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更新日:2024年2月15日
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2019年度 高校生まちづくりスクール(ビジネス編)
静岡市を元気にするビジネスに関心のある高校生に!
世の中のビジネスは「誰かの困りごと」を解決することで成り立っている事がほとんどである。現在地方では大きな課題を抱えており、その解決をボランタリーではなく「ビジネス」で打開する方法が注目されている。これを「コミュニティビジネス」と呼ぶ。マネジメントやプランニングを学び、地域課題の新しい解決方法を見つけます。
2019年度の高校生まちづくりスクール(ビジネス編)は全5回終了しました!
講座レポート
8月24日 第5回 公開プレゼンテーション!!
まちスクの最終回は公開プレゼンテーションです。
本来は14時00分スタートにも拘わらず、全てのチームが午前中から会場に集まり、本番直前までプレゼンの改善やリハーサルを重ねました。
約50人の聴講者や講師陣、事務局の前で、これまでチームでブラッシュアップしてきた静岡市を元気にするビジネスプランを緊張しながらも堂々とプレゼンしました。講師の飯倉さんを始め、第3回にもお越しいただいたゲスト講師陣からの講評のほか、会場からも応援メッセージやコメントをいただきました。
プレゼン終了後には修了式や講師陣とのふりかえり会を行い、全5回を締めくくりました。
参加した高校生の皆さん、本当にお疲れ様でした!
参加した高校生の気づき
- 案の裏付けの必要性を改めて理解したので、今日発見したことを忘れずプレゼンテーションをする際に活かしたいと思います。
- 問題点を見つけること、上げることも大切だが、本当に問題で解決すること、方法が正しいのかは現場にいないと分からない。
- 私は今のところの志望校は県外が多く、静岡県から出て行ってしまう可能性が高いけれど、もしそうなったとしたら県外の人に静岡の魅力を伝えたいと思います。
※公開プレゼンテーションで使用したパワーポイントのPDF版をご紹介します。
PDF版のため、アニメーションなど一部見づらい点がありますが、ご了承ください。
- 1.若者販売代行プロジェクト(PDF:1,078KB)
- 2.シェアメダカ(PDF:1,056KB)
- 3.Heart Agency(PDF:1,155KB)
- 4.輪食(わしょく)(PDF:13,951KB)
- 5.R×R(あーる)(PDF:7,637KB)
- 6.空き家チーム(PDF:377KB)
- 7.静岡盛り上げ隊(PDF:1,911KB)
8月17日 第4回 プレゼンしてみよう!
いよいよ次回は公開プレゼンテーションということで、今回はプレゼンの練習を行いました。メンバーが別々の高校に通っているというチームも多く、打合せなどに苦労しながらも、全チームがプレゼン用のパワーポイントを完成させて臨みました。
本番さながらにプレゼンをした後は、講師の飯倉さんより改善点や質問をいただき、それをもとに各チームで修正を加えていく作業を集中して行いました。
参加した高校生の気づき
- 他のグループの発表(途中経過)を見て、大部分が完成していたのでビックリした。良い所を自分たちが吸収してスライド作りに活かしていきたい。
- 仕入がないとはいえお金の計算が複雑で1つのビジネスを考えるのは大変だと思いました。
- アドバイスを頂き自分たちの足りない点がよく分かった。値段や配送手段について改めて考え直すことができた。
8月3日 第3回 ゲスト講師からのアドバイス・グループワーク
今回は市内で活躍する企業人3人をゲスト講師としてお招きしました。
ゲスト講師は冒頭で各チームからの進捗状況や困りごとの報告を聞き、その後のグループワークでは、チーム毎にアドバイスや事例紹介をしてくださいました。
アイデアをビジネスプランにしていく過程で悩んでいた高校生たちは、講師陣からのアドバイスを受け、「誰の」「どういった課題」を解決するために取り組むのか、という基本に戻って考えることができました。
参加した高校生の気づき
- アイデアを出していく中で、何を目的とし誰を対象としているのかを見失ってしまっていたけれど、基本にもどり、誰のために、目的は何かを考えることで、アイデアがより良くなり、まとめることができた。
- 「何のため」にやることなのかを明確にしないとやりたいことが定まらない。
- 相談にのっていただいて、自分達のプランの曖昧な部分が分かりました。
(株)販売促進研究所 代表取締役 杉山様の写真
静岡鉄道(株)森田様の写真
アオイネオン(株)松尾様の写真
7月20日 第2回 チームビルディング・グループワーク
前回からの宿題は、「毎月3万円利益をあげる」ことを目標にしたアイデアシートの作成。今回は作成してきたシートをもとに、全員(スタッフも含めて!)が発表することから始まりました。多様なアイデアが飛び交い、お互いが様々な視点や課題感を持っていることが分かりました。
発表後は投票を行った結果、7人のアイデアが選ばれました。7チームに分かれグループワークを行い、アイデアをもとにビジネスプランを深めました。
参加した高校生の気づき
- 1つのビジネスをやるにしても2つのターゲットをつくることで資金を作ったりできるのだと思いました。
- ターゲットを設定することの大切さを、アイデアを形にする過程で実感した。「高校生」といっても色々な人がいるので、その中でどんなタイプの人をモデルにするのか決めると軸がしっかりしてくるのかな、と感じました。
- アイデアは良い!と思っても、実際ビジネスにしようと思うとすごく難しいです。根本的に需要がないのではないかという問題にぶち当たり、目標が分からなくなりました。
7月6日 第1回 開講・講義「プランニングのコツを学ぼう!」
いよいよビジネス編がスタートしました!
