令和4年2月2日に開催したアセットマネジメント講演会の見逃し配信及びアンケートの質問回答を公表します!! 印刷用ページ

最終更新日:
2022年3月7日

 令和4年2月2日(水)に市民・民間事業者・行政職員向けのアセットマネジメント講演会「これからの公共施設の在り方を考える講演会≪~未来志向の都市経営~≫」をオンラインで開催しました。

 

 今回は初のオンライン開催であり、市民や民間事業者だけでなく、大学生や他都市の自治体職員など、計200名を超える多くの方にご参加いただきました。

 当日は、講演1で有限責任監査法人トーマツの宗和様より、アセットマネジメントの必要性や今後の再配置計画の目指すべき姿など、アセットマネジメントを推進していく上での考え方や取り組みの姿勢を聴くことができました。また、講演2では公共R不動産の飯石様より、まちの価値を高める跡地活用などの具体的な取組事例など、前向きな官民連携の経験談など貴重なお話しを聴くことができました。最後に静岡市アセットマネジメント推進課より、今年度取り組んでいる「静岡市アセットマネジメント基本方針」の改訂等について報告をさせていただきました。

 この度、皆様からのアンケートの中で出た質問に対して講師よりご回答をいただけましたので公表します。また、当日参加できなかった方に対しても視聴できるように録画動画を期間限定(4月末までを予定)で見逃し配信しますので是非ご覧ください。

アンケートの中でいただいた質問に対する回答

当日アンケートで皆様からいただいた質問に対して講師から回答をいただきましたので公表します。

講演1  「アセットマネジメントの必要性と再配置の取り組みについて」
講 師  有限責任監査法人トーマツ  宗和 暢之 氏


Q1. 住民参加のワークショップにおいて、「どのような施設にしたら良いか」といったアイデア出しではなく、地域住民と合意形成を図りたい場合、どのような進め方をすればよいか。また、少数派に対しての配慮はどのようにしたらいいか。何か事例などがございましたら、ご教示願います。

A1
. 地域住民との合意形成は非常に難しい問題であり、何か正しい回答があるというわけではありません。「総論賛成各論反対」ということはよく言われますが、地域住民との合意形成においても、個別施設の統廃合といった「各論」の議論にいきなり入るのではなく、まず「総論」の議論から積み重ねることが必要です。例えば、A公民館の統廃合について議論を行う場合でも、まず全市的に公共施設をどのようにするかとか、公民館を含む集会施設のあり方をどうすべきかといた「総論」の議論でコンセンサスを取ったうえで、個別の議論(A公民館の統廃合についての議論)に入るべきだと思います。この他にも、代替施設を含めて議論することも重要だと思います。最後に、行政側が住民側に公共施設の統廃合等の提案をする際には、「特定の施設についてではなく、全市的な観点から見て最適である」ということと、「今ではなく、将来のことを考えて最適である」ということを説明することが重要であると考えます。

Q2. 講演の質疑応答の中であった「給食センターをガラス張りにしてほしい、という市民意見があった事例がある」について、その意見は結果的に反映されたのかどうか、もしもご存知でしたらご教示願います。

A2.  市民ワークショップにおいて市民から「給食センターをガラス張りにしてほしい。」という意見があった事例では、そのような意見があったことを、個別施設計画でも説明しています。(https://www.city.akishima.lg.jp/s004/020/020/060/050/kobetsushisetsu01.pdf の個別施設計画の12ページ参照)
 
市民ワークショップでは、この他にも参考になる意見を多くいただきましたので、個別施設計画でも、「市民ワークショップのアイデア」として記載しています。このようなアイデアをもとに、市民と行政がともに議論することが、よりよい公共施設にしていく際のきっかけになるのではないかと考えます。
 
 

講演2  「まちの価値を高めるためのクリエイティブな公共空間活用」
講 師  公共R不動産  飯石 藍 氏


Q1. 組織としてゼロリスク思考というか、『とりあえずやってみる』ということに対する抵抗感が強く、公共施設(遊休資産)の有効活用について中々議論が深まらない状況です。庁内の合意形成に向けた効果的なアプローチの手法がありましたらご教示願います。

A1. 市役所内部でもなかなかチャレンジするという動きを作り出すのはハードルが高いですよね。ご事情よくわかります。アプローチとしてはいくつかポイントがあります
(1)庁内で外部の専門家等を招いた勉強会、講演会を開き、外部から公民連携や社会実験的アプローチの価値を伝えることで、庁内で動き出せる機運を作り出す。(私たちも自治体の勉強会にお邪魔する機会があります)
(2)まずは小さく仕掛ける(合意形成が少なさそうな場所からやってみる)
群馬県では、県庁職員が公民連携を推進するプロジェクトチームを組成し、まずは自分たちで県庁広場を活用してマーケットを開催し、庁内・そして市民に向けても公民連携の価値を伝える活動を続けています。参考までに。https://www.realpublicestate.jp/post/gunma01/

Q2. プロセスの逆転として使う人から計画する人への矢印・流れが増えているとのことから、使う人とのマッチングというのは水面下で行動できるものでしょうか。

A2. 民間プレーヤーをひたすら探していくという動きは、水面下でなくとも可能です。サウンディング、はまさに使う人を探し出すための営業の機会として活用できます。

Q3. 静岡市のトライアルパーク事業における「アイディアキャンプ」で出たアイデアのうち、実際の事業に活きた意見はあったでしょうか。あるいは、直結はしなかったとしても、本事業にどんな風に「意見が活きた」と考えておられるでしょうか。

A3. いアイデアはたくさん上がってきていました。今後トライアルパークがオープンした際に色々試していけるといいなと思っています。また、アイディアキャンプに関わった方が実際にトライアルパークに関心を持ち運営に関わりたいという動きがあったのも大きな成果です。ワークショップはある意味プレーヤー発掘の機能としても大きな意味合いを持っています。

Q4. 飯石さんのお話の中で「じっくり話し合うスタイル」というようなご発言がありました。一方で行政は単年度会計ですね。人事異動や政治判断等で当初の話とは違う方向へと動くこともあるかと思います。公共R不動産としては(いわば、事業に少し長くかかわる主体としては)そのあたりのリスクをどう捉えておられるでしょうか。あるいはそのリスク回避のために何か工夫・ノウハウはあるでしょうか。

A4. 行政と関わる仕事をする以上、そのリスクはつきものです。なかなか直接的な回答は難しいですが、少なくとも担当が変わったり方針が変わっても最低限動けるように、プロジェクトが始まる段階で、3~5年くらいのスパンで事業構想・スケジュールを描き、担当と共有していくことが多いです。
ゴールがどこにあるのか、を官民でしっかり共有した上で進め、その過程で何か問題やトラブルが起きても、目的に立ち返って議論ができるように、一緒にプロジェクトを進めるメンバー間で信頼関係を構築することも常に意識しています。

見逃し配信は終了しました

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企画局 アセットマネジメント推進課 公共資産経営係

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