県指定史跡 三池平古墳 印刷用ページ

最終更新日:
2022年4月26日
 <三池平古墳の立入禁止を一部解除しました>
 令和4年9月の台風15号による地すべりの影響から、三池平古墳及び駐車場への立ち入りを禁止していましたが、地質調査の結果、新たな地すべりが観測されていないことから、令和5年4月より立入禁止を一部解除いたしました。
 墳丘の損壊が生じている一部については安全面を考慮し、また、地すべりの観測機器を設置しているため、ロープ・標識等で引き続き立ち入りを禁止します。
 通行・見学の際には、周辺の状況に注意しながらご利用ください。
 復旧の見込みについては、随時HP等でお知らせします。
 御迷惑をお掛けしますが、御理解と御協力をお願いいたします。
立入禁止区域
 三池平古墳は、尾根の先端の自然地形を利用して築造されている全長65m、後円部径43m、後円部高さ5m、前方幅36m、前方部高さ3.2mの前方後円墳で、古墳時代中期初頭(5世紀前半)に築造されたものと考えられます。庵原中学校の東側の丘陵にあり、昭和33年に調査が行われました。  後円部には粘土などで覆われた竪穴式石室があり、そのなかに安山岩で作られた割竹形石棺があります。石棺の中は水銀朱が塗られており、成人男子の骨や装身具類(石釧・小玉・管玉など)が、石棺外側には、鏡(変形方格規矩四神鏡・四獣文鏡)・筒形銅器・武具・農具などがありました。この地方を治めていた有力豪族の墓であることが想像できます。古墳は復元整備されており、現地では天井石を見ることが出来ます。  出土遺物は静岡市埋蔵文化財センターで保管しており、一部展示しております。
三池平古墳の石棺の写真 三池平古墳の石棺の写真
三池平古墳の出土装身具の写真 三池平古墳の出土装身具の写真
三池平古墳の出土四神鏡の写真 三池平古墳の出土四神鏡の写真
三池平古墳の出土四神鏡部分の写真 三池平古墳の出土四神鏡部分の写真

三池平古墳の位置図

バス
  JR清水駅「庵原」線(吉原・茂畑方面) 「庵原中学校」下車
  専用駐車場があります
見学
  自由
出土遺物
  埋蔵文化財センターにて整理保管されており、一部遺物は展示されています

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観光交流文化局 文化財課 埋蔵文化財係

所在地:静岡庁舎新館16階

電話:054-221-1069

ファクス:054-221-1451

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