「静岡市自殺対策行動計画」
- 最終更新日:
- 2019年4月1日
年間3万人前後で推移している自殺者。その数は交通事故死者の数倍にも上り、重大な社会問題となっています。静岡市においても年間約150人が自ら命を絶っています。2~3日に1人の割合で市民が自殺をしているのです。
「自殺は、自由な意思による選択の結果だから防ぐことはできない。」と思っている人はいませんか?
自殺をする人は、さまざまな問題を抱えていて、それらを解決することができず、その結果、精神的に追い詰められ、相談し解決していく力を失い、死を選択せざるを得なくなる状態になると言われています。
そこで、静岡市では、行政だけではなく民間の関係機関団体も含めた総合的な自殺対策を推し進めようと、平成21年5月に、「静岡市自殺対策行動計画」を策定しました。計画では、国の掲げる目標に準じ、平成21年から平成28年までの8年間で、自殺死亡率を20%減少させるという数値目標を定めています。また、3つの基本認識を市民共通の認識とし、4つの基本方針のもとに、約90事業をあげています。
○自殺に対する基本認識
1.自殺は追い込まれた末の死です
2.自殺は防ぐことのできる死です
3.自殺を考えている人は悩みを抱え込みながらもサインを発しています
○基 本 方 針
1. 自殺についての市民の理解を深めます
2.社会的な取組みで自殺の要因となる様々な問題を解決します
3.自殺のリスクが高いうつ病等の精神疾患の早期発見・早期対応の体制を整備します
4.自殺未遂者や自殺者家族に対する支援の充実に努めます
- →静岡市自殺対策行動計画概要版 (PDF形式 : 356KB)
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