まめ知識(世界の下水道の歴史)
- 最終更新日:
- 2019年4月1日
世界で一番古い下水道は、今から約4,000年前にインダス文明の都市、モヘンジョ・ダロで作られたものだとされています。 |
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14世紀頃になると、ヨーロッパの都市は人口が過密の状態になり、3~5階のアパート風の建物が軒を連ねて建てられました。 |
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それぞれの家庭には排せつ用の容器があり、容器に排せつしたし尿は、外の定められた場所に捨てるという決まりがありましたが、人々はその決まりを守らずに、人通りの少ないときを見はからって、窓から下の道路に向かって投げ捨てていました。そのため、通りがかりの通行人が、し尿を頭からかぶることもありました。 |
ロンドンやパリの道路は、ゴミと汚水の捨て場のようでした。雨の日などはぬかるみ、想像を絶する臭気が街中に漂っていました。道路には汚物を集める排水溝も作られましたが、すぐにつまって役に立ちません。とりあえず歩行者が歩きやすいように、道路の両端を一段高くして、歩道をつくったそうです。 |
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