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更新日:2026年7月13日
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しずまえ(静岡市の前浜)
「しずまえ」とは、静岡市の沿岸部エリアのこと。静岡市の前浜、略して「しずまえ」です。しずまえには由比漁港、清水港、用宗(もちむね)漁港の3つの港があり、ここで水揚げされるおいしい魚介類は「しずまえ鮮魚」と呼ばれ、地域の水産ブランドとして親しまれています。また、石垣いちごで有名な久能(くのう)や世界文化遺産富士山の構成資産「三保松原(みほのまつばら)」などがあり、海が好きな人にはおすすめのエリアです。

用宗(もちむね)| 駿河区南西部
駿河区南西部に位置する海辺のまち・用宗は、しらす漁で知られる用宗漁港を中心に発展してきたエリアです。JR静岡駅からわずか2駅というアクセスの良さも魅力で、用宗駅を降りると住宅街が広がり、昔ながらの街並みの中にリノベーションされた古民家宿や、おしゃれな飲食店・カフェが点在しています。
新旧が調和する暮らし
地域には古民家や細い路地が多く残り、どこか懐かしい風情を感じられます。一方で、漁港周辺や海岸沿いには新しい店舗も増えており、観光客にも人気のスポットとなっています。駅前には地元に密着したスーパーマーケットがあるほか、しらすの加工・販売店も多く、地元ならではの食文化を身近に楽しめます。
また、広野海岸公園や緑地帯は、散歩や子どもの遊び場として親しまれており、海を眺めながらゆったり過ごせる環境も魅力です。交通はJRや車の利用が便利で、静岡駅方面へのバス路線も運行しています。

海辺ならではのアクティビティと観光
用宗海岸では海水浴のほか、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティも楽しめます。漁港近くの食堂では、漁が行われた日限定で、新鮮な生しらす丼を味わえるのも大きな魅力です。
さらに、天然温泉やみなと横丁、HUT PARK用宗をはじめ、個性豊かな飲食店やカフェが集まり、海辺のおしゃれな観光エリアとして注目されています。フェニックス(カナリーヤシ)が並ぶ海沿いの緑地帯は、ランニングや散歩コースとして地元の人々にも親しまれており、開放感のある景観が楽しめます。


獲れたてのしらすを味わう
毎年春に開催される「用宗漁港まつり」は、しらすを主役にしたイベントで、生しらすの即売が人気を集めます。しらす漁は3月下旬から翌年1月中旬まで行われており、用宗漁港内の漁協直営「どんぶりハウス」をはじめ、周辺の飲食店では新鮮な生しらす丼を堪能できます。


久能(くのう)|駿河区南東部
駿河区南東部に位置する久能は、久能山と駿河湾に挟まれた自然豊かなエリアです。石垣いちごのビニールハウスや無人販売所が点在しています。海を身近に感じながら、ゆったりとした時間が流れる地域です。
久能名物「石垣いちご」
久能は、石垣を利用した独自の栽培方法「石垣いちご」発祥の地として知られています。1月から5月頃にかけては、章姫や紅ほっぺなどのいちご狩りを楽しむ観光客でにぎわいます。海岸線を走る国道150号は「いちご海岸通り」とも呼ばれ、4車線化が進んでいます。近年はカフェを併設したいちご狩り農園も増え、観光地としての魅力も高まっています。久能山・有度山のふもとから海岸に向かって並ぶビニールハウス群は、この地域を象徴する風景のひとつです。輝く駿河湾を眺めながら暮らせる開放感も、久能エリアならではの魅力です。

海と山に囲まれた暮らし
久能エリアの魅力は、なんといっても海の近さです。久能山と駿河湾に挟まれた地域で、潮の香りを感じながら穏やかな時間を過ごせます。
旧道として利用されている久能街道は、地域住民の生活道路でもあり、車同士がゆっくりすれ違うほどの道幅です。沿道には無人販売所も多く、新鮮な野菜を手頃な価格で購入できます。いちご狩りが終わる頃に出回り始める名物の葉しょうがは、味噌やしょうゆ漬けなどで親しまれています。季節ごとの味覚を楽しめるのも、この地域ならではです。なお、バスの本数は比較的少ないため、暮らしには車があると便利なエリアです。

