平成16年度 第6回 静岡市自治基本条例等検討懇話会 会議録 印刷用ページ

最終更新日:
2015年3月26日

平成16年度 第6回 静岡市自治基本条例等検討懇話会 会議録

 1 日 時  平成16年8月23日(月) 午後3時~5時

 2 場 所  静岡市役所 静岡総合事務所新館9階 特別会議室

 3 出席者  (委 員)篠﨑座長、田中委員、石光委員、川口委員、高木委員、手崎委員、鍋倉委員、稲葉委員、小長谷委員、長澤委員、三浦委員、荒田委員 劔持委員、松浦委員

         ※欠席 日詰委員、菊島委員・・・以上2名

       (事務局)松村総務部長、山村行政改革推進室長、加藤主幹、中嶋主任主事

4 開 会   篠﨑座長

5 議 事   

篠﨑座長     では、さっそく議事に入ります。

本日は次第にありますように、(1)「市長への提言とパブリックコメントについて」及び(2)の「提言書(案)について」の事務局の説明を受けた後で、(3)「提言書(案)」について検討をお願いしたいと考えています。

 それでは、(1)「市長への提言とパブリックコメントについて」事務局から説明をお願いします。

事務局(山村) (1)「市長への提言とパブリックコメントについて」の説明(5分程度)

篠﨑座長     それでは次に、(2)の「提言書(案)について」事務局から説明をお願いします。

事務局(加藤) (2)の「提言書(案)について」の説明(15分程度)

篠﨑座長     それでは、今の事務局の説明を踏まえ(3)「提言書(案)」について検討をお願いします。

         まず、前回の懇話会での議論に基づき事務局で調整した、提言書本文に添付する「条例素案要綱」から検討をお願いします。

それでは、委員の皆さんのご意見をお伺いします。いかがでしょうか。

石光委員     条例素案要綱8(3)「まちづくりに参画する市民は、公共の利益を念頭において、発言したり行動しなければなりません。」および条例素案要綱8(4)「市民は、まちづくりに要する負担を主体的に分任しなければなりません。」とありますが、例えば、負担を主体的に分任するというこの一文が存在することにより、まちに必要なゴミ処理施設などの迷惑施設の設置を市民に強要するようなことになりませんか。また、市民から「負担の具体的な内容は何ですか。」と聞かれた場合に、何と答えたらよいのでしょうか。

篠﨑座長     条例素案要綱8(4)における分任する負担の具体的な内容は、(1)税金、(2)受益者負担金、(3)施設使用料等が含まれると思います。

事務局(加藤)   それ以外に、町内会での草刈りの際に出る空き缶等のゴミの分別収集や、あいさつ運動へ

の積極的な取り組み等もまちづくりに参画する活動であると考えます。決して、ゴミ処理施

設などの迷惑施設の設置を市民に強要するような趣旨ではありません。

篠﨑座長     今の内容は、どちらかというと条例素案要綱8(3)「まちづくりに参画する市民は、公共の利益を念頭において、発言したり行動しなければなりません。」についての事だと思います。つまり、市民全体で協力してまちづくりをしていきましょうという趣旨ですね。

         分任する負担の具体的な内容は、お金に関することだけではなく、ボランティア活動等の金銭面以外のことも含んでいるのですね。

長澤委員     地方自治法第10条第2項で、「住民は、法律の定めるところにより、その属する普通地方公共団体の役務の提供をひとしく受ける権利を有し、その負担を分任する義務を負う。」

        と規定しているとおり、ここでいう負担を分任する義務とは、納税の義務をさしていると思います。一方、地方自治法第10条第2項で、分任する負担について規定しているにもかかわらず、あえて条例素案要綱8(4)で負担について記載している理由は、「市民の義務としてまちづくりに参加しなければならない。」という規定が何処にもなく、「一部の市民だけが偏って負担を負うのではなく、負担は市民全体で公平に負わなければならない。」という趣旨のもと、教訓的、道徳的な考え方を表しているからだと思います。

稲葉委員     条例素案要綱8(4)の規定の「主体的に」を「自主的に」にしてはどうでしょうか。負担分任の中の代表格が税金の納付であると考えるならば、納税の大原則として、納税者が自ら進んで納税するという趣旨にのっとって、自ら進んで分任する意味の「自主的に」としたほうがよいと思います。

