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更新日:2025年2月6日
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12月21日 高校生との意見交換会(常葉大学附属橘高校)
常葉大学附属橘高校とは、今年度で3回目となる意見交換会を開催しました。
議会からは佐藤副議長、議員6名が、高校からは英数科の1,2年生19名が参加しました。
生徒と議員が3つのグループに分かれ、「静岡市の防災について」「地域活性化について」「静岡市におけるダイバーシティ社会について」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。
静岡市におけるダイバーシティ社会について、「男性は仕事、女性は育児という固定観念をなくして女性も働きやすい環境づくりが必要。女性の雇用機会を作ることが大切。」「障害者雇用については、企業がその人の特徴に合った仕事を任せたほうが良い。」「自分と違うということだけで偏見を持たないように小学校の頃から学ぶことが大切」といった意見が生徒からあり、議員からは「当事者でないとわからないことがある。障がい者やLGBTQの人たちの中にも色々な意見を持っている人がいて、当事者の中でも意見が分かれていることもある。一人一人の意見を聞いて進めていくことが大切。」「少数派の違った意見の中にまちづくりのヒントがあるかもしれない」などの考え、提案があり、活発な意見交換が行われました。
記念撮影時のみ無言でマスクを外しています。
その他高校生の声を抜粋して紹介します!
静岡市の防災について
- 台風15号の災害の時、自分はSNSを見て行動した。情報発信の大切さを感じた。どのくらいで停電が復旧するか、情報を早く欲しかった。
- 災害時に、スマホが使えない高齢者になかなか情報が届いていなかったと感じた。高校生など、若い世代が情報を収集して、近所の高齢者に共有することができればと思う。
- 支援物資を集めるボランティアを県外の人がしてくれていた。自分たち高校生にもできるかもと感じた。
- 自分の住んでいる自治体に比べ静岡市は避難訓練が少ないと思う。高校生になって学校での訓練が少ないことをより実感した。土砂災害時の訓練をやるべきだと思う。
地域活性化について
- 静岡市の公共交通機関は充実していると思う。高速道路もある。東京への通勤もできる。小学生のうちに、静岡市の魅力を知ることが大切だと思う。
- 市のHP作成に高校生が携わり、それをSNSで発信したり、YouTubeの広告で静岡市の魅力を伝えたらどうか。
- 大学の学部の選択肢が少なく、県外へ出ざるを得ないことも多い。大学、学部を増やしてほしい。
- 若者の目にとまる施策を行ってほしい。静岡市の豊かな自然を生かしたツアーや清掃活動をやったらどうか。
静岡市におけるダイバーシティ社会について
- 日本とスウェーデンを比較すると国会議員の数はスウェーデンは男女半々で日本は男性議員が多い。多様な考え方を取り入れるためにもスウェーデンを見習いたい。
- LGBTQの人や障がい者に対する理解を深めることも大事。その家族や本人に話を聞ける機会を設けられるとよいのでは。
- 障がい者の方々が作った品物などを、ふるさと納税の返礼品にしたり、もっと人の目の触れるようにしていけば、障害者雇用に対する理解が深まるのでは。
- 労働環境について、育休が取りやすい環境を作っていくことが必要で、そのためには上司の考え方、会社の考え方の改革が必要だと思う。