印刷
ページID:55609
更新日:2025年3月28日
ここから本文です。
【説明】駿府城公園周辺のまちづくりへの提案について
受付日: 2025年3月26日
Q.質問
私たちは静岡市の移り変わりについて勉強しました。
交通や施設など、すごく便利になったけれど、人口が減っていることがわかりました。
静岡市がSDGsを守りながら、発展していくために、どんなものがあればいいのか考えたのでみなさんに見てもらいたいと思いました。
私たちの考えはどうかということや、都市計画課のみなさんがこれからの静岡市の発展について具体的に何を考えているのか教えてください。
私たちの提案は、駿府城公園の発展です。
例えば、近くに50mくらいのタワーを建てます。
その中に、防災グッズ店、地元の美味しいご飯、プラモデル体験施設などが複合されたものがあればいいなと思います。
静岡市のお金が年間6億円くらい予備費があると勉強しました。
他の会社との協力も必要かと思いますが、静岡市のシンボルを作るという計画はどうでしょう。
A.回答
静岡市では、現在、駿府城公園を含む静岡地区のまちなかにおいて、「歩いて楽しいまちづくり」を目指した「静岡都心地区まちなか再生指針」の策定を進めています。
この指針では、地域ごとの拠点の魅力向上や拠点間の回遊性向上に向けて取り組んでいます。
今回いただいたご提案のような、目的地や象徴となるシンボリックな施設は、まちづくりの観点において、非常に大切だと考えています。
また、将来の駿府公園について考え、若い世代の皆さんからこのような施設がほしいというご提案をいただけることは非常にうれしく思います。
一方で、駿府城公園周辺は、歴史的な景観に配慮する景観重点地区に定められていることや、良好な自然環境の保全を図るため緑化の推進や建物の高さ制限などを定めた風致地区に指定されていることなど、開発に当たっての様々なルールもあります。
現時点では、ご提案のような施設をつくる計画はありませんが、まちづくりは行政だけではなく、民間事業者と一緒に進めていくことが非常に重要です。
ご提案を参考に、魅力的な駿府城公園となるよう、官民連携で取り組んでいきます。
なお、駿府城公園については、現在、訪れる方が歴史を楽しく体感し、歴史散策を楽しめるように、当時の天守台の石垣を活用した野外展示施設の整備を進めています。
完成後は歴史博物館とあわせて静岡市の一つのシンボルになる予定です。