荒田委員     公民館使用料等の受益者負担金などは、受動的(受け身的)な行為だから「自主的に」のほうがよいと思います。

高木委員     これからのまちづくりは、市民が主導権を握り暮らしの中で見つけた問題点をいかにして政策的なところへ反映させるのかが、課題だと思います。今までは上(市=行政)から下(市民)への一方通行でしたが、これからは下(市民)からへ上(市=行政)への道筋を作るためにもこの自治基本条例は必要だと思います。そうはいっても、大部分の市民は受け身的(市=行政に対して、何かをやってもらうという要望型)ですから、市民が自分達で提案し守っていかなければならないという意味でも、「主体的に」のほうがよいと思います。

石光委員     負担の中身についてですが、例えば公民館使用料等の受益者負担金は、静岡・清水合併前の旧静岡地域は有料、旧清水地域では無料でした。静岡・清水合併後は、旧静岡地域は有料のまま、旧清水地域については無料から有料になってしまいました。民間施設ではなく公の施設を利用するわけですから、市民の自主的な活動の場として公民館等を無料開放して欲しいというのが、市民感情だと思います。市の言い分としては、今までの旧清水地域の取扱いが適切ではなかったとのことですが、釈然としません。

篠﨑座長     それは、税金の使い方の問題ですよね。公民館使用料等の受益者負担金をはじめとする個々

        の取扱いについては、いろいろな考え方があると思いますが、基本的にはまちづくりに要する費用は、それを利用する市民が負担するというのが一般的な考え方だと思います。

         先程の、条例素案要綱8(4)の規定の「主体的に」を「自主的に」してはどうか、という議題ですが、納税者が自ら進んで納税するという趣旨が規定されているからではなく、強制的ではない前向きな意味で「自主的に」にしてはどうでしょうか。

田中委員     市民の姿勢として、「主体的に」のほうが責任をもって行動するイメージがあります。

篠﨑座長     この議題については、さきほどの皆さんの意見を尊重した上で、事務局に一任してよろしいでしょうか。

全  員    (異議なし)

篠﨑座長     それ以外にどうでしょうか。

鍋倉委員     前文9段目の「私たちは、このまちを心から愛しているし、誇りにも思っています。」の中で、「愛しているし」というのは話し言葉であり、文章としては違和感があるので、例えば「愛しており」等に変えてみてはどうでしょうか。

         また、前文7段目の「ほのぼのとした心豊かなまちという風土が、大都市にはない大きな特長として備わっており、・・・」の中で、風土とは具体的に何を指しているのでしょうか。

        風土とは一般的に、自然、土地、気候、人々の生活や暮らしを意味すると思いますが、この文面における風土という言葉と「ほのぼのとした心豊かなまち」がイコールではなく、適当ではないように思われます。ちなみに、10段目の「豊かな風土」は、自然、土地、気候、人々の生活や暮らしを意味しており、適当だと思います

例えば、風土という言葉を削除してしまい、「ほのぼのとした心豊かなまちという大都市にはない大きな特長が備わっており、・・・」としてはどうでしょうか。

石光委員     今の追加意見として、「ほのぼのとした心豊かなまちという風土が、大都市にはない大きな特長として備わっており、・・・」となっているが、大都市にはないと言い切ってしまってよいのでしょうか。大都市大都市にも、ほのぼのとした心豊かなまちが存在するかもしれません。

例えば、大都市にはないという言葉を削除してしまい、「ほのぼのとした心豊かなまちという大きな特長が備わっており、・・・」としてはどうでしょうか。

篠﨑座長     確かに、風土と大都市にはないという言葉を削除してしまってもいいかもしれませんね。

        この議題についても、さきほどの皆さんの意見を尊重した上で、事務局に一任してよろしい

でしょうか。

全  員    (異議なし)

石光委員     条例素案要綱18「市議会議員は、市議会の役割と責務を認識したうえで、公正かつ誠実に職務を遂行し、市民の信託にこたえなければなりません。」とあるが、市議会議員は市民の代表であるわけだから、「公正かつ誠実に」の後に「民意を反映するよう」という言葉を追加し、「市議会議員は、市議会の役割と責務を認識したうえで、公正かつ誠実に民意を反映するよう職務を遂行し、市民の信託にこたえなければなりません。」としたほうがよいと思います。

