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更新日:2024年2月15日

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東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた取組み(平成29年度)

静岡市は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて、スポーツ振興及び交流さらには人的・経済的・文化的な相互交流を図り、地域の活性化を推進するため、2020年東京オリンピック・パラリンピック事前合宿誘致活動を行っています。

平成28年5月、以下のとおり合宿誘致方針を定めました。(抜粋)

 

  • 合宿受入れ候補施設(市内4施設)
    • (1)清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)/静岡市清水区山切
      天然芝サッカー場、ウエイトリフティング場
    • (2)中央体育館/静岡市葵区駿府町
      体育館
    • (3)静岡県草薙総合運動場/静岡市駿河区栗原
      新体育館(このはなアリーナ)、陸上競技場、球技場
    • (4)静岡県立水泳場/静岡市葵区西ケ谷
      50mプール、飛込みプール
      ※誘致対象の追加競技の受入れ候補施設は、今後追加予定。
  • 誘致対象競技(9競技12種目):合宿受入候補施設で練習可能な競技
    サッカー、ウエイトリフティング、バスケットボール、バドミントン、水泳(競泳・水球・シンクロナイズドスイミング・飛込み)、新体操、バレーボール、陸上競技、ラグビー
    ※2020年東京オリンピックの追加競技の内、野球・ソフトボール・スケートボードを今後追加予定。
  • 誘致対象国・地域(7か国・地域):これまでに本市とスポーツを通した繋がりがあり、今後さらなる交流を深めていきたいと考える国と地域
    スペイン、台湾、ロシア、イタリア、アメリカ、メキシコ、日本
    ※対象国・対象競技種目以外からの合宿依頼があった場合は別途協議していきます。

1 事前合宿とは?

2 誘致ツール

3 誘致活動の取組み

1 事前合宿とは?

現在、世界中で様々な国際大会が開催されています。それに伴い、大会に参加するアスリートが大会本番でのパフォーマンスの維持・向上を図るため、早めに開催国に入り、コンディション調整を行うことを、事前合宿といいます。
事前合宿を誘致することにより、トップアスリートによる市民交流事業を実施するなど、スポーツに関する市民の関心度を向上させるとともに、ジュニアの育成や国際交流機会の創出が期待されます。

2 誘致ツール

平成25年9月「2020年オリンピック・パラリンピック競技大会」の東京での開催が決定したことに伴い、本市では、事前合宿誘致活動を行っています。

各国へ本市をPRするため、以下の誘致ツールを作成及び登録しました。

(1)「スポシズ(SPSZ)」

平成28年3月1日(火曜日)

静岡市では、国内だけでなく海外のスポーツ競技団体等に向けて市のスポーツ施設情報を発信し、合宿に来ていただくため、ホームページ及びパンフレット「スポシズ(SPSZ)」を作成しました!

【「スポシズ(SPSZ)」の特徴は?!】​​​​​​​

  • 日本語、英語、スペイン語、中国語(繁体字・簡体字)、フランス語、ドイツ語、韓国語と、8カ国語の言語に対応しています。
  • 市のシンボルカラー「ブルー」を基調とし、施設紹介だけでなく、東京からのアクセスの良さ、温暖な気候、恵まれた自然環境等、静岡市が合宿に適した「まち」であることを、世界に発信しています。
  • 掲載施設は、清水ナショナルトレーニングセンター、中央体育館、静岡県草薙総合運動場、静岡県立水泳場を含む全8カ所です。
  • ホームページは、施設の様子をよりリアルに感じてもらう工夫として、Googleインドアビュー、バーチャルビューを採用しています。

スポシズロゴ(日本語) スポシズTOP

3 誘致活動の取組み

静岡市では、2020年東京オリンピック・パラリンピック事前合宿誘致ができるよう、以下の取組みを行っています。

(1)スペインバドミントン協会の視察を受け入れました!

平成29年4月24日(月曜日)~4月27日(木曜日)

スペインよりバドミントン協会のスポーツディレクターが、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた合宿候補地として、静岡市内の視察を行いました。
視察では、静岡市北部体育館や清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)などのスポーツ施設のほか、駿府城公園や東海道広重美術館などを訪れました。
今後も、継続してアプローチを行っていきます!

スペインバドミントン協会 中央体育館視察 スペインバドミントン協会 JSTEP視察

(2)静岡県立水泳場にて水球男子日本代表(ポセイドンジャパン)の強化合宿が行われました!

平成29年6月3日(土曜日)~6月8日(木曜日)

大本洋嗣監督率いる「水球男子日本代表(ポセイドンジャパン)」が、静岡県立水泳場で強化合宿を行いました。
キャンプ期間中には、静岡県水泳連盟の鳥居裕史会長が激励に訪れたほか、静岡市観光交流文化局の和田明久次長から特産品のレッドオーレ(トマト)、枝豆を贈呈し、代表チームを激励しました。

水球日本代表 練習風景 水球日本代表 地場産品贈呈

(3)清水ナショナルトレーニングセンターにてバスケットボール男子U24日本代表の強化合宿が行われました!

