケースは行政不服審査法とかで対応すべきと考えますし、この条例に規定するのはふさわしくないと考えます。

篠﨑座長   事務局から説明がありましたがどうでしょうか。       それでは、政策法務課の意見にしたがって修正してください。       これで、一通り検討を終わりましたので、ここで傍聴人から発言を許します。10分間以内でおねがいします。

 6 傍聴人の発言

     この条例は、市民の権利を宣言するものだ。自治基本条例からまちづくり条例に検討の軸足が移った感じがする。

     住民投票では、外国人の扱いも検討してもらいたい。

     議会のことを気にせずに住民投票の議論を深く行って欲しい。

 7 今後の日程について

篠﨑座長  次回は、素案全体を固めるための会議を531日(月)の午後3時から、ここ9階の特別会議室で開催したいと思います。事務局から連絡はありますか。

事務局(室長)次回の会議までに、今までに出された市民からの提案、委員の皆さんのご意見、政策法務課の意見などを総合的に判断し、事務局としての素案を作成し送付しますので事前にご検討ください。

     また、タウンミーティングの日程と委員の出席表も同封しますのでよろしくお願いします。

 8 閉 会

  ※ 傍聴人 3名

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