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ページID:56541
更新日:2025年8月20日
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カモの餌やりについて
受付日: 2025年8月4日
Q.質問
毎日、公園の池の注意書きを無視して、カモにパンをたくさんあげている人を見かけます。
そのせいか、池の水の臭いも酷く、水質悪化が気になります。
大人の行動を見て、こどももエサを与えたくなるので、困っています。
エサをあげてはいけない理由を説明して注意するなど、対策をお願いします。
A.回答
野生動物への餌やりは、控えていただくようお願いしています。
生態系のバランスの崩れ、餌を捕るなどの野生本来の能力の低下、人への危害や糞害などにつながる恐れがあるためです。
一方で、親子連れのカルガモなどを見て癒され、餌を与えることで関わりを深めたいと感じる方もいらっしゃいます。
公園は、他の利用者等に迷惑がかからない限り自由に利用できる場所であり、こどもたちの学びの場でもあります。
そのため、餌やりを通して野生動物とのふれあいを体験できる場であるという意見もあります。
ただ、ご指摘のとおり、餌やりによって水質が悪化し悪臭が発生するほか、鳩の増加や糞害などにつながる場合もあります。
池の水は日常的に循環ろ過を行い、年に一度は水を抜いて清掃しています。
それを超える汚染につながる行為については、状況を踏まえながら指導しています。