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更新日:2024年2月15日
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静岡浅間神社の節分行事
静岡市指定無形民俗文化財 昭和61年1月22日指定
静岡浅間神社の節分祭では、シトミウチ(蔀打ち)と称する特殊神事がおこなわれます。蔀うちとは、梅と柳の枝を一本ずつ束ねたオニヤラボウ(鬼やらい棒)で板を叩き、大きな音を拝殿内に響きわたらせることで、邪気を退散させる行事です。江戸時代の地誌『駿国雑志』にも記録がみられ、それによれば、古くは浅間神社でシトミウチが始まると、周辺の家々でも戸を打ち鳴らしていたようです。
平成16年からは、浅間神社の境内に鬼の文字が墨書された板塀が設置され、一般の参加者もシトミウチを体験できるようになりました。
シトミウチを終えると恒例の豆撒きも実施されます。
基本情報
【保存団体】静岡浅間神社
【実施日】2月3日
【会場】静岡浅間神社(葵区宮ヶ崎町)
【アクセス】バス「安倍線」「赤鳥居」下車