篠﨑座長     本来、市議会議員は民意を反映して活動しているものだと思うので、ここに「民意を反映するよう」という言葉を追加すると、実際は民意を反映していないのではないか、と言い出す人がでてくるかも知れません。

鍋倉委員     確かに、市民全体の民意ではなく、特定の地域の民意ばかりを反映されては困るので、市民全体のために活動していただけるよう「民意を反映するよう」という言葉を追加することには賛成です。

篠﨑座長     以上で提言書本文に添付する「条例素案要綱」についての意見はすべて出たようなので、さきほどの皆さんの意見を踏まえて、事務局に今後の調整をお願いするということでよろしいでしょうか。

全  員    (異議なし)

篠﨑座長     それでは次に、提言書本文についてはいかがでしょうか。

劔持委員    (1)の第2文節「しかし、本市の憲法とも言える条例を制定するにあたっては、・・・」は       第1文節の「当懇話会は、公募を含む市民委員8名と、関係課や公募を含む市職員8名で構成し、・・・」と似たような内容ではないですか。似たような内容ならば、第2文節を削除してしまっても構わないと思います。あるいは、「しかし、」を「このように、」に変えてみてはどうでしょうか。

篠﨑座長     この「しかし、」は、第1文節で行なってきたタウンミーティング等(市民への説明・市民からの意見聴取)の機会が不十分であり、市民の要望に十分に応えていないため、第2文節において、今まで以上に更に努力するという意味で使われているのです。

事務局(山村)  趣旨については、皆さんが検討されたとおりの内容であり、仮に第2文節をそのまま活かせば、丁寧な表現になり分かりやすいと思います。

篠﨑座長     この議題についても、さきほどの皆さんの意見を尊重した上で、事務局に一任してよろしいでしょうか。

全  員    (異議なし)

高木委員     本文中に度々、「市民の皆様のご意見」という言葉がでてくるが、あくまでこの提言書は、市民の代表者である委員で構成された検討懇話会が提出するものであり、市民と検討懇話会は対等の存在であると思います。にもかかわらず、「市民の皆様のご意見」と謙譲語(丁寧語)を使用するのは違和感がありますし、丁寧すぎるので、「市民の意見」という表現に変えてはどうでしょうか。

事務局(加藤)  その件については、表現方法を再度検討いたします。

篠﨑座長     検討懇話会の委員が市民の代表者である以上、必然的に「市民の皆様のご意見」となるのでしょう。

       以上で提言書本文についての意見はすべて出たようなので、先程の皆さんの意見を踏まえて、事務局に今後の調整をお願いするということでよろしいでしょうか。

全  員    (異議なし)

篠﨑座長     他に何かご意見はございますか。

鍋倉委員     提言書本文に添付する「検討経緯」についてですが、平成14年度に「市民グループ清水ネットより自治基本条例制定に関する陳情書提出」と書いてあるが、実際は陳情書ではなく

        要望書の間違いです。

長澤委員     平成14年度に「市民グループ清水ネットより自治基本条例制定に関する陳情書提出」と書いてありますが、平成14年度はまだ静岡・清水合併前ですよね。実際は、要望書(陳情書改め)を何処(誰あて)に提出したのでしょうか。

鍋倉委員     旧静岡・旧清水両市長あてに提出しました。

事務局(加藤)  それでは、「市民グループ清水ネットより自治基本条例制定に関する要望書を旧静岡・旧清水両市長に提出」と訂正いたしますが、それでよろしいでしょうか。

鍋倉委員     結構です。

篠﨑座長     それでは、本日の各委員のご意見に基づき、事務局で修正したものを正式の提言書とさせていただきます。以上で第6回目の自治基本条例等検討懇話会を終了します。

6 今後の日程について

篠﨑座長     次回の懇話会は10月上旬に開催します。正式な日時と場所は、後日事務局から通知しますので、よろしくお願いします。

         なお、ご都合のつく方は、9月14日(火)午後1時30分から行う「市長への提言」に是非ご出席下さるようお願いいたします。 

7 閉会    篠﨑座長

 

※傍聴人 なし

 

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