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更新日:2024年3月28日
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【募集は終了しました】令和5年度"学校・地域 ひとつなぎ"コーディネーター養成講座
"学校・地域 ひとつなぎ"コーディネーター養成講座とは
子どもたちの成長を地域全体で支えるために、学校と地域をつなぐコーディネートや放課後の居場所づくり、地域人材のネットワークづくりなどを推進する人材を育成します。
修了後は、学校応援団活動や放課後子ども教室など、地域ぐるみで子どもを育む活動を支える地域学校協働活動推進員などとして活躍していただくことを想定しています。
本講座は「静岡シチズンカレッジこ・こ・に」の地域チャレンジ学部の講座です。
「こ・こ・にポイント」は★★(2ポイント)です。
講座レポート
12月20日 第6回
最終回では、これまでの講座内容を参考に作成してきた「学校応援団の活動アイデアシート」をグループ内で共有した後、一人ずつ発表を行いました。新1年生の見守りや人材バンクの作成、地域の企業との連携など、多様なアイデアが共有されました。
その後、静岡大学の島田先生より、「講評・まとめ」として、コーディネーターに必要な資質や学びの羅針盤、リーダーシップについてお話しいただくとともに、コーディネーターを楽しむことの大切さをお伝えいただきました。
これで今年度の講座は終了です。受講された皆様、ありがとうございました。
<受講生の感想>
- 皆さんがご自身の身近な関心に真摯に向き合っていらっしゃると強く感じました。
- 地域と学校のつながり方が課題。それぞれの思いはあるが、すれ違っていないか考える必要がある。皆に困っている事、役に立ちたい事を正確に伝え調整していく必要がある。
- 自分が思っている以上にもっとたくさんのことが出来るのだな、アイデアがあるのだなと思いました。
- 同じ市内でも学校が違えば悩みも違い、住んでいる学区の悩みや課題を知らないので、学んだ事を活かすべく、まずできることから参加していきます。
11月22日 第5回
第5回目は、ことのは塾の山梨さんより、ボランティア活動には欠かせない「おたより」の作り方について、講義だけでなく、実際におたよりを作成するワークショップを通して学びました。グループごとに一つのおたよりを完成させる過程では、まずどのような活動が考えられるか、何を発信したいか、必要な情報は何か、どのような表現が人を惹きつけるのか…などを話し合うことで、一人では思い付かなかった内容となりました。
おたよりは伝えたいことが多く、情報量が多くなりがちですが、目的を持って、読み手の立場で取捨選択することが大切だという気づきがありました。
<受講生の感想>
- お便りの可能性を感じました。レイアウトやコピーで印象や人の受け取り方が変わるので、こだわりは限りないなと思いました。
- 他のグループのチラシからも、いろいろな工夫が見られて、実際に作る立場になった時には、参考にさせてもらいたいと思いました。
- 活動報告を作ること自体が、“未来の参加者へつながる”というお話は興味深かったです。
10月25日 第4回
まず前半は、統括的な地域学校協働活動推進員の竹川さんより、学校からの依頼をどのように地域の方々へ伝えて人材を集めるのか、課題をどのように改善して次回へ繋げていくのか、協力者が楽しめるポイントをどのようにつくるのか、について、非常に多くの具体例や実際に発行したおたよりを交えてお話しいただきました。
そして後半の山本さんからは、ご自身のNPO等でのご経験を基に、地域の様々な団体・人と学校とをヨコグシでさすことがコーディネーターとしての役割であり、そのために大事にする必要がある「信頼を築くこと」や「情報のインプットとアウトプット」等についてお話しいただきました。
<受講生の感想>
- ついつい引っぱっていく役割の様に感じてしまいますが、引っぱるのではなく押す、だんごの串のような存在でいるということを忘れずに居たいです。
- 情報発信とともに、その後の報告やお礼をお便りを通して行うことの大切さを強く感じました。
- 情報のインプットもアウトプットも気にしながら、仲間を増やし、学校と地域をつなげる手助けを少しずつでもやっていきたいと思います。
- それぞれの学校で取り組みが違うので、他校や他域の活動内容をもっと調べてみたいと思いました。
10月11日~10月18日 第3回
