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更新日:2024年2月15日
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11月9日 高校生との意見交換会(静岡北高校)
静岡北高校とは、今回で2回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは丹沢副議長、議員6名が、高校からは、国際コミュニケーション科の1年生25名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「人口の流出問題」「ゴミの分別問題」「不便な交通問題」をテーマにディスカッションを行いました。
「人口の流出問題」のテーマでは、生徒から「静岡にずっと住み続けたいと思ってもらうには子育てしやすい街であることも大事。静岡は子育てしやすい街だと思うが、もっと子育てのしやすさをアピールしてインパクトを与えられると良いと思う。」「若者を惹きつける魅力的なものを静岡につくれば暮らしたいと思う。若者を引き寄せるものがあるといい。」「静岡市から出ていかないために何か対策をしていることはあるのか。」という生徒の意見に対し、議員からは、「新幹線の通学費用を助成する制度がある。その制度を利用すれば東京の大学に入学しても、東京に下宿しないで、静岡市内の実家から通うことができる。」「静岡市は東京と比べると若者にとっては刺激が少ない街かもしれない。都会には無い魅力づくりが必要。」などの発言があったほか、各テーマに対して活発な意見交換が行われました。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
人口の流出問題
- 人が集まる街にするためには、原宿のように流行りの食べ物や服があるお店や、千葉のディズニーランドのような遊園地を作れば、多くの人が集まる街になると思う。
- 県内は進学先が少なく、希望の学科がない場合もある。働きたい場所がないことも、市外に人が流出する原因だと思う。進学先や就職先の充実が必要。
- 知り合いの外国人から、静岡市は何もないと言われたことがある。グローバルな視点もまちづくりに必要だと思った。
- 自分の知人が東京で暮らしている。一度、市外に出ると戻ってこない人が多い。静岡市を好きになり、住みたいという気持ちを市民にもってもらうことが課題だと思う。自分は静岡市が好き。
ゴミの分別問題
- 藤枝市は分別が厳しい。なぜ同じ県内で、分別、回収の仕方が違うのか。静岡市は「ゴミの分別」をしなくて良いのはなぜか。
- 東京に住んでいる知人が、東京の分別は細かくて面倒だと話していた。静岡市でも細かい分別が求められたら正直面倒くさいと思うが、環境問題も大事だと思う。
- 学校で使っている教科書は、勉強が終われば捨ててしまうことが多いので、教科書をデジタル化すればごみは減ると思う。持ち運びも楽になる。
- 店のビニール袋が有料化されたが、5円程度では買う人も多いので、エッコバック普及のためにもビニール袋の値段をもっと上げた方が良いと思う。
不便な交通問題
- 草薙駅から学校までのバスが1時間に1本しかなく、不便に感じる。
- 普段、自転車通学の生徒が、雨が降ると公共交通機関を利用するが、学校の終業時間とバスの時間が合わず不便に感じることがある。
- 市内の東西を移動する電車はあるが、南北を移動する電車がないので、南北を走るバスの本数を増やしたら便利になると思う。
- 80代の祖父がまだ車の運転をしている。判断力も落ちてきて、事故を起こさないか、とても心配だ。東京のようにバスの本数が増えれば、高齢者が車を運転することなく、安全に移動ができるようになると思う。