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更新日:2024年6月28日
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静岡市消防団について
静岡市消防団は、消防組織法に基づき条例によって定められた非常備の消防組織です。定員は2,950人、消防管理者である静岡市長を頂点に、様々な職業や家庭環境、生活習慣を持った静岡市民の方々で構成されています。そのため、組織の統制、円滑な運営を図るべく、「団長」、「副団長」、「分団長」、「副分団長」、「部長」、「班長」、「団員」という7つの階級を設け、指揮命令系統を確立しています。常備消防である静岡市消防局とは別の消防機関となりますが、共に静岡市の安全・安心を守るため、相互に連携・協力しながら消防活動を行っています。
静岡市消防団長からのご挨拶
消防団は、火災や台風等様々な災害に対し、災害現場の最前線で活動し、「自らのまちは自らで守る」という揺るぎない精神の基に、地域防災のリーダーとして重要な役割を果たしております。
新型コロナウイルスが5類相当になり、住民の活動が正常に戻るなか、中止になっていた地域のイベント等も復活し始めました。自主防災組織の訓練も再開していく中で、市民の皆様と共に協力して「安心感がある温かい社会」、安心できる街づくりを目指していきたいと考えております。
しかし、近年消防団を取り巻く環境は厳しく、少子高齢化や就業形態の変化といった社会環境の変化から消防団活動に参加する若者が減少し、団員が高齢化するなどの問題があります。また、大規模災害に備え、団員数を確保充実し、豊富な経験を有した団員を育んでいくことが、今後の課題であると思います。
消防団活動は、会社や学校とは違う年齢や職業も様々な仲間との出会いがあり、地域の人々との絆が育める場所です。市民の皆様方には消防団に対する御理解とご協力をお願いするとともに、一緒に活動していただける熱意のある方の入団を、心からお待ちしております。
第12代静岡市消防団長 松永 清治