第3回目は受講生が全6回(5校)に分かれて放課後子ども教室の視察を行いました。児童やサポーターの人数、活動場所や回数など、学校ごとに環境が異なるため、地域学校協働活動推進員や実行委員会が創意工夫を重ねて子どもたちの放課後の居場所づくりを行っている様子を間近で見ることができました。
<受講生の感想>
- 小学校に入ることが久しぶりで、いろいろ変わっていて勉強になりました。
- 時代にあったやり方をしていくということを知りました。
- 実際に地域の方々と学校のつながりを見ることができてよかったです。
- 細かい部分まで工夫、サポートがされていることがわかりました。
- 放課後子ども教室活動中の約束事や受付等の仕組みについて、子ども達もスタッフたちもわかりやすいものとなっていて感動しました。
8月2日 第2回
学校と地域との連携・協働体制の在り方について理解を深めることを目的に、教職員を対象として開催した「学校・地域連携研修会」を傍聴しました。
まず、清水有度第二小学校の地域学校協働活動推進員より、中学校区の教育目標実現に向けた支援体制づくりについて、有度地区連合自治会長より、学校や統括的な推進員と連携した地域の取組について事例紹介をしていただきました。
その後、CSマイスターの西先生より「こどものために みんなで つなぐ 地域とともにある学校」と題し、コミュニティ・スクール導入の意義や成果について、事例を交えながらお話しいただきました。
<受講生の感想>
- 具体的な実践報告を聞くことができ、これから目指す学校と地域の姿をイメージすることができました。
- 推進員と自治会長の関係性が素晴らしいと思いました。
- 子どもを持つ親として、今の子どもたちのために私たちができる小さな支援・ボランティアに積極的に取り組みたいと思います。
- 推進員としてやっていかなければいけないことや自治会との協力の重要さなどに気づくことができました。
7月26日 第1回
初回から受講生29人が全員揃い、今年度の“学校・地域 ひとつなぎ”コーディネーター養成講座がスタートしました。
始めに、教育総務課からは「地域学校協働活動」や「コミュニティ・スクール」について、制度などの基礎的な説明を行いました。次の島田先生の講義では、まず新旧の教育基本法を読むところから始まり、受講生は時代の変化に合わせて教育や学校も変わっていること、それに伴う学校と地域との協働の必要性について理解を深めました。
<受講生の感想>
- 地域と学校との連携が重要になってきた時代の背景などがよく理解できました。
- 我が子が受けていた放課後の活動やボランティアの方々の活動が、どういった仕組みで提供されているのかを知ることができました。
- 護者として各ボランティアに参加していますが、法律に触れたり、他者との意見交換をしたりする時間がとても勉強になりました。
講座日時・内容
- 第1回 7月26日(水曜日)13時30分~16時30分
「地域学校協働活動、コミュニティー・スクールとは?」
講師:静岡大学 島田桂吾氏 - 第2回 8月2日(水曜日)13時30分~16時30分
「学校・地域連携研修会」へ参加 - 第3回 9月~10月
放課後子ども教室の視察・インタビュー - 第4回 10月25日(水曜日)13時30分~16時30分
「学校ニーズを地域のやる気につなぐには」
「子どもの安全を守る」
講師:認定NPO法人しずおか環境教育研究会 前理事長 山本由加氏
統括的な地域学校協働活動推進員 竹川美江氏 - 第5回 11月22日(水曜日)13時30分~16時30分
「”伝わる”おたよりのつくり方」
講師:ことのは塾代表 山梨栄司氏 - 第6回 12月20日(水曜日)13時30分~16時30分
「アイデアを全員で共有」「ふりかえり」
講師:静岡大学 島田桂吾氏
会場
第1・4・5・6回目⇒清水マリンビル(清水区日の出町9-25)
第2回目⇒静岡市役所 清水庁舎 3階 ふれあいホール
第3回目⇒視察先の各学校
参加費
無料
※各会場までの交通費は各自でご負担ください。
※お車でお越しの場合は、周辺の有料駐車場をご利用ください。
募集定員
30人
- 原則市内在住の方
- 全日程を受講できる方
- 講座終了後に活動する意欲のある方
申込者が多数の場合は、書類選考をさせていただきます。その場合には、申込期間終了後、選考結果をお知らせいたします。
【募集は終了しました】申込方法
7月7日(金曜日)までに、申込書に必要事項をご記入の上、
郵送または持参、電子申請で下記までお申し込みください。
【申込先】
静岡市教育委員会 教育総務課 (清水庁舎8F)
【郵送先】
〒424-8701
静岡市清水区旭町6番8号 教育総務課 社会教育係宛て