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ページID:54590
更新日:2024年11月25日
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子育て支援の拡充について
受付日: 2024年9月25日
Q.質問
静岡市では「日本一安心して子どもを産み育てやすいまち」を目指しているようですが、近隣市町にあるような安価もしくは無料で利用できる子どものための屋内型施設もなければ、県内のほとんどの市町で実施されている子どもの医療費の無償化もされていません。
すべての子育て世帯が対象となる子育て支援策を実施してください。
A.回答
静岡市では、令和5(2023)年度に「子ども・子育て支援に関するニーズ調査」(小学6年生以下の子どもを養育する保護者を対象とした調査回答者数3,334人)を実施し、その中で、「子育てを支援するために、効果が高いと考えられる施策または充実を図って欲しいと期待する施策」という質問を保護者の皆様にお伺いしたところ、以下のような結果を得ました。
【充実を図って欲しい施策】
1児童手当及びこども医療費助成の対象拡大や支給額の増額等、子育てのための経済的支援の拡充(就学前児童44.8%、就学児童48.1%)
2児童館や公園等の子どもの遊び場の拡充(就学前児童38.5%、就学児童34.5%)
3認定こども園・保育園や幼稚園等の費用負担の軽減(就学前児童25.3%、就学児童11.6%)
調査の結果からは、「経済的支援の充実」や「遊び場の拡充」を望む声が非常に高いことがわかりました。
児童手当は、この10月から、所得制限の撤廃、対象範囲を高校生年代まで拡大、第3子以降の支給額の増額など国の施策において拡充が図られました。
また、静岡市においても、令和6(2024)年度から、認可外保育施設の第2子以降の保育料の軽減措置(認可保育施設の第2子以降の保育料無償化は令和5(2023)年4月から実施)や、廃校となった小学校や商店街を活用した屋内遊び場の設置の取組を始めました。
その他にも、新婚生活での家賃・住宅購入費用、不妊治療費用の助成などの経済的支援に取り組んでおります。
調査結果や市民の皆様の様々な声を踏まえ、子育て世帯の希望を踏まえた取組を今後も実施してまいりたいと考えております。