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更新日:2024年2月15日
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特定外来生物「アカカミアリ」について
アカカミアリ新着情報
令和3年7月21日、清水港新興津埠頭で特定外来生物「アカカミアリ」が確認されました。
環境省による全国65港湾調査が、7月21日(水曜日)に清水港新興津埠頭において実施され、偽ヒアリ類約30個体を発見し、環境省の同定の結果、7月26日(月曜日)に特定外来生物「アカカミアリ」であることが確認されました。
特定外来生物「アカカミアリ」については、国内の17都府県で確認されており、県内では14例目(本年度1例目)、市内では8例目です
港湾を管理する静岡県は、発見箇所周辺の追加調査を実施し、調査結果を踏まえ、専門家の指導のもと継続的に監視・パトロールを行います。加えて、コンテナ管理、倉庫、運輸、荷主等の事業関係者にアカカミアリに関する周知と注意喚起を行います。
市では、周辺公共施設における調査を実施しており、併せて周辺自治会等への注意喚起を行います。
いままでの発見情報
令和元年9月26日、清水港新興津埠頭で特定外来生物「アカカミアリ」が確認されました。
9月20日の清水港袖師第一埠頭でのアカカミアリの発見に引き続き、9月26日(木曜日)に環境省関東地方環境事務所が実施した65港湾調査において、清水港新興津埠頭のコンテナヤードでアカカミアリ2匹(死亡個体)が確認されました。
特定外来生物「アカカミアリ」については、国内の16都府県で確認されており、県内では11例目、市内では7例目です。
港湾を管理する静岡県は、関係機関を通じ、港湾関係者にアカカミアリが発見されたことを周知し、点検を呼びかけるとともに、専門家の指導のもと、監視・パトロールを継続的に行います。
市では、9月27日に袖師第一埠頭周辺の公共施設における調査を実施しておりますが、引き続き新興津埠頭周辺の公共施設についても調査を実施予定です。
令和元年9月20日、清水港で特定外来生物「アカカミアリ」が確認されました。
清水港袖師第一埠頭のコンテナヤードで、令和元年9月19日から環境省が実施した調査において、同月20日に発見されたアリが、同日、専門家により特定外来生物「アカカミアリ」であることが確認されました。
特定外来生物「アカカミアリ」は、平成29年8月に清水港で確認されており、県内10例目、市内では6例目です。
港湾を管理する静岡県は、関係機関を通じ、港湾関係者にアカカミアリが発見されたことを周知し、点検を呼びかけるとともに、専門家の指導のもと、監視・パトロールを継続的に行います。
市では、周辺公共施設における調査を実施予定です。
平成30年7月23日、清水港で特定外来生物「アカカミアリ」が確認されました。
平成30年7月23日、清水港袖師埠頭で特定外来生物「アカカミアリ」が発見されました。
静岡県がヒアリ侵入防止のため配置した捕獲トラップから、アカカミアリと疑わしいアリ1個体(死亡個体)が発見され、同日、専門家によりアカカミアリであることが確認されました。
アカカミアリの発見は昨年から県内8例目、市内では5例目です。
(静岡県提供)
静岡県は関係機関を通じ、港湾関係者にアカカミアリが発見されたことを周知するとともに、専門家の指導のもと、発見場所周辺において引き続きベイト剤(殺虫餌)及び捕獲トラップを設置しています。
平成30年7月23日 静岡県報道発表資料「清水港におけるアカカミアリの確認」(外部サイトへリンク)
平成29年8月27日、清水港で特定外来生物「アカカミアリ」が確認されました。
環境省が全国68港湾で行っているヒアリ調査で、清水港新興津コンテナターミナル内に設置されたトラップでアリが捕獲され、専門家の同定の結果、8月27日に「アカカミアリ」14個体であると確認されました。
静岡市及び静岡県内では3例目の確認となります。
また、今回の調査では、静岡市・静岡県内では初めて「ヒアリ」101個体が確認されました。
今回発見されたアカカミアリ及びヒアリはすべて駆除されています。また、8月28日に専門家の指導のもと、清水港内での一斉駆除が実施されました。
【平成29年9月5日 追記】
今回の環境省の調査結果を受け、静岡県と専門家が8月24日及び8月28日に実施した駆除作業の中で確保したアリについても、専門家の同定の結果、8月29日にアカカミアリ及びヒアリであると確認されました。
今回発見されたアカカミアリ5個体については、すべて殺虫処分され、確認地点付近には殺虫餌(ベイト剤)が設置されています。