久能山東照宮と1159段の石段
久能山東照宮へは、日本平からロープウェイでアクセスできます。一方で、体力に自信のある方には、久能山下から続く1159段の石段に挑戦するルートもおすすめです。「いちいちごくろうさん」とも呼ばれる石段を登り切った先には、美しい景色と歴史ある社殿が広がっています。自然と歴史、そして海の景観を身近に感じられるのが、久能エリアの魅力です。

三保(清水区南部)
清水区の南部に位置する三保半島で、沿岸部には5kmの松林が続きます。
海を近くに感じる暮らし
小さな半島なので、海に囲まれており、内海・外海ともすぐ近くに海があります。松原と住宅街や高校・大学が近接する地域で、朝夕の三保街道では学生の姿が多くみられます。スーパーの食鮮館タイヨーやマックスバリュがあり日常の買い物には困りません。清水駅方面へのバス路線は、朝夕は1時間に5,6本と比較的充実しています。
砂地を活かしたトマト栽培農家も見られます。また、駿河湾の地下海水を利用し、「三保サーモン」「三保松さば」などの陸上養殖も行われています。

なんと言っても三保松原(みほのまつばら)からの眺め
世界遺産構成資産である「三保松原(みほのまつばら)」と富士山の眺めは絶景です。海風や砂から住宅や畑を守る推定3万本の松林が半島先端沿岸部に続きます。天女が舞い降りたという「天女の羽衣伝説」のある羽衣の松があります。
釣りやはもちろん、SUPやダイビング、ボードセイリングなどのポイントになっており、マリンアクティビティが楽しめます。また、廃線となった国鉄清水港線跡は自転車・歩行者道になっています。


世界遺産構成資産の三保松原を中心に
三保松原の保全活動が盛んです。海岸清掃、松葉かき、それに併せたイベントも開催されています。
毎年10月開催の「羽衣まつり」ではこども能楽のほか、夕闇の中での薪能の舞台は幻想的な世界です。(雨天時は室内上演)


由比・蒲原(清水区北東部)
由比・蒲原は、清水区の北東部に位置し、由比は海と山、蒲原は、加えて富士川に囲まれた、旧東海道の宿場町の面影が残るレトロな地域です。
宿場町の面影を感じながら
街道沿いにレトロな街並みが残り、東海道五十七次の宿場町「由比宿」、「蒲原宿」であった江戸時代の風情を感じられる地域での暮らしができます。新蒲原駅の近くにイオンタウンがある他、地元のスーパーやJA、しずまえ海産物を加工、販売する店舗があります。バスは自主運行バスで、由比地区内の「ゆいバス」と、県道396号の地域内を走る「由比・蒲原病院線」が運行しています。また、車で10分ほどのところに共立蒲原総合病院(富士市)があります。


駿河湾と薩埵峠と富士川に囲まれて
海と山が近く、その間に国道1号バイパス、東名高速道路とJR東海道線と交通の大動脈が通ります。
今も昔も変わらぬ絶景ポイント、興津(おきつ)と由比を結ぶ薩埵(さった)峠からは富士山と駿河湾を一望でき、歌川広重の浮世絵にも描かれています。由比の北端「浜石岳」にはハイキングコースが整備されています。蒲原の「御殿山」は、春には桜色に染まります。
富士川の河川敷にある富士川緑地公園スポーツ広場では各種スポーツができ、休日にはグライダーが飛ぶ姿を見ることができるでしょう。また、富士川河口近くの旧県立庵原高校グラウンド跡地に整備された「トライアルパーク蒲原」では、休日はイベントが開催され、‟何かしたい人“が集まる場所になっています。


桜えびと宿場と
元旦に行われる漁師まちならではの荒々しい「由比のお太鼓祭」に始まり、春は蒲原で「かんばら御殿山さくらまつり」が開催されます。5月(または6月)の「由比桜えびまつり」では、桜えびのかき揚げや水産加工品の販売のほか、漁船の体験乗船もできます。8月の「かんばらまつり」で地元の人たちの踊りの輪に一緒に加わることができるでしょう。10月の「由比街道まつり」、11月の「蒲原宿場まつり&産業フェア」で、宿場まちの雰囲気を味わってください!
由比漁港は、日本では駿河湾でしか獲れない桜えびの水揚げ日本一を誇ります。春・秋の漁期に蒲原の富士川河川敷で行われる「桜えびの天日干し」は、季節の風物詩になっています。



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