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更新日:2024年2月15日
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地域デザインカレッジ2015 コミュニティコース
地域デザインカレッジ2015 コミュニティコース とは?
グループワークや視察、インタビューなどを通じて、自分の住む地域の課題や住民のニーズを調べる体験型の講座です。最終発表会では、調査結果をもとに「地域を幸せにするための提案」を学長や市民に向けてプレゼンテーションします。
また、社会事業家を養成するプロジェクトコースと交流します。18~40歳の方は、プロジェクトコースへ!
公開講演会「支えあう豊かな地域をめざして」(終了しました)
静岡市の今後の地域のあり方について考えるため、さわやか福祉財団の堀田力氏をお招きして講演会を開催します。
後半は、堀田力氏と地域デザインカレッジのコーディネーターである川北秀人氏との対談を行います。
また、地域デザインカレッジ修了生の活動報告も実施します。
地域デザインカレッジ2015のカリキュラムの一環として実施しますが、どなたでもご参加いだだけます。
ぜひご参加下さい。
- 日時 平成28年1月23日(土曜日)13時30分~16時00分(開場13時00分)
- 場所 アイセル21(葵区東草深町3-18)1F ホール
- 定員 100人(どなたでも・申込順)
- 参加費 無料
みんなの力で創る、静岡。私たちの提案 (コミュニティコース)
12月12日の提案発表会で地域デザインカレッジで6ヶ月間学んだ受講生が「みんなの力で創る、静岡。」の実現に向けて公開プレゼンテーションを行いました。
各チームのスライドの中から抜粋した8枚を掲載します。
- 【コーディネーター賞】自治会の担い手不足解消にむけて(おまち)(PDF:462KB)
- 服織学区の「助け合いの会」をひろげ・深め・支える仕組みづくり(重厚大)(PDF:509KB)
- 高齢化が進展する中での土砂災害への備え(新東名(1))(PDF:1,783KB)
- 新東名新静岡インターが地域にもたらすもの(新東名(2))(PDF:977KB)
- 静岡を住みたい街NO.1に!2020年代に向けて 住宅地の自治会と静岡市への提案(DCN)(PDF:541KB)
- 花と子ども(駅南)(PDF:603KB)
- 【審査員賞】「秘仏」のご開帳を見てみよう そこから始まる人の交流(長田)(PDF:1,587KB)
- 【学長賞】ODOMO(おども)会で楽しく挑戦!(SSOK)(PDF:1,803KB)
- 提案発表会のチラシはこちら(PDF:366KB)
講座レポート
第10回 提案発表会
第10回目は提案発表会が行われました。コミュニティコースは自分の住む地域を幸せにする調べ学習に各チームで取り組みました。調べたことを基に提案するだけでなく試行まで行ったチームもありました。
審査の結果、学長賞には「SSOK」、審査員賞には「長田」、コーディネーター賞には「おまち」の各チームが選ばれました。受講生からは、「発表できて良かった」「仲間に恵まれ、楽しい時間を過ごしました」「今後、今日の他の発表も参考に更に何ができるか考えていこうと思う」といった感想が寄せられました。
第9回 模擬発表会
第9回目は12月12日の提案発表会を前に模擬発表会を実施しました。本番同様に各チーム7分間で発表し、相互に温かくも厳しいアドバイスをし合い、発表内容に磨きをかけました。
受講生からは「他のチームの取り組みが参考になった」「メンバーのチームワークがますます高まってきた」という声や「初めて聴く人、基礎情報がない人を前提にプレゼンを考えたい」などとさらなる前進を感じさせる声も聞かれました。
第8回 グループワーク
提案発表会まであと2回になった第8回目はグループワークを中心に実施しました。コーディネーターの川北さんへの個別相談ブースも設け、これからの計画を話し合いました。
受講生からは「自分たちがやろうとしていること、目指すところがより明確になりました」「メンバーと今後の発表について相談できて良かった」「地域の方々とさらに話し合いをしないといけない」「ここまで具体的になって来たことを後は実行あるのみ」などの感想が寄せられました。
第7回 中間報告会