平成29年8月16日、清水港で特定外来生物「アカカミアリ」が再び発見されました。
清水港新興津コンテナターミナル内に設置された捕獲用トラップで11匹のアリが捕獲され、専門家の同定の結果、8月20日にアカカミアリであると確認されました。
静岡市内では8月1日に清水港袖師埠頭でも侵入が確認されており、今回で2例目の確認となります。
なお、発見されたアカカミアリはすべて駆除されています。また、専門家の指導のもと、港湾管理者により発見場所周辺に捕獲用トラップ50個が追加設置されています。
平成29年7月28日(金曜日)、清水港で特定外来生物「アカカミアリ」が発見されました
タイのバンコクを出港し、清水港袖師第一埠頭で荷揚げされたコンテナからアリが発見され、専門家の同定の結果、8月1日(火曜日)にアカカミアリであると確認されました。
同種は、これまでも国内への侵入が確認されていましたが、静岡市及び静岡県では初めての確認となります。
なお、発見されたアカカミアリはすべて殺処分されたうえ、コンテナ内及び周辺で防除(殺虫餌の設置)が実施されています。
(平成29年8月2日 環境省報道発表資料より転載)
アカカミアリについて
アカカミアリは、アメリカ合衆国南部~中米原産の有毒アリで、以下のような特徴があります。
- 体長3mm~5mm、体色は赤褐色で頭部は褐色
- 裸地や草地などの比較的開けた環境に生息し、土中に営巣する
- 水に浮かんで集団で移動するなど拡散の能力が高い
- お尻に毒針を持つが、ヒアリに比べると毒は弱いといわれている
環境省「アカカミアリ参考資料」より転載
日本においては、硫黄島に定着しているほか、沖縄県等で確認記録があります。
ヒアリの国内侵入事案での調査の中で、兵庫県、大阪府、愛知県、東京都、茨城県、愛媛県、岐阜県及び山口県(8月21日現在)でも発見されています。
アカカミアリの影響について
アカカミアリの影響としては、以下のようなものがあります。
- (1)生態系への影響
攻撃的で高い採餌能力を持ち、他の小型節足動物などを捕食し、在来の生物多様性を減少させることが知られています。硫黄島においては他のアリ類を駆逐し最優占種となっています。 - (2)人体への影響
同じ有毒アリであるヒアリと比べると毒は弱いといわれていますが、刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れることがあります。さらに毒に対してアレルギー反応を引き起こす例もあります。
アカカミアリと思われるアリを見つけたら
上記の特徴に合致するアリを見つけたら、下記連絡先までご連絡ください。
ご連絡の際は、以下の点について教えてください。
- 発見者の住所、氏名、電話番号
- 発見日時、発見場所の所在地
- アリの特徴等(大きさ、色、数、どのような場所にどのような状態でいるか)
アカカミアリと思われるアリを見つけたら、熱湯をかける、市販の殺虫剤を散布するなどして殺虫処理をしてください。可能であれば、個体を確保してください。
殺虫処理、個体確保の際は、素手でアカカミアリに触らないよう注意してください。また、発見場所周辺を裸足やサンダルで歩かないようにしてください。
【アカカミアリと思われるアリを見つけた場合の連絡先】
環境共生課 自然ふれあい係
TEL:054-221-1319
FAX:054-221-1492
アカカミアリと思われるアリに刺されてしまったら
- (1)激しい痛みや水疱状の腫れがある場合
あわてずに、体調が急変しないことを確認の上(20分~30分)、お近くの皮膚科、内科(小児の場合は小児科)を受診してください。 - (2)体調が急変(ひどいじんましん、血圧低下、呼吸困難)している場合
速やかに救急車を呼んでください。
また、救急隊員にアカカミアリに刺された可能性があることを伝えてください。
【アカカミアリと思われるアリに刺されてしまった時の問い合わせ先】
保健所生活衛生課 医療安全対策係
TEL:054-249-3159
FAX:054-209-0540
外来種とは
外来種とは、もともといなかった国や地域に、人間の活動によって持ち込まれた生きものを指します。
日本には、国外から持ち込まれたものだけでも、2,000種類以上の外来種がいるといわれています。このなかには、ペットや観賞用の植物、釣り、食用のために持ち込まれたものや、物資などにくっついて、いつのまにか入ってきたものが含まれています。
外来種のうち、生態系、農林水産業、人の生命・身体への被害が大きいものについて、外来生物法で「特定外来生物」に指定し、その飼育・栽培、運搬、保管、輸入、販売、野外に放つことを禁止しています。