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更新日:2025年12月21日
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駿河消防署 車両紹介
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駿河指揮1(指揮車)/駿河1(水槽付消防ポンプ自動車)/駿河2(水槽付消防ポンプ自動車)/駿河救急1(高規格救急自動車)/駿河救助1(救助工作車)/駿河はしご1(はしご付消防ポンプ自動車)/駿河水槽1(小型動力ポンプ付水槽車)/静岡特災1(特殊災害対応自動車)/静岡特災2(大型除染システム搭載車)/静岡救援1(特別高度工作車ブロアー車)
駿河指揮1(指揮車)
指揮車は、主に指揮隊が使用します。現場本部において指令課及び出動各隊と交信しながら、火災現場での情報収集、現場指揮活動、部隊運用などを行う車両です。緊急消防援助隊では、静岡県統合起動部隊指揮隊として登録されています。


駿河1(水槽付消防ポンプ自動車)
駿河第1消防隊は、1.5tの水を積載し、ホース、照明器具、空気呼吸器、吸管等の装備及び積載器具を備えており、火災発生時に消火活動をする車両です。救急現場や救助現場にも出動します。


駿河2(水槽付消防ポンプ自動車)
駿河第2消防隊は、0.7tの水を積載し、ホース、照明器具、空気呼吸器、吸管等の装備及び積載器具を備えており、火災発生時に消火活動をする車両です。
救急現場や救助現場にも出動します。
1.5tの水を積載している消防車よりも車体が小さいことから、狭隘な道路へ進入することが可能です。
水上バイク隊と兼任で活動する隊です。組織機構改正に伴い、令和6年度より静岡市葵消防署の葵第2消防隊として使用していましたが、駿河消防署へと移動しました。
駿河救急1(高規格救急自動車)
高規格救急自動車は、急病人や怪我人を病院などの医療施設まで、安全かつ迅速に運ぶための車両です。現在は、救急救命士が同乗した高規格救急車として、医師の指示により高度な応急処置を実施します。事案によっては、消防隊、救助隊と協力して傷病者の迅速な救命処置を行う場合があります。


駿河救助1(救助工作車)
大模な災害や特殊災害に対応するため、高度な知識と救出救助能力を有する専門部隊である「特別高度救助隊」(通称:静岡スーパーレスキュー)が運用しており、交通事故、山岳救助、水難救助及び特殊災害(CBRNE災害)に出動し、多種多様な救助現場に対応するための資機材が積載され、迅速な人命救助を行っています。


駿河はしご1(はしご付消防ポンプ自動車)
はしご付消防ポンプ自動車は、最大30メートルまではしごを伸ばすことができます。
高所からの放水、中高層建物火災で逃げ遅れた人の救出活動などで活躍します。また、高所だけでなくマイナス方向へはしごを伸ばすことも可能であり、低所からの救出活動などでも活躍します。駿河特別高度救助隊が兼任して活動します。


駿河水槽1(小型動力ポンプ付水槽車)
小型動力ポンプ付水槽車(大型水槽車)は、10tの水を積載しており、水利が不足している地域の火災に出動し、ほかの消防ポンプ車に消火用の水を送水することを目的としています。また、非常時には飲料水として使えるように、常にきれいな水を積んでいます。
駿河第1消防隊及び駿河第2消防隊が兼任で活動します。


静岡特災1(特殊災害対応自動車)
特殊災害対応自動車(特災1)は、特殊災害(CBRNE災害)に対応する車両で、有害物質を同定する分析装置や化学防護服等、活動に必要な装備が積載されています。
このほか捜索救助対応の電磁波探査装置や二酸化炭素探査装置といった高度救助資機材も積載しています。また、この車両の特徴として分析室を陽圧にすることができ、災害現場において外気に触れることなく有害物質の同定作業などを行う車両です。


静岡特災2(大型除染システム搭載車)
大型除染システム搭載車(特災2)は、化学物質等に汚染された多数の人を除染するため、現場で大型リフトテント、シャワーシステム、汚染水用の水槽等を組み立て、特殊災害に対応します。
除染の性能については、歩行可能者は1時間に180名程度、歩行不能者は1時間に20名程度の除染が可能です。
駿河第1消防隊及び駿河第2消防隊が大型除染システムのコンテナと水上バイクを、災害によって載せ替えて活動します。


静岡救援1(特別高度工作車ブロアー車)
特別高度工作車(ブロアー車)は、大型の送風機を車載しており、火災現場において活動の妨げとなる煙と熱を排除したり、効率的に排煙を行う戦術等に用いられます。耐火構造建物火災やトンネル火災、大規模工場火災等の濃煙排除、有毒ガス拡散などの効果が期待できます。このほかノズルの先端から研磨剤を混ぜた超高圧水により火花を発生させることなく鋼材、コンクリート、木材等を切断することができるウォーターカッターも備えています。可燃性ガスが充満しているような環境下での切断作業が可能です。

