印刷
ページID:6694
更新日:2025年2月6日
ここから本文です。
11月18日 高校生との意見交換会(静岡県立静岡商業高校)
静岡商業高校とは、昨年に引き続き2回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは望月議長、佐藤副議長、議員6名が、高校からは、課題研究を受講する3年生23名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「静岡市のこんなにすごいところは何だろう~日本に誇れる静岡市のために~」「ずっと静岡で働きたい、ずっと静岡市に住んでいたいそんな街にするためには」「自然災害への対策」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
自然災害への対策のテーマでは、災害時に高校生に求められること、高校生だからできることについてディスカッションを行いました。
生徒からは「防災訓練はやっているが、実際に災害が起こったら動ける人がいないと思う。もっと防災教育が必要。」「近隣の学校と訓練したらよいと思う。お互い助け合うことも学べるのではないか。」「逃げることだけだなく、助ける訓練も必要。」「学校周辺の地域は高齢者が多いので高校生が率先して助けたい。」などの頼もしい意見がありました。議員からは「防災意識が高い。地域への視線を持っていてくれていることが嬉しい。」「家の近くに高齢、小さな子供を育てている人たちがいれば、ぜひ顔見知りになってもらいたい。災害の時に手を差し伸べられるような関係性を築いてほしい」などの発言があり、活発な議論が行われました。
記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
静岡市のこんなにすごいところは何だろう~日本に誇れる静岡市のために~
- 海と山があるのは特別なこと。シラスなどの海の幸をもっと知ってもらえるとよい。
- 地域と協力する。議員さんとも協力できたらいい。SNS、ネットから配信し、静岡市のいいところを広げていけるのではないか。
- お茶や抹茶の飲み比べや味、種類当てのイベントを街中でやるのはどうか。SNSやインスタでお茶を選んで投票するイベントなどもよい。
- 人が集まる施設がほしい。遊園地などの大きい施設を静岡市に建てれば市外からも人が来て栄えて行くのではないか。静岡まつりがあったり、大道芸などがあるが、もう少しお祭りを増やせば、人の出入りがあり魅力を知ってもらう機会になるのでは。
ずっと静岡で働きたい、ずっと静岡市に住んでいたいそんな街にするためには
- 都会は若者が遊べるところもあるし住みやすいと思う。静岡市は栄えているが、静岡駅周辺のみだと思う。若者の趣味、専門的なものがそろう店があるとよい。
- 大学進学で県外へ出てしまうと、その県で就職することが多い気がする。静岡市が誇れる企業や学校があるといいなと思う。
- 現在ある大学や専門学校は駅から遠く、交通の便があまり良くない。便利な交通網があるといいと思う。
- 服飾系に強い専門学校が静岡になく、流行りに敏感な人は静岡から離れがちである。静岡市は流行りが遅くて廃りも早いと言われている。そういう学校があればセンスがある人が残ってくれるのではないか。
自然災害への対策
- 高校生は力仕事ができる。炊き出しや、コミュニケーションをとることもできる。自分の得意分野に参加すれば効率よく助けられる。
- 災害時に小さな子供を連れて逃げるにも高校生の力は必要と思える。訓練することが重要だと思う。年代別の防災訓練があるといいと感じた。年に何回か参加できる環境を整えてくれたらうれしい。
- 自分の住んでいる自治体では夜間の訓練を行っている。災害はいつやってくるかわからないため、静岡市でも夜間の訓練をしたらどうか。
- 地震や台風の時に避難所が開設されたが、公民館や体育館が安全な場所とは思えなかった。もう少し考えてほしい。