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更新日:2024年2月15日

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安倍川橋が、国の登録有形文化財となりました。

  • 令和5年8月7日(月曜日)、文部科学省告示第94条により「安倍川橋」が国登録有形文化財に登録されました。
  • 令和5年3月17日(金曜日)に国の文化審議会が、安倍川橋を含む全国147件の建造物を登録有形文化財に登録するよう文部科学大臣に答申しました。
  • 所在の場所…静岡市葵区弥勒二丁目~駿河区手越
  • 安倍川橋は、市街地西側を流れる安倍川に架かる一般県道藤枝静岡線(旧国道1号)の橋です。
    ※安倍川橋は大正12年、建設省所管の国道1号の橋として架けられました。昭和37年、駿河大橋(現在の国道1号)竣工により、建設省から静岡県に移管。その後、平成17年4月に静岡市の政令指定都市移行に伴い静岡県から静岡市に移管されました。
  • 登録有形文化財の登録基準の「1国土の歴史的景観に寄与しているもの」として評価されました。
  • 令和5年7月23日(日曜日)に建設100周年を迎えます。

内容

名称:安倍川橋(あべかわばし)
所在の場所:静岡県静岡市葵区弥勒二丁目~駿河区手越
構造、形式及び大きさ:鋼製ボーストリング・トラス橋:12径間、ローゼ橋:1径間、橋長491m、橋台及び橋脚付
所有者:静岡市
建設年代:大正12年
登録の基準:1 国土の歴史的景観に寄与しているもの

安倍川下流に架かる旧国道1号の道路橋。ボーストリング・トラス橋として我が国最長を誇る。建設で使用された鋼材はイギリスの鉄鋼メーカー「ドーマン・ロング社」からの輸入材である。両橋門構(きょうもんこう)には球体をあしらった橋名額が掲げられている。

文化財的評価:
自動車交通に対応するため建設した最初期の大規模橋梁で、東海道の近代化に大きな意義をもつ。鋼材はイギリスの鉄鋼メーカー「ドーマン・ロング社」の製品であり、鋼材が国産化に転じていった時期に輸入鋼材を使用したことが分かる珍しい橋梁である。

安倍川橋

安倍川橋建設100周年について

安倍川橋建設100周年について、詳しくは以下のリンク先からご参照ください。

お問い合わせ

観光交流文化局文化財課文化財保護係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館16階

電話番号:054-221-1066

ファックス番号:054-221-1451

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