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更新日:2024年2月15日

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2020年度 高校生まちづくりスクール(ビジネス編)

講座レポート

静岡市を元気にするビジネスに関心のある高校生に!

現在、地方で抱える大きな課題をボランタリーではなく「ビジネス」で打開する方法が注目されています。これを「コミュニティビジネス」と呼びます。
高校生まちづくりスクール〈ビジネス編〉では、マネジメントやプランニングを学び、地域課題の新しい解決方法を見つけます。

※「新型コロナウイルス感染症に係る市主催イベント等の開催に関する基本方針」に基づき感染防止対策を講じた上で開催します。

令和2年度 参加者、講師及びスタッフの集合写真

2020年度の活動をまとめた報告冊子が完成しました!

報告冊子(表紙)

講座レポート

11月7日 第5回「公開プレゼン!」

最終回は、約50人の聴講者を前に、公開プレゼンテーションを開催しました!
高校生は、午前中から会場に集まってリハーサルを行い、午後の公開プレゼンに向け、ギリギリまでプレゼンの調整に取り組みました。

本番の公開プレゼンでは、多くの聴講者を前に緊張しつつも、7チーム24人の高校生が、各チームごと磨き上げてきたビジネスプランを堂々とプレゼンしました。
講師陣からの講評や会場からの応援メッセージもたくさんいただきました。

公開プレゼン後は、修了式や講師陣との交流会を行いました。
交流会では、ビジネスプランを実現するためにはどうしたらいいか相談している高校生や、「来年も参加したい!」という高校生もいました。
参加した高校生のみなさんの今後が楽しみです!
約2ヵ月間、本当にお疲れさまでした!

参加した高校生の気づき

  • ビジネスについてわからない所が最初は多くあったけれど、チームのメンバーや他チームの人々とディスカッションをすることで、企画や考え方に磨きが加わるようになった。
  • 自分も将来まちづくりやビジネスに興味のある人の助けになれるような大人になりたいと感じた。
  • 学校にいる時は先生の話を常に「聞く側」なので味わうことのない感情ですが、話す側になって使う体力が全然違うと思いました。この経験を活かして来年はAOなどにも挑戦してみたいです。

プレゼンの様子 講評の様子

※公開プレゼンテーションで使用したパワーポイントのPDF版をご紹介します。
PDF版のため、アニメーションなど一部見づらい点がありますが、ご了承ください。

10月31日 第4回「相手に伝わるプレゼンのコツ」

次回の公開プレゼンテーションに向けて、プレゼン練習を行いました。
チームごと、作成してきたパワーポイントを使ってプレゼンし、飯倉さんにアドバイスをいただきました。
高校生は、初めて実際にプレゼンをしたことで、パワーポイントの改善点やプラン自体の新たな課題点を発見したようです。
プランの根拠とするため、電話でインタビューを行ったり、アンケートを作成したりと積極的に行動するチームもおり、ビジネスプランをさらに深めることができました。

参加した高校生の声

  • 自分たちが考えたアイデアを実際に行ったときにどうなるか、始めるまでの具体的な準備などをイメージすることができた。また、他のチームのプレゼンのいいところを学ぶことができた。
  • 根拠となるデータをできるだけ表示させて、聴衆に納得してもらえるプレゼンすることが大切だと思った。
  • 実際にインタビューをしたことで現実性が出てきた。ただ、詳しい話を聞けたことで新たに課題が生まれたので、ビジネスプランを考えるのは難しいと感じた。

プレゼン練習の様子 グループワークの様子

10月17日 第3回「プランを深めよう!」

今回は、ゲスト講師として市内で活躍する企業人である

  • 静岡鉄道株式会社 CSV推進室 CSV・イノベーション担当 課長 森田陸様
  • アオイネオン株式会社 シニアディレクター 松尾憲宏様 
  • 静岡県産業振興財団 ふじのくにICT人材育成プロデューサー 阪口瀬里奈様

の3名をお招きしました。

各チームのグループワークにゲスト講師も交わり、様々な視点からアドバイスや事例紹介をしていただきました。
高校生は、思わぬ視点からの指摘やアイデアに、大きな刺激を受けていたようでした。
そして、アドバイスを受けた上で、「誰のためになるのか」「どうやってお金を稼ぐ仕組みを作るか」など、それぞれのプランに何が足りないのか、話し合いを進めていきました。

参加した高校生の気づき

  • 頼りになる大人たちのお話を伺い、身近なアイデアから斬新なアイデアまで浮かび、考えるのがとても面白かった。小さなことから大きなことにできるよう、具体的なビジネスプランにしたい。
  • グループワークを通して内容をさらに深めることができた。また、大人の話を聞くことで、現実的なビジネスプランになってきて良かった。
  • 高校生と協力してもらう人の両方にメリットがあることを考えるのは、本当に難しいと感じました。

ゲスト講師の森田様の写真

高校生と森田様のグループワークの様子

ゲスト講師の松尾様の写真

高校生と松尾様のグループワークの様子

ゲスト講師の阪口様の写真

高校生と阪口様のグループワークの様子

10月3日 第2回「チームビルディング」

今回は、いよいよ活動テーマ&チーム決め!
前回からの宿題「月3万円の利益をあげる!アイデアシート」の個人プレゼンから始まりました。
「静岡の高校生オススメスポットを紹介したい」「高校の制服を集めてショーをやりたい」など、高校生ならではのアイデアが提案され、それぞれの視点や課題意識が異なることがわかりました。
プレゼン後は投票を行い、6人のアイデアが活動テーマに決定!
テーマごとにチームを結成し、グループワークをとおしてプランを深めました。

