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更新日:2024年2月15日
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静岡市アセットマネジメントの取り組み
下水道施設は重要なインフラであり、住民に対して継続的に下水道サービスを提供するためには、戦略的な維持管理・改築等の対応が必要です。
下水道は、
- 1)主に地下に埋まっていて、汚水や雨水を流す「下水道管路(管などの土木施設がメイン)」
- 2)生活排水をきれいにしたり、市街地に降った雨水を排除したりするための「浄化センター※・ポンプ場(機械・電気設備がメイン)」
という、主に2つの大きく異なるシステムから構築されており、維持管理や改築等で必要となる取り組みが異なります。
- ※静岡市では、下水処理場を「浄化センター」と呼んでいます。
静岡市下水道アセットマネジメントの取り組み
静岡市では、「土木施設よりも耐用年数(使用できる期間)が短い機械・電気設備を多く保有し、維持管理費や改築費への影響が大きい浄化センター・ポンプ場を中心に、戦略的対策を導入することが効果的」と判断し、平成17~19年度にかけ、下水道事業では日本初となるアセットマネジメント手法※の導入検討を日本下水道事業団と共同で実施し、平成20年度より運用を開始しました。アセットマネジメント手法を活用した下水道施設の再構築基本計画について(PDF:338KB)
(下水道管路への適用については平成25年度より検討を開始)
平成25年度からは導入の効果について検証を行い、平成26年度には課題を踏まえた新たな再構築基本計画を策定しています。アセットマネジメント手法を用いた再構築基本計画について(PDF:3,565KB)
- ※【静岡市下水道アセットマネジメントの定義】
「下水道」を資産として捉え、下水道施設の状態を客観的に把握、評価し、中長期的な資産の状態を予測するとともに、予算制約を考慮して下水道施設を計画的、かつ効率的に管理する手法