静岡市文化財保存活用地域計画の策定状況

『静岡市文化財保存活用地域計画』は、文化財を将来に継承するための保存と活用について、文化財の所有者や文化財行政分野だけでなく、まちづくりや観光などの行政分野、市民団体等が連携して取り組むための方針や措置を定める法定計画です。

この計画について、皆さんに広く知っていただくため、随時、計画策定の状況をお知らせします。

計画策定の概要

令和4（2022）年度から3ヵ年で作成し、令和6（2024）年度に文化庁長官による認定を目指します。

学識経験者、文化財所有者、商工・観光関係団体、市民代表、静岡県による懇話会を設置し、計画策定にあたって目を向けるべき文化財やその保存と活用などについて、各分野からの意見をいただきます。

令和4年10月20日（木曜日）に、第1回静岡市文化財保存活用地域計画策定懇話会を開催しました。

令和5年8月30日（水曜日）に、第2回静岡市文化財保存活用地域計画策定懇話会を開催しました。

令和6年1月11日（木曜日）に、第3回静岡市文化財保存活用地域計画策定懇話会を開催しました。

本市の文化財の重要事項を審議するため、各分野の専門家により構成する附属機関です。この計画は、文化財の保存と活用に関する重要なものであるため、計画案について文化財保護審議会に報告し、審議会の意見を徴取し、作成します。

計画策定に当たり、市内で文化財の保存や活用に取り組んでいる団体からヒアリングを行うほか、市民ワークショップを開催します。この取り組みにより、計画策定のための意見聴取だけでなく、計画策定後の実施体制の構築にもつなげます。

計画策定業務を支援する事業者をプロポーザル方式により決定しました。（令和4年10月10日（金曜日）結果公開）

令和5年6月24日（土曜日）、令和5年7月29日（土曜日）に蒲原地区の文化財の保存活用に係るワークショップを開催しました。

令和5年9月10日（日曜日）、令和5年10月22日（日曜日）に静岡市の伝統工芸に係るワークショップを開催しました。