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更新日:2025年9月29日

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9月9日 高校生との意見交換会(清水国際高校)

清水国際高校と、初めての意見交換会をを開催しました。

議会からは、山根田鶴子議長と議員3名が、高校からは、進学研究部の生徒8名が参加しました。

生徒と議員が2つのグループに分かれ、「地元に残る?県外に出る?高校生が考える静岡市での将来」「静岡市のデジタルサービス、知ってる?」「防災について」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。

 

「防災について」のテーマでは、生徒から部活動で防災をテーマに探求活動を行った経験から、静岡市の災害時の水不足に対する対策や、学校が津波避難ビルに指定されていることの意味などを議員に問う場面がありました。また、「避難訓練の際、若い世代の活躍や、地域とのコミュニケーションが大事だと感じた。」「家族や学校などの生活単位で事前に災害時の役割分担がしてあれば、何も備えがないよりはパニックにならないのではないか。」「学校側が機能しなくなったら、その通えない期間の学びがどうなるか気になる。授業面のフォローが大事だと思う。」といった主体的な意見がありました。それに対し、議員からは「災害時にどういう行動をとるか家族で話し合うこと、家族で集合する場所を決めておくことが大事」などのアドバイスや、令和4年台風15号の際の高校生の活躍事例や、令和6年能登半島地震の際に被災地域の高校生が他県で授業を受けた事例などの紹介がありました。

そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。

 

その他高校生の声を抜粋して紹介します!

地元に残る?県外に出る?高校生が考える静岡市での将来

  • 県外に出たい。希望する福祉系の資格が取れる大学が県内にあまり無い。首都圏で働き、刺激を受けたいと思うことがある。
  • 地元にいるだけでは、新しい出会いが少なく、キャリア選択にも限界があるように思う。
  • 一度県外に出たいが、最終的には地元で働きたい。兄弟が大好きだから、地元で暮らしたいと思っている。
  • 静岡市の新幹線の通学貸与事業を利用して、県外の専門学校に通う予定。就職は静岡でしたいと思っている。

静岡市のデジタルサービス、知ってる?

  • ごみ分別アプリ「ごみナビ」は、会話形式で質問に答えてくれるため分かりやすい。
  • 生活圏内が土砂災害警戒区域なこともあり、「しずマップ」に掲載されているハザードマップをチェックしている。
  • 静岡市のX(旧Twitter)を見たが、シズラなどのキャラクターを使った投稿は分かりやすいと思った。文章よりも写真や動画で楽しい雰囲気が伝わるような投稿が良いと思う。
  • なんでもパソコンを使う時代。高校生の自分は、若い世代ではあるものの、デジタルに苦手意識がある。将来の選択肢を広げるためにも慣れていかなければと思う。

防災について

  • 避難所ではただでさえ強いストレスがかかるのに、さらに知らない人との共同生活にストレスがかかると想像できる。ストレス対策は必ず必要だと思う。
  • 大雨等で避難警報が出ると焦ってしまう。焦りから、普段自分が持っている知識を活かせなくなってしまう。
  • 色々とデジタル化が進んでおり、災害時の情報も例外ではないと思う。高齢者はデジタルに関する知識が無い人も多く、災害時に困ってしまうのではないかと危惧している。
  • 探求活動で、三保松原が防災林の役割を果たしていると知った。三保松原の保全活動に参加することが、いざというときの助けになると思っている。

お問い合わせ

議会事務局調査法制課調査法制係

葵区追手町5-1 静岡庁舎本館2階

電話番号:054-221-1481

ファックス番号:054-251-9213

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