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ページID:2372
更新日:2025年2月17日
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静岡型小中一貫教育とは
このページでは、静岡型小中一貫教育の基本的な考え方や取組の方向性を紹介しています。
静岡型小中一貫教育の目的と方策
目的
- 静岡型小中一貫教育は「つながる力」(社会的な絆)の育成を目指します。
- 「つながる力」は、シチズンシップやコミュニケーション能力といった人や社会と相互に作用するために必要な資質や能力であり、将来の予測が難しい社会において、地域社会や世界の中で活躍するために不可欠な力です。
- 「つながる力」を身に付けた児童生徒は、「世界的な規模で考えて、身近なところから行動する」ことができます。これは、静岡市、さらには我が国の持続可能な発展に必要な「グローカル人材」の姿となります。
- 「つながる力」は、静岡市ならではの豊かな教育的資源を活かし、学校間や地域との協働・交流を強化する「静岡型小中一貫教育」において、さらに育成することができます。
方策
- 静岡市教育委員会は、学習指導要領や第2期静岡市教育振興基本計画・静岡型小中一貫教育推進方針を踏まえ、「静岡型小中一貫教育カリキュラム」を策定します。これにより、グループ校の小中一貫教育課程を編成・実施するための基本的な考え方や内容、事例を示します。
- グループ校は、管理職が参加するグループ校運営協議会当の「学校間をつなぐ組織」や保護者・地域代表と学校が参加する小中一貫教育準備委員会等の「学校と地域とをつなぐ組織」を設置します。これにより、小学校と中学校の「たての接続」と、学校と地域社会の「よこの連携」を組織として、強化します。
静岡型小中一貫教育の特色
静岡型小中一貫教育は、次の3点を特色としています。
- (1)「たてのつながり」と「よこのつながり」を手段として構想する教育課程の推進
- (2)「4つの視点」から編成・実施する教育課程の推進
- (3)「グループ校ならではの教育」(独自性)の推進
静岡型小中一貫教育の「4つの視点」
視点1
目指す子どもの姿や学校の教育目標などを小学校と中学校で共有します。
視点2
授業の進め方を小学校と中学校の教職員が一緒に考えるなど、9年間の連続性、系統性のある教育を実施します。
視点3
美術展の合同開催など、小学校と中学校の交流や、教職員が協働する教育を実施します。
視点4
学校と地域が目指す子ども像を共有し、地域活動に小・中学校が参加するなど地域と連携した教育を実施します。
静岡型小中一貫教育では、「4つの視点」を踏まえ、各グループで教育課程を編成・実施します。