市指定史跡 清水天王山遺跡 印刷用ページ

最終更新日:
2019年4月1日
 清水天王山遺跡は、有度山東麓の扇状地に立地しています。縄文時代から古墳時代にかけて生活が営まれており、そのなかでも縄文時代後期・晩期を主体とする集落跡です。住居跡やお墓の跡などがありました。竪穴式住居が一般的ですがここでは平地式住居が3軒見つかりました。(竪穴式住居:地面を一段掘り下げて炉や柱を設置し、そのまわりに周堤を築きます。平地式住居:地面を掘り下げず炉や柱を設置し、そのまわりに周堤を築きます。)遺物包含層が何重にも存在し、縄文土器の編年研究上、特に重要な遺跡として知られています。
 この地域では数少ない縄文時代後期・晩期の貴重な遺跡として市の史跡に指定されています。
清水天王山遺跡で出土した遺物は、埋蔵文化財センター(清水区横砂)にて管理しています。一部遺物も展示されています。
清水天王山遺跡の出土遺物(土器)の写真
清水天王山遺跡の出土遺物(装身具)の写真

アクセス方法

清水天王山遺跡の位置図

バス
 JR清水駅「山原梅蔭寺」線・「港南厚生病院」線・「三保草薙」線・「蜂ヶ谷市立病院」線・「梅ヶ谷市立病院」線 「天王山」下車
 専用駐車場はありません
見学
 自由(公園に整備され、記念碑が建立されています)

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観光交流文化局 文化財課 埋蔵文化財係

所在地:静岡庁舎新館16階

電話:054-221-1069

ファクス:054-221-1451

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