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更新日:2025年2月5日
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12月20日 高校生との意見交換会(橘高校)
橘高校とは、今回で4回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは井上恒彌議長、議員6名が、高校からは、英数科の1,2年生6名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「安全・安心なまちづくりについて」「地域活性化について」「議員の仕事について」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
「安全・安心なまちづくりについて」のテーマでは、生徒から「一昨年、台風15号の襲来により特に清水区において、床上等の浸水や断水などの被害に見舞われた。そうした中、各地から駆け付けたボランティアの皆さんの活躍で大変助けられた。ただ、ボランティアの活動地区が限定されていたようにも思えた。私達、高校生も可能な限り参加できたら良かったと思った。」「静岡市は南海トラフ地震の発生による被害が心配される。自分は、今から出来る対策があれば、すぐに取り組みたい。防災訓練が行われる度に、災害への対応に関して、意識が高まるので、いざ、大規模地震が発生した際に落ち着いて行動できるようになりたい。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「皆さんの被害を出来る限り少なくするために、静岡市や静岡県などの公的機関が設けている防災情報提供サイトを、各自でスマートフォンにインストールし、適宜適時に提供情報を確認してほしい。加えて、市は、こうした提供サイトの存在を学校と連携し、学生一人ひとりに洩れなく案内することが、今、取り組める大切なこと。」などの提案、意見がありました。そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
安全・安心なまちづくりについて
- 静岡は、南海トラフ地震が来ると言われている。静岡には山と海があり、災害には色々な種類がある。災害によって、どのような対応をしているのか。市はどのような対策をしているのか。
- 防災訓練が行われるたびに災害への意識が高まる。大規模地震が発生した時は落ち着いて行動ができるようになりたい。
- 帰るときに、通学路が暗くて怖い。
地域活性化について
- 子ども会が無くなってきている。小学生のときにキックベースのチームに入っていたが、子どもが減少したため、チームが無くなった。とても、さみしい。何とか復活させたいと思うが、具体的にどのようにすれば良いのか分からない。
- 修学旅行で広島に行った。駅前をはじめ、街中の散策を含めて、広島に来たと実感した。自分が暮らす静岡市を思い起こすと、静岡市をイメージさせるものがないように思える。静岡市の明るいイメージづくりに取り組んでほしいし、私達高校生に出来ることがあれば、是非とも取り組みたい。
- 地域の活性化は、外から人を呼ぶことと、人口流出を防ぐというふたつがあると思う。どちらを目指して、どんな工夫をしているのか、知りたい。
- 自分が住んでいる丸子地区は、昔は丸子銀座と言われていたが、最近ではお店も閉まっていて賑わいが無くなっている。どうしたらいいかと考えている。
- 清水区に住んでいるが、賑わっていない。七夕の時は、清水七夕祭りで賑わうので、イベントを増やしたらいいかなと思う。
議員の仕事について
- 議員という職業に行きつくまでに、特に女性は他の職業を選択してしまうのではないか。今回、こうした学校の授業の一環で議員を知ることが出来たが、普段は議員という職業に触れる機会すらない。
- 私の日常とは離れた存在。何をしているのか、分からないし、学校の授業で紹介される通り一辺倒の認識しかない。
- 議員の仕事は、道路の整備などの地域の困りごとから、大きな建物を建てることなど、さまざまあると思うが、議員さんは、一日、一週間、1年間と、どれくらい働いているのか。
- 女性が議員として活動すると考えた場合、出産や育児に取り組みながら、議員としての仕事に打ち込めるのか疑問を感じる。当然、多くの方々から選ばれたので、自己都合で勝手に議員を辞めるわけにはいかないと思う。