印刷
ページID:6709
更新日:2024年2月15日
ここから本文です。
11月12日 高校生との意見交換会(静岡県立清水南高校)
清水南高校とは、昨年度に引き続き2回目となる意見交換会を、感染症対策を講じて開催しました。
議会からは繁田議長、議員6名が、高校からは、生徒会所属の1、2年生の生徒18名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「新型コロナウイルスによる変化」「地域の利便性」「環境問題」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
生徒:「授業が再開されたが、通学する電車・バスの人が多くて怖い。リモート授業に切り替えてほしいと思っている。」
議員:「リモート授業への切り替えは大変なこと。市でも予算をつけ、全市立学校へ端末の導入を進めているが、まだ時間がかかりそう。使い方についてのルール作りも必要で、それには実際に使う児童・生徒の意見も重要。」
といった意見など、活発な意見交換が行われました。
高校生の声を紹介します! =高校生の意見(抜粋)=
新型コロナウイルスによる変化
- 休校はない方が良いが、こうした機会をチャンスにしていきたい。
- 全て大人任せではいけないと思っている。ちょっとしたことでも意識することが大切。
- 学校から感染者が出た場合、不安を小さくするため、積極的に情報発信するべき。
- 学校から感染者が出た場合、個人情報は守るべき。情報発信はアバウトなほうがいい。
地域の利便性
- 選挙の投票率は、若者ほど低く、高齢者ほど高い。そうなると、候補者の掲げる政策は、得票率を上げるため、高齢者が住みやすくなるための政策が多くなり、若者が住みやすくなるための政策が少なくなると思う。若者が住みやすいまちづくりも重要。
- 住んでいる地域の道が狭すぎて車が歩道まで乗り上げてきており通学時に怖い思いをしている。自転車が通る場所がなく、道を広げてほしい。
- コロナ禍で自転車を使うのは良いこと。パルクルが意外なところにあり、利用されているのもよく見る。自転車での外出は休校でなまった身体にはちょうどいい。そのために通りやすく使いやすい道路が必要。
- 少子高齢化で、高齢者が増えていくのに、高齢者のことを知る機会がない。子どもと高齢者の関わる機会を増やした方がいいと思う。
- 高齢者の運転免許返納について、自分の祖母も高齢、危険で返納を勧めたい気持ち。免許を返納するかわりに交通機関の割引があれば、高齢者はもちろん、それは若者にとっても住みやすいまちにつながると思う。
環境問題
- もっと環境問題を市民に周知した方がいい。地元は海に近いけれど、それでも知らない人が多い。回覧版や、地域のニュース番組で周知したらどうか。
- 高校生でも出来る事を提示していない。今日のこの後から活かしていきたいので意見がほしい。動物が環境被害を受けている映像をYouTubeなどでよく見かける。家族の単位から徐々に社会に拡がっていくことが良いと思う。
- 学校でも三保松原の海岸清掃をしている。自分たちが出来る事をもっと生徒会としてやっていく必要がある。
- 漁師と協力して、漁師が集めた海洋プラスチックを市が回収するというようなことはできないか。
- 「現在ポイ捨てをする人」が「ポイ捨てをしない人」になることはないと思うので、拾うことを重視する、もしくはごみになるものを使わない、あるいは自然に還るものを使うといったことが必要ではないか。
- ポイ捨て防止のためには、管理やお金の面で問題がありそうだが、公共の場所にごみ箱を設置したらどうか。
- 幼少期からゲームで環境問題について学び、「ポイ捨てをしない人」を育てる必要があると思う。