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更新日:2024年2月15日

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平成16年度協働モデル(パイロット)事業

平成16年度協働モデル事業

※平成16年度は「協働モデル事業」という名称で実施しました。

《自由テーマ部門》

(特)しずおか環境教育研究会『竹害に悩む放置竹林対策』

《課題テーマ部門》

ライフコーディネート静岡『「市民都市・静岡市」づくりを目指す、いきいき市民活動講座~ひとづくり・ふれあいづくり・まちづくり』

事業報告・評価

《自由テーマ部門》

(特)しずおか環境教育研究会『竹害に悩む放置竹林対策』
事業評価書(事後)(PDF:10KB)

《課題テーマ部門》

ライフコーディネート静岡『「市民都市・静岡市」づくりを目指す、いきいき市民活動講座~ひとづくり・ふれあいづくり・まちづくり』
事業評価書(事後)(PDF:12KB)

審査・採用

採用された団体

《自由テーマ部門》

(特)しずおか環境教育研究会『竹害に悩む放置竹林対策』

《課題テーマ部門》ライフコーディネート静岡『「市民都市・静岡市」づくりを目指す、いきいき市民活動講座~ひとづくり・ふれあいづくり・まちづくり』

審査委員会講評

協働モデル事業は8つの提案があり、それぞれ、社会的課題や市民ニーズを捉えたもので、そこに判断を下すのは大変な作業でした。個々の審査員の最高点が、ばらばらで割れたというところにも、それぞれが意義のある提案だったということだったと思います。

しずおか環境教育研究会の「竹害に悩む放置竹林対策」を採用することに決まりました。これは昨今、新聞・テレビに報道されたように時期を得た事業であり、緊急性も高く、民有地の比率が高いということで行政が手をつけにくく、協働にふさわしいということで決まりました。

ただ、知り合いの裏山を伐採しただけに終わったという事業にならないよう、また竹材を産業化する研究がなされないと根本解決にならないという指摘がありました。また、説明を聞くと理解できるのですが、文書だけでは”見えない”部分が多かったので、認知度を上げる工夫が必要だという意見もありました。また、同じNPOから出された、「里山インストラクター養成講座」も子供達と自然のふれあい、地域の人との協働など意義あることだが、これは独自に実行できるものではないかという判断でした。

市民総目利き化推進委員会の「Hello Mission Network」はまさにこの協働を押し進めるシステムの提案だと思いましたが、行政も同様なことは考えているようですが、行政は取りかかりが遅いという意見もあり、是非行政に提案していってほしいものでした。もう少し、システムの新規性や講演会の必要性などについて、表現を工夫されるとよいと思いました。

「三保の松原・ふるさと資料室設置と運営」三保の松原・羽衣村は平安時代頃から日本人の心の原風景であった、富士山と海と松林の三保にまつわる資料を観光面だけでなく文化の掘り起こしという面ですばらしい提案でしたが、資料館というハードが絡むと、経費負担などの面から行政側が慎重になってしまう。施設が出来るまでに出来ることやれること、或いは施設がないからこそ出来ることをやって行って欲しいと願います。

とこは生涯学習センターの「地域の人々による自発的課題解決のための多様な基盤つくり」は、昨年の実績もあり、地元のニーズの把握という、根本から地域のいきかたを見つけだしていこうという意欲が感じられましたが、35戸100人の人口の中で、様々な活動を既になされているので、もう少し具体的に1歩進んだ提案がほしいという意見でした。

静岡市消費者協会の「届けるグリーンコンシューマーキッズ講座」は、社会的ニーズは高いと思われました。ただし、普段も行政との結びつきは強いし、今回は他にチャンスを、という意見が多かったように思います。

ライフコーディネート静岡の「市民都市・静岡市づくりを目指す、いきいき市民活動講座」は課題部門で決まりましたが、どこでもやっているような講座を実施するのではなく、独自性のある内容にしてほしい。元気なシニアの生涯学習はこれからどんどんニーズが高くなる事業だが、リタイヤしたから何か無いか、ではなく現役の時から、また現役世代との連携が必要ではないか、との指摘がありました。

