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更新日:2024年2月15日
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安易にインクルーシブ教育を進めるのでなく、教員の負担軽減に向けた体制を整えてください。
受付日: 2023年5月29日
Q.質問
インクルーシブ教育を推進していくことにより、教員の負担が増えてしまうと思うので、教員の負担軽減に向けた体制を整えてほしいです。
また、児童生徒の支援は、管理職を中心に学校全員で対応し、市教育委員会も学校を支援してください。
A.回答
インクルーシブ教育については、障害のある子どもと障害のない子どもが共に過ごす条件整備と、一人ひとりの教育的ニーズに応じた学びの場の整備を両輪として進めています。児童生徒の教育的ニーズに応えるため、静岡市では特別支援学級や通級指導教室の増設等の整備を進めています。
児童生徒の支援体制については、校長のリーダーシップのもと、学校全体での組織的な校内支援体制づくりを進めています。組織的な校内支援体制が整えば、学級担任が孤立することはなく、チームでの支援につながると考えています。また、発達障害者支援センター等の外部機関との連携も支援体制の充実という視点で重要だと考えています。
今後も、児童生徒の支援に苦慮している学校の状況を正しく理解し、児童生徒の学びやすい環境づくりに向けて、必要な学校支援を進めていきます。