平成29年6月22日(木曜日)~6月25日(日曜日)

陸川章ヘッドコーチ率いる「バスケットボール男子U24日本代表」が、第29回ユニバーシアード競技大会(台北)に向け、清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で強化合宿を行いました。
歓迎セレモニーでは、静岡市観光交流文化局の中島局長からベンドラメ礼生キャプテンに特産品の「長田の桃」を贈呈し、代表チームを激励しました。

男子U24バスケ集合写真 男子U24バスケあいさつ

(4)台湾陸上協会の視察を受け入れました!

平成29年7月28日(金曜日)~7月30日(日曜日)

台湾より陸上協会の副秘書長が、2020年東京オリンピックに向けた合宿候補地として、静岡市内の視察を行いました。
視察では、静岡市西ケ谷総合運動場や静岡県草薙総合運動場などのスポーツ施設のほか、宿泊施設や駿府城公園などを訪れました。
今後も、継続してアプローチを行っていきます!

台湾協議 台湾協議 草薙

(5)清水ナショナルトレーニングセンターにて車いすバスケットボール女子日本代表候補の強化合宿が行われました!

平成29年7月30日(日曜日)~8月6日(日曜日)

塚本京子チームリーダ率いる「車いすバスケットボール女子日本代表候補」が、清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で強化合宿を行いました。
歓迎セレモニーでは、静岡市観光交流文化局の中島局長から藤井郁美キャプテンに特産品の「ハウスみかん」を贈呈し、代表チームを激励しました。

女子車いすバスケ 藤井CP 女子車いすバスケ 全体

(6)「BOCCIAキャラバン㏌静岡」が清水ナショナルトレーニングセンター・南部体育館で開催されました!

平成29年8月10日(木曜日)~8月11日(金曜日)

日本ボッチャ協会主催の「BOCCIAキャラバン㏌静岡」が市内体育館で開催されました。
(共催:静岡県ボッチャ協会、静岡市、静岡県)

当日は、リオパラリンピック銀メダリストの杉村英孝選手らによる公開練習のほか、ボッチャ体験会が行われ、多くの市民の皆さんが参加されました。

10日(木曜日)に開催した歓迎セレモニーでは、静岡市観光交流文化局の中島局長が歓迎あいさつを行い、保健福祉局の平松局長が市特産品の「青島みかんジュース」を贈呈し、BOCCIAキャラバンの静岡市開催を歓迎しました。

平松局長 デフ 杉村選手

(7)台湾陸上協会と「2017静岡市合宿」の覚書を締結しました!!

平成29年8月20日(日曜日)

台湾陸上協会と「2017静岡市合宿」の覚書を締結しました!
台湾で行われた調印式には市長が署名した覚書を持参した小長谷副市長が出席し、台湾陸上協会の蔡辰威理事長の署名に立会いました。

覚書に基づく今年度の合宿は、平成29年10月3日(火曜日)~13日(金曜日)の11日間行われ、30名の選手団が来静します。(場所:静岡市西ケ谷総合運動場・静岡県草薙総合運動場)

この合宿を契機に台湾陸上協会との交流を深め、毎年度継続した合宿の実現に向けたアプローチを行っていきます!

台湾陸上覚書 市長 台湾陸上覚書 副市長

(8)スペインパラバドミントン代表チームが強化合宿を行いました!

9月1日(金曜日)~9月6日(水曜日)

スペインパラバドミントン代表チーム18名が、清水ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行いました。

9月2日・4日に開催した市民交流会には、市内の中学生やバドミントン愛好家、静岡県・静岡市バドミントン連盟の皆さまに加え、日本障がい者バドミントン連盟から大濱 真選手と磯部 規道選手も参加し、2日間で約150名の参加者が集まりました。

交流会では、スペイン代表選手とのシャトル打ちやトップ選手のプレーを間近で見ることができ、参加者からは「選手のプレーは障害を感じないスピードと迫力で格好良かった」など、終始、笑顔あふれる交流会となりました。

この合宿を契機に、東京2020オリンピック・パラリンピックにおける事前合宿の実現に向け、引き続きスペインバドミントン連盟との協議を進めていきます!

スペインパラバドミントン選手 スペイン交流写真

(9)スペインバドミントン連盟会長が来静しました!

平成29年9月22日(金曜日)

東京2020オリンピック・パラリンピックにおける直前合宿の実施に向けた協議を行うため、スペインバドミントン連盟のダビット・カベージョ会長が来静しました。
協議には、静岡県バドミントン協会の会長、理事長などの役員の皆さまにもご出席いただき、合宿受入に向けた詳細な協議を行いました。

スペインバドミントン代表チームによる事前合宿の実現に向け、引き続き協議を進めていきます!

スペインバドミントン連盟会長との協議 スペインバドミントン連盟会長との会食

(10)台湾陸上代表チームが強化合宿を行いました!

