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更新日:2024年2月1日
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12月21日 高校生との意見交換会(清水桜が丘高校)
清水桜が丘高校とは、今回で5回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは井上恒彌議長、議員6名が、高校からは、生徒会の2年生18名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「高校生活」「交通に関して」「まちの活性化」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
「高校生活」のテーマでは、生徒からは「校則について、ルールを守っているが、厳しすぎないかという意見が出ている。必要な校則は残せばいいが、明確な理由のない校則は見直していく方が良いと思う。」「授業で使うタブレットの使用にも制限があり、授業で調べたいことがある時も制限のせいで調べられないことがある。それでは本末転倒なので、タブレットの自由度を高め、学力の向上に繋げた方がよいのではないか。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「校則の中でおかしいと思うことは、学生の立場からどんどん発信してほしい。その際は議論をすることが特に重要。一方的な意見になってはいけない。なぜその校則があるのか考える必要もある。」「タブレットは市議会でも取り入れている。学校でタブレットを使っていく中で、課題や有効活用について考えることは大切。デジタル化が進み、オンライン会議などもあるが、実際に現地に行き、五感で感じることも大切。この意見交換会も対面で行うことの良さがあると思う。校則に限らず、メリットデメリットのことを考えようとする姿勢が大事だ。」などの助言、意見がありました。そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
高校生活
- 清水桜が丘は校則が厳しいというイメージはあった。女子の靴下を変えてほしい。指定の靴下がもろい。冬用のコートもあるけど結構高い。それを着ないと登校できない。
- 清水桜が丘高校には商業科があり、アルバイトの経験は就職先の視野を広げるのに役立つ。アルバイトの経験は社会に出た時に役に立つと思う。社会貢献にもなるし、コミュニケーションや職場での上下関係も学べると思う。
- 商業科は3年生になると職場体験がある。アルバイトを禁止するならば、職場体験を1,2年生のうちから出来るようにしてほしい。
- 校則について、各学校で決めるのではなく、市内の共通のルールにしたらどうか。先生によって基準が違う。学年でも違う。写真とかで、基準を明確にして、みんなが守れるようにすべき。
交通に関して
- スマホを見ながらの自転車の運転や、学生の交通ルール、マナーが問題になっている。ルールを守らないことで交通事故が増える。危険な行為なので止めてほしい。個人の意識の問題だと思う。罰則をつくり、社会全体の問題としてルールを守るよう呼びかけたら良いと思う。
- ワイヤレスイヤホンをしながら自転車に乗っているとか、歩いているとか、そういうのも怖い。信号待ち、自転車が停まる場所を作った方がいい。歩行者と交通用具が待つ場所を別にすればいい。
- 電車やバスの本数が少ない路線がある。もっと増やしてほしい。また最近運賃が値上がりしているため、交通費の負担も大きくなっている。
- 雨の日などはバスを使う。本当は出掛ける時にも使いたいが、時間が合わないので、結局、自転車で行ってしまう。
まちの活性化
- 現在、少子高齢化が進んで地域の活発さが減少していると感じている。今よりも地域を活性化させて地域の方々との繋がりを深めるために、私たち高校生ができることについて話し合いたい。
- 商店街で、伝統工芸の体験ができるような場所があれば、人が来るのではないか。まずは知ってもらうことが必要。清水駅前銀座ならコレみたいな目玉をつくればいい。最近できた駄菓子屋には人が沢山来ている。商店街の強みが、住民のニーズに合致していないのではないか。商店街に、そこにしかない若者向けのお店があれば、若者たちは集まってくると思う。
- 日本平動物園をARを使ってデジタル化し、デジタル動物を売りにすれば話題になるのではないか。
- 地域のつながりも弱くなっていると思う。災害に備え、高校生ももっと防災訓練に参加したほうが良い。