松くい虫防除事業 印刷用ページ

最終更新日:
2022年3月17日

松くい虫被害

 松くい虫被害は、マツノザイセンチュウという体長1mmにも満たない線虫が、マツノマダラカミキリによって、健康なマツに運ばれ、樹体内で増殖し、松枯れを引き起こしていく松の伝染病です。正式名称を「マツ材線虫病」といいます。
 そのメカニズムについて紹介します。

マツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウの共生関係

マツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウの共生関係

松枯れのメカニズム

松枯れのメカニズム

●松くい虫の診断方法
 通常8月から9月頃、葉が赤くなって枯れ始めます。また、寒い地方では感染した翌年に枯れることがあります。
 
 松くい虫被害の松の特徴
  (1)松ヤニの流出が少なくなる
     春から秋の間に、ナイフで樹皮に傷をつけても、傷口からヤニの流出が少ないようであれば松くい虫
     被害木です。
  (2)古い葉から枯れる
     松くい虫による松枯れは、葉の変化は早いものでマツノザイセンチュウの侵入後1か月ごろから始ま
     ります。
     先に古い葉(2~3年目の葉)が、その後新しい葉(今年生えた葉)が色あせて、一部は垂れ下がり、
     短期間のうちにあざやかな赤褐色に変色してしまいます。
 
図:松くい虫被害の診断方法

松くい虫防除

 マツは線虫に対する抵抗性を獲得できないことから、放っておくと被害は拡大する一方です。したがってカミキリが飛び立つ5月下旬以前に出来る限り、枯れてしまった木、付近に散乱している枯損枝をすべて除去し、その後も年間を通じ て被害にあった松をその都度伐倒し、材内のカミキリを駆除して、次年度のカミキリの発生を防ぐようにします。
 防除方法としては「伐倒駆除」「薬剤散布」「予防材樹幹注入」があり、当課では三保松原を除く市内海岸沿いのエリアを対象に「伐倒駆除」を実施しています。
 なお、三保松原における防除事業は文化財課(三保文化創造センター「みほしるべ」)にて薬剤散布等を実施しています。
 関連リンク 三保松原:静岡市 (shizuoka.lg.jp)
●伐倒駆除
 松くい虫に罹患(りかん)したマツを伐採・破砕処理することでマツノマダラカミキリ幼虫を殺虫する。
●薬剤散布
 マツノマダラカミキリ成虫に対して羽化脱出する時期(5月下旬頃)に薬剤散布により殺虫する。
 羽化したマツノマダラカミキリ成虫を薬剤で殺虫し、健全木に対する線虫の感染を防止する。
●予防剤樹幹注入
 健全な松の樹幹部に予防剤を注入し、マツノザイセンチュウの増殖を予防する。

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