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更新日:2025年2月6日
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12月13日 高校生との意見交換会(静岡雙葉高校)
静岡雙葉高校とは、今回初となる意見交換会を開催しました。
議会からは望月議長、佐藤副議長、議員6名が、高校からは1、2年生11名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「静岡市における少子高齢化、人口減少について」「静岡市パートナーシップ宣誓制度や同性婚について」「静岡市総合計画、市の活性化について」をテーマにディスカッションを行いました。
パートナーシップ制度と同性婚について、「LGBTQに対して、もっと寛容になるべきだと思う。」「G7において、日本だけが同性婚を認めていない。」「国会等でなかなか論点にならないのは、当事者意識を持った人が少ないからではないか。」「小学校など、小さい時からの教育が大切ではないか。」などの生徒の意見に対し、議員からは、「パートナーシップ制度が始まり、市民にもパートナーシップへの理解が広まっている。まずは啓発活動が大事。」「幼少期からの教育が必要なのはそのとおりだと思う。知識がないと、実際に性的少数者の方との接し方などが分からないこともある」「みんなそれぞれ、得手不得手や個性があって当たり前。多様性を認める教育をしていくことが大事。」など様々なアドバイスや意見があったほか、各テーマに対して活発な意見交換が行われました。
記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
静岡市における少子高齢化、人口減少について
- 静岡に大きな大学、有名な大学があれば、進学による人口流出を防げるのでは。
- 子育てしやすいまちづくりが重。全国的な問題として、妊娠中だと仕事を休みづらい職場が多いと思う。休みづらい環境の改善が必要。
- 育休から社会復帰する時に女性は家庭という固定観念が強い。男性がもっと育休をとれるようになるとよい。
- 待機児童がいなくなることは良いことだが、安心して子どもを預けて働くことができる環境も必要。
静岡市パートナーシップ宣誓制度や同性婚について
- 性的少数者のことを「LGBTQ」と呼称し、区別していることに違和感がある。
- パートナーシップ制度は市民、学校、企業へ周知することで理解促進に繋がり、生きづらさを感じる人たちにとっての救いとなる。自治体のこういった施策は差別や偏見をなくす第一歩。
- 同性婚を認めないままだと、一定数の人が同性婚を認めている外国へ流出してしまうのではないか。
- 若い世代の人は理解があるが、年齢が上の人は遠い問題だと考えている気がする。若い自分たちが啓発すべきだと思う。
静岡市総合計画、市の活性化について
- 高校生を観光大使に任命し、市のPRをしてもらったらどうか。発信力のある高校生を起用すれば効果があるのでは。
- 市の活性化、まちの活性化には人との関りが重要ではないか。防災訓練などに参加して地域の人と関わることが重要。
- 大河ドラマ「どうする家康」の舞台が静岡なので、ドラマの放送に合わせたSNS発信や、高校生が作った家康ゆかりの地の説明をドラマ館に置いたらどうか。
- 高校生が個人経営店のお手伝いをしたらどうか。上の世代と交流する良い機会になるし、若者の視点(違う視点)で見ることができ、経営する側にもプラスとなるのでは。