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更新日:2025年2月6日
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11月8日 高校生との意見交換会(静岡市立高校)
静岡市立高校とは、平成29年から7年連続で意見交換会を開催しました。
議会からは丹沢副議長、議員6名が、高校からは、有志の1,2年生15名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「静岡市の教育を充実させるためには」「静岡市を魅力ある都市にするには」「静岡市の未来をより良いものにするには」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
「静岡市の教育を充実させるためには」のテーマでは、生徒からは「男子生徒から男子トイレが古くて、使いにくいと意見がある。学校の設備を整える予算があるか気になり、テーマにした。」「学校のトイレが古い。ほとんどのフロアが和式トイレ。予算をトイレの修理にまわせるか。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「市内の学校のトイレの数はとても多い。予算の関係があって、一度には直せないが順番にやっていく。施設の修繕が遅れているように思われるのかもしれないが、静岡市は以前から南海トラフ地震が起こると想定して、耐震化などの災害への対策を優先して整備をしてきた。」「トイレの件は重要で大きな課題だと捉えている。ただ、いろいろなやり方を生徒の皆さんでも工夫してほしい。例えば、皆さんの困りごとを生徒会でまとめて、生徒会からの意見として校長先生に提案する。そのことを、記者さんにも取材してもらい、広く発信してみる。」などの提案、助言がありました。そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
静岡市の教育を充実させるためには
- Wi-Fiの問題がある。授業で調べものをする時など、Wi-Fiが繋がらないので自分たちの個人のスマートフォンを使って調べている。小中学校は廊下にWi-Fiの機器があったけど、高校はそこまで整備されていないので不便である。
- ブラック校則のように時代に合っていない校則がある。そういった校則を変えていきたい。
- 部活動で先生たちは土日も出勤している。先生たちも休みがほしいと思うし、教員の働きかたが変わると良いと思う。
- 幼稚園の先生や保育士、教育関係の先生方は、小さな子ども達への対応に体力も時間も必要で、とても大変だと思う。その働きに見合った給与をもらっているのか。
静岡市を魅力ある都市にするには
- 静岡市は自然が沢山あるのが魅力。自然があることは今では貴重だし、それを活かした観光要素があると良い。
- 静岡市の「ちょうど良い田舎」というのは、メリットでもありデメリットでもある。静岡市の魅力を伝えていくときに、住んでもらうことを目的にするのか、観光などで来てもらうことを目的にするのかではやり方が違ってくる。
- プラモデルは他に負けない産業だと思うので、もっとPRした方がよい。
- 人宿町とかは、飲食店も増えて賑わっていていいなと思う。浅間通りは、人通りが少ない。私があまり知らないだけなのかもしれないが、閑散としている。商店街の活性化に繋がるようなことは何かしているのか。
静岡市の未来をより良いものにするには
- アリーナとかライブ会場があったらいい。
- 静岡市はサッカーの街だと思っている。芝のサッカー場を増やすだけでも競技人口は増えると思う。サッカー自体を大事することは静岡市の魅力向上だけでなく、日本の魅力向上につながるのでは。
- 熊本といえばくまモンというような存在が静岡市にもいると良い。自分は静岡市のご当地アイドルが好きなので、そういったアイドルグループと一緒になって静岡市を盛り上げていければいい。
- 「市民のため」ということだが、約70万人いる市民の中には、お金を出したくない人もいる。限られた予算をどう使うか、市内の人向けか移住者向けか、目的を絞ったほうがよいのでは。