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更新日:2024年2月15日

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12月21日 高校生との意見交換会(城南静岡高校)

意見交換会(城南静岡高校)写真1

城南静岡高校とは、平成30年度に続き2回目となる意見交換会を、感染症対策を講じて開催しました。議会からは山根副議長、議員4名が、高校からは、探究活動の一環で2年生10名が参加しました。生徒と議員が2つのグループに分かれ、「静岡市の魅力発見:静岡の先駆者達」「静岡市の魅力発見:駿府の町割り」をテーマに、ディスカッションを行いました。

意見交換会(城南静岡高校)写真2

「職人の街 静岡を復活させて、伝統工芸と町を活性化させたい」と考える生徒たちに、議員からは、静岡の伝統工芸に触れてもらうきっかけにしてもらうため、匠宿をリニューアルしたという静岡市の現状にかかる説明があったほか、「需要を意識して取り組むことが大切。」「時代の流れで木よりもプラスチックが普及した。プラスチックは加工がしやすく、大量生産に向いているため、木に比べてより多くの人に使ってもらえるメリットがある。一方、木や竹の方が良い場合もあるので、バランスを考えることが大切。価格競争や戦略も考えること。」など、全体を見た意見も示され、議論を深めていました。

※記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。

その他高校生の声を抜粋して紹介します!

静岡市の魅力発見:静岡の先駆者達

  • 静岡市の魅力(静岡茶)の発見につながる先駆者として、私たちは日本資本主義の父、渋沢栄一と外国人商人、ダンカン・ジョセフ・マッケンジーの二人をあげたい。渋沢栄一氏は、茶生産のための資本融通の再編を促し新たな商売の仕組みを整えた。資金繰りが苦しかったお茶農家に貸し付けを行い、現在に続く特産品である静岡茶発展の礎を築いた。マッケンジー氏は、日本で茶の輸出に一生を捧げ、日本茶輸出のパイオニアとして業界の拡大に尽力した貢献者である。日米間をつなぐ架け橋として活躍し、清水港を1番の日本茶輸出港にした。
  • 静岡茶の算出額が低下、衰退傾向にあるが、その原因として(1)生産過程において大型機械化できないことで生産効率が悪いこと、(2)生産者の高齢化、(3)ペットボトル飲料の躍進によるリーフ茶の需要の低迷が挙げられるのではないか。
  • お茶産業にかかわる様々な業種を結び、情報を共有したり、コーディネートしたりする仕組みがあればいい。生産から販売までつなげる仕組みをつくって、お茶日本一を復活させたい。
  • 世界的緑茶需要の高まりを受けて、清水港からの緑茶輸出額を拡大したい。
  • 人気のあるアニメや漫画ではお茶を飲むシーンも多く出てくる。日本の文化を広めるいいチャンスだと思う。茶産業の発展と文化の世界への発信につながる。
  • お茶をもっと気軽に入れられる方法があれば、急須でいれることになじみがない若者も、飲む機会が増えるのではと思う。
  • お茶の生産者が小規模で立ち行かないのでは。生産者同士が連携して取り組む方法があれば、続けられるのではないか。

静岡市の魅力発見:駿府の町割り

  • 徳川家康に従って駿府にきた優れた職人は駿府城下町に職種ごとに住み、コミュニティを作った。これが今の静岡市の原型で、職人たちの優れた技術が静岡の伝統産業や文化につながっている。
  • 藍染工房では、藍染によるリメイクを行っており、リメイクしたものを新たな気持ちで長く使うことは、SDGs・サスティナブルな暮らしにもつながる。
  • 職人のまち静岡を復活させて、伝統工芸と町を活性化させたい。
  • 駿府城下町には御用水が流れ、昔は様々な用途に利用していた。用水の用途が少なくなり、危ないもの・汚いものとして蓋をされ、市民から忘れられ、市民生活から遠いものになってしまったと考える。
  • 現在、水をいかした暮らしや文化を見直す地域が増えている中で、静岡を昔のように水を使ったエコロジーなまちに戻したい。

お問い合わせ

議会事務局調査法制課調査法制係

葵区追手町5-1 静岡庁舎本館2階

電話番号:054-221-1481

ファックス番号:054-251-9213

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