神明山古墳 印刷用ページ

最終更新日:
2019年4月1日
 神明山古墳群は独立した小丘陵上にある5つの古墳からなり、1号墳と4号墳が現存しています。1号墳は全長約70mの古墳時代前期の前方後円墳で、発掘によって、奈良県の箸墓古墳の四分の一の設計で造られていたことがわかりました。4号墳は約11mの古墳時代後期の円墳で、全長10.5m、最大巾1.9mの横穴式石室が良好に保存されています。川原石を積んで造った横穴式石室からは、青銅製の馬鈴などの馬具、鉄製の兜や鎧(甲冑)、勾玉、丸玉などのアクセサリー、さまざまな器類(須恵器)が見つかりました。古代の庵原地域を治めていた有力豪族によって築かれたことが想像できます。
 1号墳と4号墳は県の史跡に指定されています。

神明山古墳の石室の写真

神明山古墳の位置図

バス
 JR清水駅「港南厚生病院」線(清水厚生病院前・沖電気方面) 「神明前」下車
 専用駐車場はありません
見学
 1号墳…神明宮境内にあり、墳丘は見学可能
 4号墳…横穴式石室が露出公開されています(見学自由)
出土遺物
 埋蔵文化財センターにて整理・保管されています

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