第7回目は中間報告会。国勢調査のデータからわかったことやチームで実際に聞き取りした内容など、これまでに調べて来たことを基に報告しました。対象地域の特徴や人口構成、5年後の2020年に向けて必要な備え、他地域での先進事例や地域への提案などを、写真や動画も使用し、各チーム力の入った中間報告会となりました。
受講生からは「他のチームの取り組みが具体的に見えてきたのが面白かった」「もう少し発表の練習をしておけばよかった」などの感想だけでなく、「継続可能で具体的なプラン作成」などの意気込みも聞くことができました。
第6回 ワークショップ
第6回目は、静岡大学の池田恵子先生を迎え、まず、東日本大震災の事例を交え「多様な人々の視点から見た災害」についての講義をしていただきました。次に、「避難生活シミュレーション」のグループワークを実施。「発災直後よりもむしろ、その後の長期的な対策が重要」「地域防災の担い手に女性を入れる」「日頃の地域の連携、取り組みが大事」等、多くの気づきがありました。
「自分の住んでいる地域で実行してみたい」「講義内容を話してみたい」という声も聞かれました。いよいよ次回は中間発表になります。
第5回 事例研究
第5回目は、静岡県内の事例研究を行いました。「地域デザインカレッジ2013」の修了生で、現在も池田の地域づくりに取り組んでいる「しろくまLaBO」の3人と、袋井市で地域の助け合いを模索しながら、20年も活動を継続している「たすけあい遠州」の稲葉ゆり子さんからお話を伺いました。
地域に入るきっかけづくりや関係づくりを具体的に聞き、「カタチにこだわらず思いを行動にしていくと、足あとがカタチになってくる」「思っているだけではなく、誰かに言ってみることから始まる」「時間をかけてゆっくり信頼関係を築く」など、多くの気づきがあったようです。10月31日の中間発表に向け、各チームも動き出しています。
第4回 現場見学バスツアー
第4回目は、プロジェクトコース受講生とともに、「知多モデル」といわれる福祉ネットワークを作り上げた愛知県知多半島に出掛けました。「NPO法人地域福祉サポートちた」の岡本代表理事からこれまでの経緯を伺った後、「南粕谷ハウス」と社会福祉法人むそうが運営する「中華茶房うんぷう」を訪問しました。
受講生からは、「地元に持ち帰れるヒントがたくさんあった」「福祉は障害者やお年寄りのためにあるというのは錯覚で、他人事ではないことを思い知った」などの感想の他、行き帰りの車中についても「他のグループの発表を聞いて、ワクワクした」「移動中、話をする機会があり、いつもとは異なるカレッジの仲間を感じることができた」など、ハードなツアーを楽しむ様子も窺えました。
第3回 ワークショップ・学長講義
第3回目は、シチズンシップ共育企画代表川中大輔さんの「聴く力と観る力をつけるワークショップ」を行いました。「聞く、訊く、聴く」の違いを体験し、インタビューの面白さと難しさを実感しました。
ランチ会を楽しんだ後、午後は田辺市長による学長講義を実施しました。「シチズンシップを持った市民としてぜひここで学んでいただきたい。」との熱い言葉に「人づくりに対する意気込みがよくわかった」「期待に応えたい」「自分なりに頑張りたい」といった感想が寄せられました。
第2回 グループワーク
第2回目は、各自持ち寄った地域調査の内容をもとに、隣接する地域や人口構成の似ている地域などからチームを編成することから始まりました。その後、地域のどんな課題をテーマにするか、またその為に何を調べるかを話し合いました。受講生からは「チームをつくるプロセスが面白かった」「チーム編成によりチームとしてのテーマが生まれ、興味が高まってきた」「同じ静岡市と言っても問題は様々だと実感し、データから地域の課題をしっかり踏まえる必要性がわかった」などの感想や「地域行事をどう進めているか調べる」など、次の取り組みを宣言する声も寄せられました。
第1回 開講式
開講式に続いて、ガイダンス、講義、自己紹介を行いました。
川北秀人さんの静岡市の人口構成、財政、全国の先進的な事例についての講義に、受講者は真剣に耳を傾け、今までとは違う視点で地域を見ることからスタートしました。
ふり返りシートには「静岡市の状況が見え、財政の厳しさに驚いた」「1分間の制限のなかでの自己紹介は、初対面の方々の個性が伝わりました」「私が行っている日常にどんぴしゃの内容で、とても楽しい講義でした」「最後の宿題にはあっと驚き、現実の責任感に身がキューっと引き締まりました」などの感想が寄せられました。
カリキュラム・講師陣
カリキュラム