平成29年10月3日(火曜日)~10月13日(金曜日)

台湾陸上代表チーム29名が、西ケ谷総合運動場、県草薙総合運動場及び清水ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行いました。

今回の合宿には「台北ユニバーシアード2017」で活躍した選手に加え、リオオリンピックに出場した選手も多数含まれており、台湾陸上のトップ選手達による強化合宿となりました。

10月10日、11日、12日には、小中学校(蒲原東小・安倍川中・清水庵原小)を訪問し、台湾代表選手と生徒児童が一緒に準備運動やリレー、ボール投げを行うなど、スポーツを通じた国際交流を図りました。

また、運動後には一緒に給食を味わいました。食事をしながらの会話は弾み、教室内は笑顔と笑い声に包まれました。

合宿期間中の10月5日には、2020年東京オリンピックにおける直前合宿の実施に関する覚書を締結しました!

台湾陸上代表全体写真 台湾陸上代表による学校訪問

(11)台湾陸上協会による2020年東京オリンピック直前合宿が決定!

平成29年10月5日(木曜日)

2020年東京オリンピック直前合宿の実施について、台湾陸上協会と合意し、「2020年東京オリンピック合宿に係る基本事項に関する覚書」の締結式を行いました。

締結式では、田辺市長と台湾陸上協会の王景成(ワン チンチョン)秘書長が覚書に署名し、2020年までの継続した合宿の実施やスポーツをきっかけとした国際交流の推進に向け、固い握手を交わしました。

台湾陸上協会の王秘書長は、「静岡市の気候は気持ちがよく、陸上の練習にも最適」と静岡市を合宿地に決めた理由を挙げました。

今後は、東京2020オリンピックでの直前合宿に加え、2018及び2019の各年度においても市内合宿が実施されます。また、合宿時には、市民の皆さまとの交流事業を行う予定です。

2020年東京オリンピックに向けた3年間、台湾陸上のトップアスリートが静岡市にやってきます!

台湾陸上協会との覚書締結式(市長・王秘書長) 台湾陸上協会との覚書締結式(全体)

(12)車いすバスケットボール男子日本代表候補の強化合宿が清水ナショナルトレーニングセンターで行われました!

平成29年10月1日(日曜日)~10月7日(土曜日)

車いすバスケットボール男子日本代表候補が、清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP)で強化合宿を行いました。

歓迎セレモニーでは、静岡市スポーツ交流課の望月課長から豊島英キャプテン、宮島徹也副キャプテンに市特産品の「極早生みかん」を贈呈し、代表チームを激励しました。

車いすバスケ男子贈呈 車いすバスケ男子全体

(13)スペインバドミントン連盟による2020年東京オリンピック・パラリンピック直前合宿が決定!

平成30年1月18日(木曜日)

2020年東京オリンピック・パラリンピック直前合宿の実施について、スペインバドミントン連盟と合意し、「2020年東京オリンピック・パラリンピック合宿に係る基本事項に関する覚書」の締結式を行いました。

スペインスポーツ庁で行われた締結式では、スペインスポーツ庁のハイメ・ゴンザレス局長、在スペイン日本国大使館の鈴木暁広報文化班書記官の立会いのもと、市長が署名した覚書を小長谷副市長が持参し、スペインバドミントン連盟のダビッド・カベージョ会長が署名しました。

スペインバドミントン連盟のダビッド・カベージョ会長は、「静岡市にはバドミントンが実施できる抜群の施設があり、快適に使用できるよう準備してくれている」と述べ、2020年まで継続した合宿の実施やスポーツをきっかけとした国際交流の推進、両者の飛躍に向け、小長谷副市長と固い握手を交わしました。

今後は、2020年東京オリンピック・パラリンピックの直前合宿に加え、2018及び2019の各年度においても市内でジュニア代表による合宿が実施される予定です。

また、合宿時には、市民の皆さまとの交流事業も行う予定です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた3年間、スペインバドミントンのトップアスリートが静岡市にやってきます!

スペインバドミントン覚書1 市長サイン

(14)「ホストタウンサミット」で安倍川中学校のがこれまでの取組を発表!

「もっとオリンピック・パラリンピックを身近に感じてもらいたい」
「オリンピックが見るものから参加するものに意識が変わった」
「静岡の人に台湾陸上の選手を応援してもらいたい」

平成30年2月25日、全国約300の自治体、関係省庁、各国大使館等を対象に開催された「ホストタウンサミット」において、安倍川中学校の生徒がこれまでの取組を発表し、冒頭のメッセージを全国に向けて発信しました。

安倍川中学校では、国が進める「映像によるホストタウン魅力発信プロジェクト」に取組む中学校として全国で初めて選ばれ、本市がホストタウンに登録した「台湾」との交流を深める取組を進めていきました。

そして、生徒自らが、本市と台湾の交流の懸け橋となるべく、平成30年1月に台湾を訪問し、2020年東京オリンピックの直前合宿が決定した台湾陸上の代表選手を取材し、ポスターを制作しました。

生徒自らが写真を撮り、ポスターのタイトルやメッセージも生徒自らが考えたものです。
ぜひ一度ご覧ください!!

全体会の様子

お問い合わせ

観光交流文化局スポーツ交流課スポーツツーリズム推進係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館17階

電話番号:054-221-1037

ファックス番号:054-221-1459

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