参加した高校生の気づき

  • 何をするにもお金が必要だから、儲けるためにも金額設定が難しいけど、やりたいことを考えていくのはとても楽しかったです。
  • 同じ静岡に住んでいても目に付く課題は別々で、たくさんの意見があって面白かったです。
  • グループワークによって、アイデアが膨らんだり多様な意見が出たりしたので、グループワークは大切だなと思いました。

第2回 アイデア発表後の様子 第2回 グループワークの様子

9月19日 第1回「プランニングのコツを学ぼう!」

定員の15名を大きく超える、24名の高校生が参加!
令和2年度のまちスク(ビジネス編)がスタートしました。

今回は、講師の飯倉さんから「コミュニティビジネス」についての講義がありました。

  • ビジネスの源は「困りごと」から
  • たくさん失敗していい。大切なのは行動すること

様々な知識や考え方を知り、ビジネスの奥深さを感じる、充実した学びの時間となりました。
ビジネスについて考えたことがなかったという高校生も、繰り返しワークを行ううちに、だんだんと感覚が掴めていった様子。
終始楽しい雰囲気で第1回が終了しました。

参加した高校生の気づき

  • 市で困っていることが色々な分野でたくさんあり、ビジネスでできることがたくさんあると知りました。
  • ほとんどすべてが新しい経験だった。自分でなにかプランを考えることにとても興味がわくと共に、その難しさを感じました。
  • 「成功しなくても、失敗したことが経験という価値を得られる」という考えに出会えました。

第1回 講義中の様子1 第1回 講義中の様子2

カリキュラム詳細

【第1回】9月19日(土曜日)14時00分~17時00分
「プランニングのコツを学ぼう!」
内容:困りごとを解決するためのプランを立てる

【第2回】10月3日(土曜日)14時00分~17時00分
「チームビルディング」
内容:それぞれのプランを発表し合いチーム編成

【関係機関へインタビュー】

【第3回】10月17日(土曜日)14時00分~17時00分
「プランを深めよう!」
内容:チームごとにプランをブラッシュアップ

【関係機関へインタビュー】

【第4回】10月31日(土曜日)14時00分~17時00分
「相手に伝わるプレゼンのコツ」
内容:プランや思いを人に伝えるトレーニング

【第5回】11月7日(土曜日)10時30分~17時00分
「公開プレゼン!」
内容:取り組みをまとめて発表、ふりかえり

※カリキュラムは予定です。本講座は、新型コロナウイルスの感染状況によっては、すべての講義をオンライン(Zoom)で実施します。

講師紹介

飯倉清太さんの写真

飯倉清太さん(NPO法人サプライズ代表理事)

1970年、静岡市生まれ。静岡県伊豆市在住。
地域のゴミ問題に疑問を抱き38歳で仲間と清掃活動をスタート、継続させていくためにNPO法人を設立し高校生や住民を巻き込み活動を広げる。集まった人との絆で町の拠点づくりへと発展。
現在は地域食材を発信する「伊豆食べる通信」編集長、民間100%出資の移住定住施策「ドットツリー」プロジェクトデザインを担当しソーシャルビジネスを営んでいる。
2019年度から静岡大学地域創造学環客員教授に就任。

対象者

  • 静岡市内に住むか通学している高校生15人程度(多数選考)
  • インターネット環境、カメラ、マイク付きのパソコンもしくはスマートフォンのご用意及びZoomアプリのインストールができる方

受講料

無料
※会場までの交通費は自己負担

会場

【第1回】
静岡市中央体育館3階 大会議室
静岡市葵区駿府町2-80

【第2~4回】
茶木魚(静岡市役所新館3階)
静岡市葵区追手町5-1

【第5回】
葵生涯学習センター(アイセル21) ホール
静岡市葵区東草深町3-18

※新型コロナウイルスの感染状況によっては、すべての講義をオンライン(Zoom)で実施します。

静岡市生涯学習センター ホームページ 葵生涯学習センターのご案内(外部サイトへリンク)

申込方法【受付は終了しました】

【申込締切】2020年8月31日(月曜日)
【申込方法】次のいずれかの方法でお申込みください。

  • 市HP内の専用フォームから申込み
  • 申込用紙を郵送、FAX、または直接持参

〈郵送・持参の場合の宛先〉
〒424-8701 静岡市清水区旭町6-8 清水庁舎9階 青少年育成課
〒420-8602 静岡市葵区追手町5-1 静岡庁舎15階 生涯学習推進課

〈FAXの場合の宛先〉
054-352-8701(青少年育成課宛て)
054-221-1758(生涯学習推進課宛て)

※郵送・持参、FAXの場合は、青少年育成課または生涯学習推進課のいずれかにお申込みください。
どちらにお申込みしていただいても構いません。

参加決定通知

申込み多数のため選考となった場合は、9月初旬までに参加の可否について通知します。

お問い合わせ先

ご不明な点は、ページ最下部に記載の連絡先までお問い合わせください。

お問い合わせ

市民局生涯学習推進課人づくり事業推進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館15階

電話番号:054-221-1207

ファックス番号:054-221-1758

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