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更新日:2024年2月15日

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地域デザインカレッジ2017 コミュニティコース

コミュニティコースバナー画像

地域デザインカレッジ2017 コミュニティコース(40~60歳代対象)とは

地域の課題や住民のニーズを調べ、解決方法を考える連続講座です。講義や現地視察、グループワークを行い、最終報告会では調査結果を公開プレゼンテーションします。
また、社会事業家を養成するプロジェクトコースと交流します。

学長メッセージ 田辺信宏静岡市長

田辺信宏静岡市長の写真

あなたは5年後10年後、どんなまちに住んでいたいと思いますか。私もあなたもこのまちの一員。住み続けたいまちにするために、静岡市には、未来を一緒につくる仲間が必要です。
地域デザインカレッジ2017は、まちづくりへの第一歩。「みんなの力で創る、静岡。」の実現を目指し、共に学び、切磋琢磨していきましょう。

みんなの力で創る、静岡。私たちの提案 (コミュニティコース)

1月27日の合同最終報告会では、地域デザインカレッジで7ヶ月間学んだ受講生が「みんなの力で創る、静岡。」の実現に向けて公開プレゼンテーションを行いました。
各チームのスライドの中から抜粋した8枚を掲載します。

集合写真

講座レポート

第11回目 最終報告会

7月にスタートしたコミュニティコースもいよいよ最終回。お集まりいただいた100人以上の参加者の前で、チャレンジステージに進んだプロジェクトコースの3チームの受講生と一緒に、合同最終報告会を行いました。
各チームのプレゼンテーションの後、過去5年間の修了生の中から現在も活動を続ける15団体の活動報告や参加者との交流タイムなど、盛りだくさんの内容となりました。修了証書授与に続き、各チームの取り組みの審査結果が発表されました。
田辺信宏市長による学長賞は、両河内地区の未来のために女性の声を届けた「チーム両河内PLUS」に贈られました。
静岡市連合自治会長の瀧義弘さん、先輩社会起業家の市来広一郎さん、佐藤真琴さん、堀永乃さん、池田水穂子さんが協議し、審査員賞は駒形地区を対象に災害時に助け合えるまちづくりを提案した「プラタナス」に贈られました。
川北秀人さんによるコーディネーター賞は庵原地区で世代を超えて関わり合えるまちづくりに取り組んだ「チームいはら」に贈られました。
賞は逃したものの川合地区を対象に女性と防災をテーマに取り組んだ「チーム川合」、暮らしやすい草薙を模索した「NEXT草薙」の発表にも会場から共感の声が寄せられました。
受講生からは「思った以上に大変でしたが、この講座に参加して本当に良かったです」「横のつながりを持つことの大切さを知った。社会の問題を自分のものとして考える」「提案を提案で終わらせないように、公言したことを実行していきたい」といった感想や決意が寄せられました。

チーム両河内の発表風景の写真

第10回目 リハーサル

第10回講座風景の写真

第10回目は、2週間後の最終報告会に向けてリハーサルを実施しました。会場となるホールの舞台に上がり、本番同様に各チーム8分間で発表を行いました。各チームは相互に話し方やプレゼン資料、発表の内容についてアドバイスをし合い、発表に磨きをかけました。
「画面の見え方、時間の使い方がよくわかり、他チームの発表が参考になりました」「リハーサルをやってみて、時間配分の大切さを改めて感じました」「他チームの発表、コメント等を参考にして、わかり易い説明ができるように練習します」などの感想が寄せられました。1月27日の最終報告会での各チームの発表にご期待ください。

