印刷
ページID:235
更新日:2025年12月20日
ここから本文です。
日本平消防署 車両の紹介
化学消防ポンプ自動車(日本平第1消防隊)


- 全長:6,490mm
- 全幅:2,320mm
- 全高:3,120mm
- 車両重量:8,230kg
- 水積載量:1,000ℓ
- 泡原液積載量:300ℓ
- 定員:6名
日本平第1消防隊の車両は、水1,000ℓ及び泡原液300ℓを積載した化学消防ポンプ自動車で、通常の建物火災に加え油火災や危険物火災など、普通の水では消火が困難な災害にも迅速に対応ができる特殊な車両です。当局に10台ある化学消防ポンプ自動車の一つとして、日本平消防署に配備されています。車内には救命胴衣や浮環など水の事故へ出動した際に役立つ資機材も積載され、管内の水難救助事案にも対応できます。
また、出動範囲も広く、東名・新東名高速道路等で発生する車両火災をはじめ、緊急消防援助隊にも登録されており、静岡県外の災害にも出動します。
水槽付消防ポンプ自動車(日本平第2消防隊)


- 全長:6,680mm
- 全幅:2,350mm
- 全高:3,190mm
- 車両重量:8,130mm
- 水積載量:1,500ℓ
- 定員:6名
日本平第2消防隊の車両は、水1,500ℓを積載した水槽付消防ポンプ自動車で火災事案や救急事案に加え、川や海などでの水難救助事案に迅速な対応ができる車両です。当局に2隊ある水難救助隊の車両の一つとして、日本平消防署に配備されています。車内にはウェットスーツ、潜水ボンベ、レスキューボードなどの水難救助資機材を積載し、濡れた資機材の収納がしやすい構造となっています。
水難救助だけでなく消防隊としての活動にも対応できるよう、消防ホースや空気呼吸器など、基本的な消防活動用の資機材も積載しており、陸上及び水辺の災害に幅広く活躍できる車両です。
資機材搬送車(日本平資機材搬送車)


- 全長:6,090mm
- 全幅:1,890mm
- 全高:2,930mm
- 車両重量:3,280mm
- 最大積載量:2,000kg
- 定員:2名
資機材搬送車は、船外機付きゴムボートを積載した車両です。水難救助事案が発生した際には、日本平第1消防隊及び日本平第2消防隊(水難救助隊)とともに出動します。
水難救助事案の他、林野火災時には、消防ホースや可搬ポンプを積載し現場のサポートが可能です。緊急消防援助隊にも登録されており、4輪駆動により悪路走行性能が高い車両で、災害に応じた支援を行います。
救急自動車(日本平救急隊)


- 全長:5,660mm
- 全幅:1,890mm
- 全高:2,490mm
- 車両重量:2,830mm
- 定員:7名
日本平救急隊の救急車は高規格救急自動車で、より高度な救命処置が現場で行える設計になっています。特に車内空間が大きく強化され、複数の隊員が同時に処置を行うことができるとともに、救急救命士の活動を最大限にサポートする心電図モニターや自動体外式除細動器(AED)、自動心臓マッサージ機、吸引機などが積載され、適切な救命処置を行える環境が備わっている車両です。これにより、急病人やけが人を迅速かつ安全に医療機関へ搬送するために運用されています。
水槽付消防ポンプ自動車(三保消防隊)


- 全長:5,770mm
- 全幅:1,900mm
- 全高:2,900mm
- 重量:6,160kg
- 水積載量:700ℓ
- 定員:5人
三保消防隊の車両は、水700ℓを積載した水槽付消防ポンプ自動車で、管内の特性である狭隘道路の実情に合わせ小型車両に設計されています。小型ではありますが、ポンプ性能はA-2級で毎分最大2000ℓの放水が可能で、火災や救急出動及び水難救助事案にも対応できるよう、消防ホースや救命胴衣など様々な消防活動用の資機材も積載している車両です。