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更新日:2024年2月15日
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10月15日 高校生との意見交換会(静岡県立静岡商業高校)
静岡商業高校とははじめてとなる意見交換会を、感染症対策を講じて開催しました。
議会からは山根副議長、議員6名が、高校からは、課題研究を受講する3年生20名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「高校生が考える静岡市の活性化案」「住み続けられるまちづくり」「持続可能な商店街を目指して、私たちができること」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
持続可能な商店街のコンセプトのもと、地元の小学生と一緒に、花壇に花を増やし、駒形通り商店街の雰囲気を明るくする「花いっぱいプロジェクト」を提案する生徒たちに、「花は人をひきつけ癒してくれる効果があり、いい発想だと思う。」「市からの支援も相談してみてはどうか。」「学校の同好会などの活動でサポータークラブを作ってみてはどうか。」「担い手の確保が課題となる。」など、議員から様々な切り口でのアドバイスや意見があったほか、各テーマに対して活発な意見交換が行われました。
※記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
高校生が考える静岡市の活性化案
- 静岡市シェアサイクルPULCLE(パルクル)は乗り心地が良いが決済方法が難しい。利用にあたっては、誰でも使えるよう、アプリを使わず現金決済を可能にしてはどうか。また、電動自転車なので、思っているよりも遠くまで行ける。自転車専用道も整備し、地域活性化のため、パルクルを拡大したらどうか。
- パルクルを活用したイベントとして、絶景スポットを巡るコースを計画したらどうか。
- 高校生がイベントを主催し、特産品を販売してはどうか。
- 若者が集まれば人の増加につながる、注目が集まるような専門店を誘致し、それを高校生が発信すればさらに活性化すると思う。インスタ映えするような場所があるといい。
住み続けられるまちづくり・持続可能な商店街を目指して、私たちができること
- 商店街の空き店舗を利用して、地場産品を利用したコミュニティカフェを作りたい。公民館、カフェ、オフィスを併設することで、幅広い年代が交流する場となると思う。一方で、自分たち高校生は授業もあり、ずっとできるものではなく、運営方法が難しいと思っている。
- 駒形商店街の道路は、凹凸が目立ち、自転車では走りづらく感じる。歩道にも段差があり、高齢者や幼児が通りづらいと思う。道路がガタガタしており、つまづきやすい。実際に怪我をした高齢者の方もいる。高齢者向けに歩道を整備したい。
- ひび割れた道路を直して、自転車通行帯を設置する。路上駐車をさせないための駐車場整備をしてほしい。道路が整備されていないと災害時の避難等にも支障が出るし、道路自体がきれいであることで人が集まる地域になると考えている。
- 自転車が多く、路上駐輪により通りにくくなっているため、空き家、空き地を駐輪場に変えたり、白線を引くことで、歩行者の道を確保できるのでは。
- 駒形商店街の歩道を歩行者が安心して通行できるようにするためには、呉服町通りのようにタイルのような道路にして、自転車が通行する際にスピードを出しづらくするなどの整備が必要ではないか。
- フードロス削減のため、商店街で売れ残った食品を、夜に1か所に集めて地域の方に安く売ることを提案したい。地域貢献や話題づくりにもなり、住民が増えるなどの効果があると考える。
- ボール遊びのできる場所を作ってほしい。球技ができる場所があるということ自体高校生や、実際に球技をしたい若い世代に伝わっていないと感じる。このことに限らず、市の施策等も若い世代には伝わっていないのでは。SNSなど、若者が使う媒体での広報の充実を考えたらどうか。
- 商店街のプランターが寂しい。地元の小学生と協力し、花壇に花を増やしてきれいにし、商店街の雰囲気を明るくする「花いっぱいプロジェクト」を提案したい。