第9回目 ミニ発表会の報告・提案のブラッシュアップ

第9回講座風景の写真

第9回は、まず始めに、各チームが調査地域で行ったミニ発表会の実施報告を行いました。さらに、前回の10月28日以降に進めた調査結果と、地域への最終報告会に向けた提案内容についても発表しました。川北さんからは各チームの発表に対してフィードバックをしていただきました。
「他のグループの取り組みを共有でき、ますます頑張ろうと思いました」「人に伝えることの難しさがよくわかりました。自分で思ったことを、他の人に聞いてもらうことの重要さもわかりました」といった感想が寄せられました。
どのチームも、1月27日の最終報告会に向けたパワーポイント作成などプレゼンの準備に意欲的に取り組もうとする様子が窺えました。

第8回目 調査対象の各地区でミニ発表会を実施させていただきました

第7回目 講義・グループワーク

第7回講座風景の写真

第7回は、初めに各チームがこれまでの活動状況を報告し、川北さんから「これからの地域の変化に備えるためにすべきこと」について講義がありました。
「各チームの進捗等がわかり、たいへん有意義でした。どのチームも課題を抱えて順調でないことがわかりました」「一歩踏み込んで聞くことの大切さを学びました」「どのチームも頑張ってまとめてあり、勉強になりました。各チームへの川北さんの助言が適確で自分たちの参考にもなりました」といった感想が寄せられました。
後半はグループワークを行いました。
チーム毎に個別相談も行い「自分たちが調査を進めていくにつれ、川北先生の言葉がより具体的にとらえられるようになった」「意外と時間がないと実感しました」「今後の予定、行動をシュミレーションしながら、みんなで段取りが組めた」と、どのチームも11月に行う各地域でのミニ発表会に向けて真剣にグループワークに取り組む姿が見られました。

第6回目 中間発表

第6回講座風景の写真

今年度のコミュニティコースも半期を終え、折り返しました。国勢調査等を使って調べた地域の現状や自治会長などへのインタビューなど、これまでにわかったことを踏まえ、今後の取り組みについて5チームが中間発表をしました。
「各チームの発表を聞いて、いろいろなアプローチ方法が学べました」「他チームの進行具合がわかりました」「他のチームの取り組みを聞いて、自治会の人をどう巻き込んでいくか参考になりました」といった感想が寄せられました。講師の川北さんからも最終報告会までにやるべきこと、注意点など厳しくも温かい助言をもらいました。
後半は川北さんや他チームからの助言をもとにグループワークを行いました。
「わかりやすい発表(説明)になるよう、工夫が必要」「自分たちがアンケートによって何を得て、何をしようとしているのか?という原点を忘れていました」「時間をかけて活動していても、発表がうまくないと何も伝わらない」といった気づきがありました。
今後、アンケート調査を実施するチームが多く、その結果が楽しみです。

第5回目 現地視察(先行事例研究)

今年度の現地視察(先行事例研究)は、3ヶ所の視察先を選択できるようにしました。
9月10日の丸子まちづくり協議会では、一昨年の地域デザインカレッジ2015修了生の近藤理事長から、主体的に地域課題解決に取り組み続けているお話を伺いました。
受講生からは「発想や対応がとても柔軟だと思いました」「本音が聞けておもしろいと思った」といった感想が寄せられました。
9月15日は「たすけあい遠州」が運営する袋井の「もうひとつの家」を訪ね、自然体で居場所を運営する様子を見せて頂きました。
「生の声、その場の雰囲気を感じることができて良かった。組織を長く続けられるには変化が必要。活動を始めるには覚悟が必要というアドバイスがありがたかったです」といった感想が寄せられました。
9月21日は先進的な防災活動に取り組む若松町町内会にお邪魔しました。夜間に関わらず、昨年度の地域デザインカレッジ2016修了生の中村会長以下、複数の役員からお話を伺うことができました。
「災害時に支援が必要な人、支援できる人のマップが詳細に作られているのに驚きました」「地域の方々のつながり、役員の方々のコミュニケーションが素晴らしい」といった感想が寄せられました。

