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ページID:55924
更新日:2025年5月16日
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公園蛇口における犬の直接飲水行為について
受付日: 2025年4月28日
Q.質問
SNSの動画で、静岡市内の公園にて、飼い主が飼い犬に公園の蛇口を直接しゃぶらせて水を飲ませているのを見ました。
飼い主は「使用後は蛇口を洗いました」と記載していますが、本当に洗ったのか疑問です。
犬の約半数は食糞経験があり、日常的に食糞を行っている犬もいると言われています。
犬の排泄物には細菌、寄生虫も含まれ、蛇口に直接口を触れさせた場合、公園利用者に対して健康リスクをもたらす可能性があります。
特に、公園の蛇口は傷口の洗浄や飲用水に使用されるケースも多いため、衛生的に不安です。
給水ボトルや専用の器を持参することで水を与えることは可能であり、直接飲水行為は他の利用者への配慮に欠けていると思います。
飼い主への注意喚起の看板設置や、公園ルールの明示等を検討してください。
A.回答
情報提供いただきましたSNS投稿にて、静岡市内の公園で、飼い犬が蛇口に口をつける「直接飲水」をしている様子を確認しました。
静岡市都市公園条例では、第3条に「行為の禁止」について定めています。
このうち第1号において「公園の施設若しくは公園内の土地を損傷し、または汚損すること。」としていることから、今回の行為もこれに該当するものと判断できます。
また、静岡市飼い犬条例第3条では、所有者が守るべき事項を列挙しており、このうち第2項では「飼い犬に公の場所及び他人の所有地等を荒らし、又はふんその他により汚すような行動をさせないこと。」と規定されています。
以上のことから、ご指摘のとおり、飼い犬による直接飲水行為は各条例の違反行為に該当します。
今回の対応としましては、施設が特定できたことから、当該公園にて直接注意を行いました。
静岡市では、飼い主によるマナー問題に関するご意見を多くいただいております。
多くの方が快適で安全に利用できるよう、今後も対応していきます。