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更新日:2024年3月16日
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日本平水難救助隊
静岡市消防局には、海、河川、池等で起きた災害を専門とする水難救助隊が2隊あります。内1隊は、駿河消防署用宗水難救助隊。そして、もう1隊が日本平消防署に配置されている日本平水難救助隊です。
我々日本平水難救助隊は春夏秋冬関係なく、1年中潜水訓練を主とした水難訓練を行っています。理由は、災害発生に季節は関係ないこと。そして、水の災害は救助する側の我々水難救助隊員にも命の危険性が高いことから、全ての隊員の知識、技術、経験を同レベルに向上させる必要があるからです。
日本平消防署水難救助隊の1日
仕事の最初はまず命を預ける道具の点検から行います。ボンベ、BCジャケット、マスク、シュノーケル、ナイフ、フィン、ヘルメット等の点検を行います。
潜水訓練
左の写真は潜水訓練中(気温12℃、水温16℃、150号線駒越海岸)の光景です。
テトラポットより人が転落したとの想定で訓練をしています。
右の写真はテトラポット内に進入する場面です。
何段にも重なったテトラポットは強弱激しい潮流が発生しており、より多くの経験が必要です。
潜水中の視界
左右の写真の違いがわかりますか?両方とも天気が良く、海が静かな日に撮影したものです。
左が太平洋側の海、右が清水湾内です。清水港内は天候が荒れると視界がゼロになります。
あらゆる気象の変化にも対応する為日々訓練を重ねています。
地上部隊との連携
迅速な救助活動をするため、地上でサポートする消防隊も日々訓練を行っています。
写真は岸壁から落下した人の引揚げ訓練です。
訓練中には・・・
訓練は厳しく辛いものですが、時にはこのような美しい景色に遭遇します。