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更新日:2024年2月15日

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静岡市の道路橋に関する技術基準等について

中島浄化センター北交差点から見た中島高架橋の写真 安倍川橋西交差点から見た安倍川橋の写真

静岡市道路橋計画・設計要領(令和3年6月)

本市は、南アルプスから駿河湾まで多様で多彩な自然環境を有し、広大な市域のうち、約8割を占める中山間地域を中心に、急峻な地形と一級河川安倍川をはじめとする多数の河川を擁するため、古くから橋梁の整備が進められてきました。一方、道路ストックの高齢化、維持管理費の増大、財政事情の変化など社会情勢が大きく変わる中、これらの課題に対応するため、ライフサイクルコストの低減を図りながら、橋梁の適切な整備、維持管理を進めていくことが重要となっています。
道路橋の設計は、道路橋示方書等の技術基準に基づき行われていますが、設計者の意見や判断により解釈が異なる場合があり、また、地域の特性を反映した橋梁計画を立案することが難しい場合も生じています。
このような状況の下、本市職員が行う橋梁計画や設計実務が円滑に遂行することを目的として、本市が管理する道路橋の計画・設計にかかる基本事項を定めた「静岡市道路橋計画・設計要領」を平成21年7月に発行し、平成26年には見直し改定を行いました。
その後、熊本地震における被災等を踏まえ、平成29年11月に「橋・高架の道路等の技術基準」(道路橋示方書)が改定されるとともに、各種技術基準(要綱・指針、便覧等)についても改定や発行が行われました。これらを踏まえ、新たな研究成果や知見に基づいて整合を図る必要性が生じたため、本要領を見直し改定を行いました。
今後は、この改定した要領に基づき、橋梁の計画及び設計を進めていきます。

静岡市道路橋補修・補強要領

静岡市では、今後、道路橋高齢化の進行による維持修繕費の増加、集中を回避するため、道路橋長寿命化計画を策定し、計画的な予防保全型の維持管理を実施していくことで、橋梁の長寿命化を図り、維持管理費用の縮減と平準化を実施していく方針です。
この基本方針を実現していくためには、的確な橋梁の修繕を実施していくことが重要ですが、橋梁の補修補強は新設工事と異なり、対象とする損傷状況や環境条件、劣化要因などにより、その対応策も大幅に異なる場合もあり、的確な修繕を可能とする体制の構築が重要となります。
本要領は、的確な維持管理を実施するため、また、最適な補修補強を進めていくために平成23年に作成した要領を最新の基準類等の内容を反映し改訂したものです。

静岡市道路橋定期点検業務積算資料

お問い合わせ

建設局道路部道路保全課維持計画第1係

葵区追手町5-1 静岡庁舎新館4階

電話番号:054-221-1485

ファックス番号:054-221-1130

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