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更新日:2025年9月18日
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9月3日 高校生との意見交換会(静岡北高校)
静岡北高校とは、今回で4回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは、畑田響副議長と、議員6名が、高校からは、理数科の生徒13名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「地元に残る?県外に出る?高校生が考える静岡市での将来」「学校生活、教育について」「地域活性化に向けた高校生の関わりについて」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
「地域活性化に向けた高校生の関わりについて」のテーマでは、生徒から「ボランティアや地域の行事に参加することが、地域活性化に繋がるのではないか。」「地域のお祭りで片付けを手伝ったことがあるが、地域の活性化につながっていると感じた。」といった前向きで実体験に基づいた意見があった一方、「災害が起こった時など、高校生でもできることがあると思うが、何をしたら良いか分からない。」「そもそも地域のことを知るところから始めなくてはいけないのではないか。」といった、現状に対する課題意識や不安の声がありました。それに対し議員からは、「まちづくりや地域活性化を難しく考えなくても良い。」「地域活性化への第一歩は、自分の住んでいる街を好きになることだと思う。」「ボランティアなど、募集があっても活動の中身が見えないことで一歩を踏み出せない人がいることが分かった。そういった方への啓発活動が必要だと分かった。」とコメントがありました。
そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
地元に残る?県外に出る?高校生が考える静岡市での将来
- 県外に進学し、そのまま就職したいと思っている。市内には魅力的に感じる進学先や就職先が無いように思う。
- 地元に残りたいが、地元でどのような選択肢があるのかよく分かっていない。調べる方法もよく分からない。進路相談等で提示された大学を選ぶような感じになっている。
- 進学せずに地元で就職することを考えている。住み慣れた静岡市の穏やかな雰囲気が好きなので、他県に出ることはあまり考えていない。
- 好きなアイドルのライブが開催されるか、最新のファッションが手に入るか等、自分の趣味が充実するかどうかが、県外に出ようと思うきっかけになっている。
学校生活、教育について
- 学校生活や勉強について気軽に相談できる場所がない。もちろん先生には相談することもできるが、なかなかタイミングを見つけるのは難しい。気軽に相談できる仕組みがあると良いと思う。
- 部活動によっては活動が大変で勉強に支障ができることもあると感じる。部活も勉強も両方大事なことなので、やりたいことが両方できる環境があると良い。
- テスト勉強が大変。勉強時間が足りない。
- 進路は自分でネットで調べたり、親に聞いたりしている。学校でも相談にのってくれるので不安はあまりない。
地域活性化に向けた高校生の関わりについて
- 自分たちにできることは、地域イベントへの参加、ごみ拾いなどのボランティア活動、地域の魅力を発信していくことなどが考えられる。
- ボランティアで清掃や読み聞かせをして、すでに地域に関わっている。
- 地域との関わりが必要だと分かっている一方、近所の人の顔はある程度分かるが、親しくはない現状である。