丸子まちづくり協議会視察の写真 たすけあい遠州視察の写真 若松町視察の写真

第4回目 講義・ワークショップ

第4回講座風景の写真

第4回は、始めに各チームが今日までの活動報告をし、川北さんから今後の進め方についてアドバイスをもらいました。
受講生からは「各チームの課題を聞いて、参考になることが多くありました」「時間内に発表することは難しい。何をどう伝えるのか訓練になりました。川北さんからのコメント、うなってしまうほど納得です」「防犯・防災をテーマにすると、地域の目線が合いやすいということに共感した」といった感想が寄せられました。
グループワークでは「仮説について具体的に考えられてよかった」「知恵を出し合うことができました」「方向性は間違っていないと確認できたので、より深く詰めていきたい」「相互理解が不十分だということがわかりました」「チーム内での打合せの時間作りを大切にしたい。意見の調整やまとめ方を研究したい」といった感想が寄せられました。
次回はいよいよ中間発表を行います。

第3回目 講義・ワークショップ

第3回講座風景の写真

第3回目は、静岡大学教授の池田恵子先生を迎えました。全国各地の災害現場で起きた事例を交えながら多様な人々の視点から見た災害についての講義を聴き、地域の防災体制を考えるワークショップを行いました。
「具体的でとてもわかり易かった」「男女参画、多様性、大変重要なキーワードであることがわかった」「1つの課題をグループで話し合うことで、チームがまとまったような気がしました」といった感想が寄せられました。
また、「引っ張るリーダーから、引き出すリーダーに」「自治会以外の団体、企業との連携」「多様なニーズに応えられるしくみ」等、多くの気づきがあり、今回のテーマである「防災・減災の視点で地域を考える」貴重な時間となりました。

第2回目 学長講義・講義

第2回講座風景の写真

第2回目は、開講式以降、この3週間で対象地域について調べて来たことをチームごとに発表し、講師の川北さんからアドバイスをもらいました。続く先行事例研究では、活動を続けている修了生チーム「森下まちのタネ」「チーム両河内」「里山くらしLABO」から受講中苦労したことや現在の活動について話を聞きました。
受講生からは「調査地域の問題点を確実に把握していて素晴らしい」「現在に至るまでの活動内容がとても参考になりました」「刺激となり、やる気アップにつながった」といった感想が寄せられました。
後半は、田辺信宏市長の学長講義「地域デザインカレッジに受講生に期待すること」を聴きました。「私たちに期待している気持ちが伝わりました」「こ・こ・にの意味を知り、地域のため、自分を磨くため、行動したいと思いました」といった感想が寄せられました。

第1回目 開講式・講義

第1回講座風景の写真

開講式と講義をプロジェクトコースと合同で実施しました。開講式では、学長の田辺信宏静岡市長より激励のメッセージをいただきました。川北秀人さんの講義「求められることに挑む」は、静岡市の高齢者率や将来人口予測のデータを見て現状を把握することからスタートしました。
午後は、コースごとに分かれ、コミュニティコースは小規模多機能自治を推進する全国の先行事例と今後求められる自治組織についての講義を聴きました。
受講生からは「学長の『人生の充実は出会いの数に比例する』という言葉に共感しました。このカレッジは、今までの人生の中で最大の出会いになるだろう。頑張ろうという思いが強くなりました」「新しい情報が多く、頭がパンクしたかのような感じですが、大変充実した1日を過ごせました」といった感想が寄せられました。