- 第1回7月18日(土曜日)9時30分~12時00分 開講式、ガイダンス・講義「地域課題とは」
- 第2回8月8日(土曜日)9時30分~12時00分 グループワーク「地域調査の準備」
- 第3回8月22日(土曜日)9時30分~12時00分 聴く力、観る力をつけるワークショップ
13時30分~14時30分 学長講義 - 第4回9月12日(土曜日)9時00分~18時00分 現場見学ツアー(愛知県知多市)
自主活動 9月・10月 地域調査(各地域へ出掛け、インタビュー調査実施)
- 第5回9月26日(土曜日)9時30分~12時00分 県内・市内の事例研究
- 第6回10月10日(土曜日)9時30分~12時00分 防災の視点で地域を考えるワークショップ
- 第7回10月31日(土曜日)9時30分~12時00分 中間発表
- 第8回11月14日(土曜日)9時30分~12時00分 講義・グループワーク 提案を磨く
- 第9回11月28日(土曜日)9時30分~12時00分 グループワーク・模擬最終発表
- 第10回12月12日(土曜日)13時00分~17時00分 公開最終発表会
- 第11回1月23日(土曜日)10時00分~12時00分 修了式
13時30分~16時00分 公開講演会「支えあう豊かな地域をめざして」
コーディネーター・専任講師
川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表)
京都大学卒業後、リクルート、NGO代表等を経て、IIHOE設立。全国各地で、市民と行政が地域づくりを共に学ぶ研修を行う。
多彩な講師
8月22日
川中大輔(シチズンシップ共育企画 代表)
市民参加型社会の実現を目指し、「市民としての意識と行動力」を育む学びの場づくりに取り組む。
9月12日
- 岡本一美(NPO法人地域福祉サポートちた 代表理事)
「誰もが自分が望む場所で自分らしく幸せに暮らせる地域」をつくるために活動する団体をつなぐ。 - 戸枝陽基(社会福祉法人むそう 理事長)
生きにくさを抱える人を「育む」「働く」「住む」「経験する」という基本的な支援で支える。
10月10日
池田恵子(静岡大学 教授)
災害に強い社会づくりについて研究し、多様性に配慮した防災・復興を提言。
12月12日 ゲスト
- 市来広一郎 (NPO法人atamista 代表理事) 熱海の地域づくり
- 佐藤真琴((株)PEER 代表取締役社長) がん患者のサポート
- 堀 永乃(グローバル人財サポート浜松 代表理事) 地域の多文化共生
1月23日 公開講演会「支えあう豊かな地域をめざして」
堀田 力(さわやか福祉財団 会長、弁護士)
東京地検特捜部検事としてロッキード事件を担当。退職後、誰もが幸せに生きることのできる社会を創りたいと福祉の道に。「人の助けになる生き方をすることは、何より自分のより良い人生に役立つ」と、興味があることや得意なこと、経験を活かして、気軽に地域参加することを呼びかけている。
申込み(6月30日で終了しました)
- 募集要項
定員 40人(書類選考あり)
期間 2015年7月18日(土曜日)~1月23日(土曜日)
日数 11日間+自主活動
時間 おおむね土曜日9時30分-12時00分
会場 アイセル21(静岡市葵区東草深町3-18)
受講料¥5,000 - 受講対象者
以下の条件をすべて満たす人- 静岡市在住で、住んでいる地域に貢献したい
- 40歳からおおむね65歳まで
- インターネット、facebook、パワーポイントを学ぶ意欲がある
- 受講決定通知について
書類選考後、7月上旬に郵送にて「受講決定のお知らせ」を送付します。
※受講者は「受講決定のお知らせ」と受講料5,000円を持参のうえ、7月18日(土曜日)の開講式にご出席ください。 - 申込用紙はこちら(PDF:138KB)
地域デザインカレッジ2015 コミュニティコース キックオフ講演会(終了しました)
地方の活性化には、地域の課題をともに考え、解決する意欲のある市民の存在が不可欠です。自分の住む地域の在り方について考えてみたい人、「地域デザインカレッジ」への参加を考えている人は是非ご参加下さい。
- 日時 平成27年6月21日(日曜日)14時30分~16時30分(開場14時00分)
- 会場 サールナートホール(葵区御幸町11-14)
- 出演者 講師 片山善博氏・コーディネーター 川北秀人氏
- 定員 どなたでも 200 人
- 参加費 無料