講師の飯倉さんから、3時間に渡り「コミュニティビジネス」についての講義がありました。
「ビジネスの源は誰かの困りごと」
「アウトプットをするためにインプットする」
「小さく早く動く」
初めて触れることば、知識ばかりで、充実した学びの時間になりました。
参加した高校生の気づき
- ビジネスはお金を稼ぐことだと思っていたけど、誰かが困っていることを解決することだと分かった。
- 何かをするには学んでいるだけではいけない。アクションを起こさなければいけないが、“ブランド力”も大切。
- 行動するために考えるのではなく、考えるために行動するというのが自分的にすごいしっくりきたのでもっと自分も行動してみようと思いました。
- どのようにお金がまわっているのかを考えてどのようなことにお金を使えば自分にかえってくるのかを考える。
カリキュラム詳細
【第1回】7月6日(土曜日)14時00分~17時00分
「プランニングのコツを学ぶ」
内容:困りごとを解決するためのプランを立てる
【第2回】7月20日(土曜日)14時00分~17時00分
「チームビルディング」
内容:それぞれのプランを発表し合いチーム編成
【第3回】8月3日(土曜日)15時00分~18時00分
「プランを深める」
内容:チームごとにプランをブラッシュアップ
【第4回】8月17日(土曜日)14時00分~17時00分
「プレゼンテーション」
内容:プランや思いを人に伝えるトレーニング
【第5回】8月24日(土曜日)14時00分~17時00分
「公開プレゼンテーション」
内容:取り組みをまとめて発表、ふりかえり
※カリキュラムは予定です。天候や運営上の都合により変更する場合があります。
講師紹介
飯倉清太さん(NPO法人サプライズ代表理事)
1970年、静岡市生まれ。静岡県伊豆市在住。
地域のゴミ問題に疑問を抱き38歳で仲間と清掃活動をスタート、継続させていくためにNPO法人を設立し高校生や住民を巻き込み活動を広げる。集まった人との絆で町の拠点づくりへと発展。
現在は地域食材を発信する「伊豆食べる通信」編集長、民間100%出資の移住定住施策「ドットツリー」プロジェクトデザインを担当しソーシャルビジネスを営んでいる。
2019年度から静岡大学地域創造学環客員教授に就任。
対象者
静岡市内に住むか通学している高校生15人程度(多数抽選)
受講料
無料
※会場までの交通費は自己負担
会場
産学交流センター B-nest(ペガサート6・7階)
静岡市葵区御幸町3-21
産学交流センター B-nestホームページ(外部サイトへリンク)
申込方法等【受付けは終了しました】
【申込締切】2019年6月14日(金曜日)
【申込方法】次のいずれかの方法でお申込みください。
- 市HP内の専用フォームから申込み
- 申込用紙を郵送、FAX、または直接持参
- 電話連絡
<郵送・持参の場合の宛先>
〒424-8701 静岡市清水区旭町6-8 清水区役所9階 青少年育成課
〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1 静岡庁舎15階 生涯学習推進課
<FAXの場合の宛先>
FAX:054-352-7732(青少年育成課)
FAX:054-221-1207(生涯学習推進課)
<電話の場合の宛先>
TEL:054-354-2614(青少年育成課)
TEL:054-221-1207(生涯学習推進課)
※郵送・持参、FAX、電話の場合は、青少年育成課または生涯学習推進課のいずれかにお申込みください。
どちらにお申込みいただいても構いません。
参加決定通知
申込多数のため抽選となった場合は、6月末日までに参加の可否について通知します。