カリキュラム・講師陣

【カリキュラム】
第1回7月8日(土曜日)10時00分~17時00分 開講式、ガイダンス、講義「求められることに挑む」
第2回7月29日(土曜日)9時30分~12時30分 講義「地域アセスメントをどう活かすか」、活動紹介「修了生のその後の活動に学ぶ」、学長講義「地域デザインカレッジ受講生に期待すること」
第3回8月19日(土曜日)9時30分~12時30分 講義、ワークショップ「防災・減災の視点で地域を考える」
8月 自主活動 地域調査 チームごとアセスメントシートをもとにインタビュー調査実施
第4回9月2日(土曜日)9時30分~12時30分 講義「地域アセスメントに基づく提案づくりとは」
第5回9月 現地視察(先行事例研究)
第6回9月30日(土曜日)9時30分~12時30分 中間発表 地域アセスメント調査の結果発表
10月14日(土曜日) 情報交換、グループワーク※希望チームのみ
第7回10月28日(土曜日)9時30分~12時00分 講義「これからの地域の変化に備えるためにすべきこと」
第8回11月 各地域でのミニ発表会
11月18日(土曜日) 情報交換、グループワーク※希望チームのみ
第9回12月9日(土曜日)9時30分~12時30分 ミニ発表会の報告、提案のブラッシュアップ
第10回1月13日(土曜日)9時30分~12時30分 最終報告会のリハーサル、相互アドバイス
第11回1月27日(土曜日)13時00分~17時00分 合同最終報告会、修了式

【コーディネーター・専任講師】
川北秀人(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表)
京都大学卒業後、(株)リクルート、NGO代表等を経て、IIHOE設立。市民団体のマネジメントや企業の社会責任(CSR)への取り組みを支援するとともに、NPO、市民団体と行政との協働の基盤づくりも進める。

【講師】

  • 池田 恵子(静岡大学教育学部・同防災総合センター教授)8月19日
    研究テーマは「性別や多様な人々の視点からの地域の防災体制づくり」。普段の地域活動に誰が参加できるか、誰の声が反映されやすいかが、災害時の被害や支援活動のあり方に深く関係していると気づき、多様性に配慮した防災・復興を提言。
  • 修了生 7月29日
    地域デザインカレッジ コミュニティコースの修了生がその後の活動を報告します。
  • 先行団体 9月
    地域活動をしている団体を現地に訪ね、活動の面白さや苦労を聞きます。

申込み(終了しました)

募集要項

定員 25人(選考あり)
期間 2017年7月8日(土曜日)~2018年1月27日(土曜日)
日数 11日+自主活動
時間 おおむね土曜日 9時30分~12時30分
会場 アイセル21(静岡市葵区東草深町3-18)
受講料 5,000円
*納入後の返金はできませんのでご了承ください。

受講対象者

以下の条件をすべて満たす人

  • 静岡市に在住で、地域づくりに関心がある
  • おおむね 40~60歳代まで
  • 講座の8割以上に出席できる
  • インターネット、Facebook、パワーポイントを学ぶ意欲がある
  • 説明会のいずれか 1回に出席できる

*説明会の参加が難しい方は、静岡市生涯学習推進課までお問い合わせください。

選考結果について

選考後、6月末日までに選考結果通知を郵送いたします。
*受講決定者は「受講決定のお知らせ」と受講料5,000円を持参のうえ、7月8日(土曜日)の開講式にお越しください。

事前説明会(終了しました)

コミュニティコースの受講を考えている方、地域参加や社会貢献に関心がある方は、事前説明会のいずれか1回にご参加ください。
*受講応募には、説明会への参加が必須です。

【日時・会場】

  • (1)6月3日(土曜日)10時00分~11時00分 健康文化交流館「来・て・こ」 3階302活動室(駿河区小鹿二丁目25-45)
  • (2)6月7日(水曜日)19時00分~20時00分 清水区役所 3階313会議室(清水区旭町6-8)
  • (3)6月10日(土曜日)10時00分~11時00分 アイセル21 41集会室(葵区東草深町3-18)

【対象者】市内在住のおおむね40~60歳代の方
【定員】各回20人程度
【参加費】無料
【申込み】静岡市コールセンターで5月23日(火曜日)より受付開始(申込順)
TEL054-200-4894(8時00分~20時00分 年中無休)

お問い合わせ

市民局生涯学習推進課人づくり事業推進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館15階

電話番号:054-221-1207

ファックス番号:054-221-1758

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