静岡浅間神社廿日会祭の稚児舞 印刷用ページ

最終更新日:
2019年4月1日
静岡県指定無形民俗文化財 昭和56年3月16日指定
 
 静岡浅間神社の四月のお祭りである「廿日会祭はつかえさい」で奉納されます。お踟とともに市内を行列してきた稚児が浅間神社に到着すると、大祭が執り行われ稚児舞を奉納するのです。
 その歴史は古く、戦国時代の公卿 山科言継が稚児舞を見物したという記録が『言継卿記』という書物に見られます。その当時は、建穂寺(葵区建穂 現在は廃寺)の稚児舞を浅間神社で奉納していたようですが、近世以降、稚児役は幕臣子弟、町衆の子弟へと変化しました。現在では氏子の中から稚児役が選ばれます。 「安摩」という演目に登場するズジャンコ舞(二の舞)だけは、建穂の人々が担当しています。
 現在伝承している舞は、「振舞」「納曽利」「安摩」「還城楽」「太平楽」の五段です。
 
保存団体  静岡浅間神社
 
4月5日に、静岡市葵区宮ヶ崎町にある 静岡浅間神社 にて
 
アクセス
 バス 「安倍線」 「赤鳥居」下車
静岡浅間神社廿日会祭の稚児舞の納曽利の写真
静岡浅間神社廿日会祭の稚児舞のズジャンコ舞の写真
 
~みどころ~
 「安摩」は、二人の稚児が優雅に舞う演目ですが、舞の途中でズジャンコ舞と称する「二の舞」が登場します。「二の舞を演ずる」という言葉の語源となった舞で、ジジとババの面をつけた舞役が、稚児のまわりを安摩の舞を真似て滑稽に舞っていきます。この舞を見て稚児が笑うとその年は不作になる、などといわれているそうです。
 

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