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更新日:2024年2月15日
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令和元年度『電子申請サービスを利用した防災訓練(事前割当判定士対象)』を実施しました!
令和元年9月3日(火曜日)~9月4日(水曜日)の期間で、事前割当判定士を対象とした『電子申請サービスを利用した防災訓練』を実施しました!
今年度は防災訓練が平日の開催でしたので、事前割当判定士の方には、参集をしなくても、自身のパソコンやスマートフォンから参加できる訓練を実施しました。
訓練概要
- 目的
平成30年度に作成した「避難所等の応急危険度判定について」のホームページの周知及び事前割当方式による応急危険度判定の体制を再度確認することを目的とする。 - 期間
令和元年9月3日(火曜日)~9月4日(水曜日) - 参加者
事前割当判定士 - 内容
- (1)静岡市ホームページ「避難所等の応急危険度判定について」のページを閲覧
- (2)電子申請サービスにアクセスし、「発災時に備えて再確認すべき事項」を確認のうえ回答
- (3)電子申請サービスからアンケートに回答(インターネット環境のない判定士は、電話にて回答)
発災時に備えて再確認すべき事項
以下の事項は、事前割当判定士が発災時に備えて確認しておくべき事項です。
本訓練では、事前割当判定士各自で確認のうえ、アンケートとともに回答してもらいました。
- (1)自分の事前割当エリアの確認(○○地区支部)
- (2)自分の参集場所の確認(自宅~参集場所までの経路)
- (3)参集する際に持参するべき物の確認
- (4)建築対策支部につながる衛星携帯電話の番号の確認
回答結果
参加対象 事前割当判定士 276名
回答方法 | 回答者数 | 回答率 |
---|---|---|
電子申請サービスから回答 | 55名 | 19.9% |
電話から回答 | 5名 | 1.8% |
計 | 60名 | 21.7% |
アンケートで寄せられた意見
<今後、期待する訓練について>
- 実際の避難所となる学校等での模擬判定訓練を実施してほしい。
- 自分の割当地区の建物を判定する訓練がよいと思う。
- 割当地区内の地区支部以外の避難所の確認をするとよいと思う。
- 建物の傾斜を測定するなど、実際の判定に近い訓練がしたい。
- 今回のような、個別で自由な時間に確認ができる訓練があれば参加したい。
- 過去の震災で応急危険度判定を経験した判定士の体験談を聞きたい。
<その他のご意見>
- 過去の震災で実際に行われた判定の事例集がテキスト又はWeb上で閲覧できるとよいと思う。
- 地区リーダーを選定して、同じ地区の判定士と勉強会を開くなど、同じ地区の判定士同士で交流を持つとよいと思う。
- 最新の応急危険度判定の情報が学べる講習会等があれば教えてほしい。
- 判定を始める際に、建物内に逃げ遅れた人がいる場合の対処法が気になる。
本訓練では、判定士の高齢化に伴いスマートフォンやパソコンの使用に不慣れな方が多いためか、アンケートに回答いただいた方は、事前割当判定士全体の2割程度でした。この結果を踏まえ、若い判定士の登録者を増やすためにも、継続的に県の応急危険度判定士要請講習会やホームページでの呼びかけを続けていきます。
また、アンケートでは実際の判定に近い模擬判定訓練を希望する意見が多くあがりました。アンケートで寄せられた意見をもとに、今後の体制整備の参考とさせていただくとともに、事前割当方式による応急危険度判定をさらに実効性のあるものとするため、取り組んでいきます。