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更新日:2025年2月6日
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12月23日 高校生との意見交換会(静岡市立高校)
静岡市立高校とは、平成29年から6年連続で意見交換会を開催しました。
議会からは望月議長、佐藤副議長、議員6名が、高校からは、リーダーシップ研修を受講する1,2年生14名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「高校生活(校則など)」「静岡市の人口減少を食い止める」「自然災害への対策」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
高校生活(校則など)のテーマでは、生徒からは「髪の毛を染めたりすることが禁止なのは納得できるが、校舎内で防寒着を着ることが禁止されている理由がわからない。教室は暖房が入っているが、移動教室の時などは寒い。」「校則について、生徒が不満しか言わないのは駄目だと思う。具体的に校長先生に伝えていかなければならない。制服や、男女の壁など、理不尽な校則もあると思う。考えて動くことを実行していきたい。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「生徒が校長先生に働きかけて校則を変えたという事例もある。ルールは誰のためにあるのか、なんのためにあるのか。みんなで話し合い、ルールを自分たちでつくっていくことも大切。」などの提案、助言があり、生徒からは「ルールは誰のためにあるのか、何のためにあるのかという議員の言葉が心に響いた。もう一度考える必要があると思った。」などの発言がありました。
記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
高校生活(校則など)
- 他の学校と比べると、市立高校は生徒の自主性を重んじており、ルールが明確に規定されていないように感じる。校則は高校によって違うという気づきがあった。
- 自分は今の校則で十分だと思ったが、広く意見を聞くと色々な意見があることがわかった。
- PCに教科書を入れてしまえば、紙の教科書を持ち歩く必要がなくなる。現状両方持参しなくてはならず、荷物が多くて大変。
- 学校の教材としてPCを使い始めたが、先生側が使い方を把握していない場合もある。先生や親世代へのサポート体制も必要では。
静岡市の人口減少を食い止める
- 静岡にある企業は自動車工場、食品など男性に人気の企業は揃っているが、女性に人気があるような企業が欠けているように感じる。女性に視線を向けたらいいのではないか。
- 静岡市が婚活事業を行っていることを知らなかった。高校生にその事業を周知してもよいと思う。出会いの場は大事だと思う。
- 子育て応援サイトのちゃむしずおかなどを知らなかった。そういうサイトの存在を知ってもらえていない。政策を広く知ってもらうことが大切では。市のHPは目的の情報にたどり着くまでに時間がかかり過ぎると感じる。HPの構成を考えてほしい。
- 静岡市は子育てしやすい街をPRしているとのことだが、人口減少を止めるために、どの世代をめがけて広報をしているか曖昧だと感じる。あまり届いてないのではないか。
自然災害への対策
- 台風15号災害の時にボランティアに参加した。学生にしかできないこともある。終わった後の満足感はやった人にしかわからないものがある。
- ボランティアの有志を学校内で募ってはどうか。友達と参加できれば心細さもなくなり手を挙げやすくなるのでは。
- 防災センターに行った。地震が起こる仕組みや実際の東日本大震災の映像や地震の体験をした。実際に体験することはいい勉強になると思う。
- 災害時に共助をするためには、外国人と意思疎通を図ることが必要だが、言葉の壁がある。在日外国人に対する支援を充実させる必要があるのでは。