ナルク静岡「孫の手」は時間預託という先進性ある取り組みでしたが、まだ発足して間がなく全国組織でもあるということで、もう少し市内での活動を経験し、地域に根ざした課題解決を次回提案してほしいという意見でした。

公開プレゼンテーション(審査会)参加団体に対するアンケート結果

今後、市と市民活動団体の協働事業を展開する際に必要なノウハウを得ることが、本事業の重要な目的となっております。そのため、参加くださった団体にご協力いただきアンケートを実施しましたのでご覧ください。

公開プレゼンテーション(審査会)

  1. 日時
    平成16年6月26日(土曜日)13時30分-18時00分
  2. 会場
    静岡総合事務所17階170会議室
  3. 傍聴申込等
    事前申込みは不要です。当日、直接お越しください。

画提案に応募した団体(提案内容等の一覧表は平成16年度 協働モデル事業 応援団体一覧表(PDF:8KB)

《自由テーマ部門》

  • 1 (特)しずおか環境教育研究会 ◎採用!
    『竹害に悩む放置竹林対策』
  • 2 (特)しずおか環境教育研究会
    『里山保全管理者(里山インストラクター)養成講座』
  • 3 静岡市民総目利き化推進委員会
    『Hello Mission Network』
  • 4 (特)三保の松原・羽衣村
    『三保の松原・ふるさと資料室設置と運営』
  • 5 (特)とこは生涯学習支援センター
    『地域の人々による自発的課題解決のための多様な基盤づくり~モデル地区 栃沢 聖一国師の里』
  • 6 静岡市消費者協会
    『届けるグリーンコンシューマーキッズ講座(グリコンキッズ講座)』

《課題テーマ部門》

  • 7 ライフコーディネート静岡 ◎採用!
    『「市民都市・静岡市」づくりを目指す、いきいき市民活動講座~ひとづくり・ふれあいづくり・まちづくり』
  • 8 ナルク静岡
    『孫の手~かゆいところに手が届く』※(特):特定非営利活動法人の略

募集情報

募集の概要

  1. 事業実施期間
    平成16年7月15日~12月31日
  2. 募集期間
    平成16年5月6日~6月7日
  3. 内容
    • 課題テーマ部門:市民活動啓発事業
    • 広く市民に対して、市民活動やNPO、ボランティア、協働などを啓発する事業。事業形態は自由(例:講座・講演会・啓発ポスター・パンフ作成・フェスティバル開催など)
    • 自由テーマ部門:協働モデル事業
    • 分野を問わず、社会的課題の解決のための事業。
    • 市民活動基本指針(※)が意図する協働のモデルとなり得る事業。
      ※当該団体が既に実施している事業は対象になりません。
  4. 募集団体数
    • 課題テーマ部門:1団体(税込み30万円以内)
    • 自由テーマ部門:1~2団体(1件につき税込み20万円以上の事業。全体枠50万円)
  5. 評価の視点
    • 市民ニーズや社会的課題の解決に資する事業
    • 協働にふさわしい事業
    • 先駆性、創造性が認められる事業
    • 実行性が認められる事業
    • 予算の見積もりが適正な事業
    • その他、市民活動の特性を生かせる事業
  6. 事業額
    800,000円
  7. 委託方法
    公開プロポーザル方式
  8. 委託の対象
    静岡市内に事務所のある団体で特定非営利活動法人及び市民活動を行なっている非営利の団体。法人格の有無は問わないが、5名以上で構成し、団体規約等を備え、事業や経理を適正に行なうことができる等の条件を満たす団体とする。
  9. 協働モデル事業審査委員会
    選考:協働モデル事業審査委員会(静岡市市民活動推進協議会委員及び行政担当者合わせて5名程度で構成。※契約手続き上、最終決定は業者選定部会(行政))

資料

お問い合わせ

市民局市民自治推進課市民協働促進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館15階

電話番号:054-221-1372

ファックス番号:054-221-1538

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