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更新日:2024年9月27日

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9月11日 高校生との意見交換会(静岡北高校)

静岡北高校の生徒と議員が話している様子1静岡北高校とは、今回で3回目となる意見交換会を開催しました。

議会からは議員6名が、高校からは、理数科の2年生18名が参加しました。

生徒と議員が3つのグループに分かれ、「静岡市の人口減少と高齢化について」「静岡市の経済の活性化について」「静岡市の教育と子育て支援について」の3つをテーマに、ディスカッションを行いました。

 

kita10「静岡市の人口減少と高齢化について」のテーマでは、生徒から「静岡市の魅力に気付いていない若者が多い。静岡市の魅力を行政・企業と連携して発信していくことが大事。」「住んでいる地域でも同年代は少ない。東京の大学に進学している人が多い。大学生になると、市外に出てそのまま就職している。」「外国人の方が住みやすく働きやすいまちにしたら外国人の移住者が増え人口増につながるのではないか。」などの意見がありました。それに対し議員からは、「10年後も静岡市に住みたいというまちを自分なりにイメージしてまちづくりを行うことが必要。」「県外に出てみてわかる静岡の良さというものもある。また、静岡を出る人がいる一方、静岡の大学に来たいという学生もいる。静岡に魅力を感じる人もいるということは希望的要素なのでは。」「外国人に着目するのは良いと思う。まずは仕事ができる環境づくりが必要。」などの提案、意見がありました。そのほかのテーマについても、活発な意見交換が行われました。

 

 静岡北高校の生徒と議員の集合写真

その他高校生の声を抜粋して紹介します!

静岡市の「人口減少と高齢化」について

  • 研究等、やりたいことで考えると東京の方が適した大学があると思う。静岡の大学ではできない。
  • 子育て政策を充実させる。例えば、60~70代の余裕のある人に保育してもらうなど、高齢者を活用して子育てしやすい環境づくりを進める。
  • 理系の学部を扱う大学を増やす。例えば、静岡のプラモデル関連の企業と連携した大学など静岡でしか学べない学部を作ったら良いのでは。
  • 子育て世帯にとっては、静岡市は魅力的だと思う。東京は人が多すぎる。子どもに自然を感じさせたい、自然のある静岡市で子育てをという考え方もあると思う。

静岡市の「経済の活性化」について

  • 人が少ない根本的な現状を変えなければいけない。デジタル技術を活用してまちづくりを考えるスマートシティを進めたらどうか。
  • 静岡市の価値をもっと売り込む。例えば、ミニ四駆など静岡市特有のものをPRして人を呼び込んだらどうか。ミニ四駆なら大人も子供も楽しめる。
  • 経済の活性化のためには、不要な古い価値観を変える必要があると思う。新しいことに挑戦する企業を応援してはどうか。
  • スポーツで発展させたい。エスパルス、ベルテックス、ハヤテなどいろいろなプロチームがあり、盛り上がっている、スポーツは全ての年代が楽しめるからスポーツを核にしたまちづくりを進めればよい。
  • 静岡には竹千筋細工など静岡の伝統工芸を体験ができる匠宿がある。認知度は低いが、海外の観光客とも交流できる場であり、観光を支えていけるのでは。日本人にとっても文化の継承は大事だと思う。

静岡市の「教育と子育て支援」について

  • 教師の成り手が少なく、学校でも教師の数が足りない状況。教師の負担軽減が必要。
  • 親の経済力の低下により、教育格差が生まれるのは問題だ。支援の幅を広げた方が良い。
  • 静岡市は待機児童0といっているが、実際は希望の園に入園できず、就職を諦めて育児をする人もいて、そのようなケースは数字には出てこない。潜在的な待機児童は存在すると思う。
  • 子育て世帯への給付金など、支援策としてのお金の支給について、もっと情報発信が必要。
  • 子育て世代を対象に意見交換会を開いて声を聞いたらいいと思う。

お問い合わせ

議会事務局調査法制課調査法制係

葵区追手町5-1 静岡庁舎本館2階

電話番号:054-221-1481

ファックス番号:054-251-9213

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